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印刷2013/06/26 12:54

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GREEの新作TCG「ジーククローネ」の発表会をレポート。スマートフォンを使ったユニークなルールに注目

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 グリーエンターテインメントは2013年6月25日,新作トレーディングカードゲーム「ジーククローネ」の発表会を開催した。

 ジーククローネは,人気ゲームやアニメなど,複数作品のカードを自由に組み合わせて戦えるのが特徴となっているトレーディングカードゲーム。第1弾「聖戦ケルベロス」と第2弾「進撃の巨人」が発表されたほか,スマートフォンとの連携も明らかにされた発表会の模様をお届けしよう。

会場内には,美麗なイラストが描かれたカードが多数展示されていた
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カードの元となったイラストの展示も。好きな絵師のカードを収集することも,TCGの楽しみ方の1つだ
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 最初に登壇したのは「ジーククローネ」のプロデューサーである原田考多氏。原田氏は「3月に発表させていただいてから,ようやく発売までこぎつけることができました」と,ジーククローネが世に出る喜びを語った。

 続いて,ディレクターを務める井上智代氏が登壇し,ジーククローネの概要と,第1弾「聖戦ケルベロス」の内容を紹介した。
 井上氏は,好きなアニメやゲームのカード1シリーズだけを使うのはもちろん,今後参戦するタイトルのカードと組み合わせて遊ぶことも可能となっているジーククローネの魅力をアピール。ゲームシステムについても「グリーらしさとも言えるライトな感覚を持ちながら,深みのある戦略や心理戦,さらに一発逆転へのワクワク感も持ち合わせております」と自信を見せた。

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「ジーククローネ」プロデューサー 原田考多氏
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「ジーククローネ」 ディレクター 井上智代氏

 「聖戦ケルベロス」は,スターターデッキである「紅蓮の戦乙女」「翠明の天使」が6月27日にそれぞれ1300円(税込)で発売。その後,ブースターパック「創世の神判」が7月25日に発売予定となっている。創世の神判は1パック(7枚入り)が315円(税込),20パック入りのBOXが6300円(税込)だ。

 発表会ではルールの解説も行われたが,ここでは,本作の特徴的なシステムである「チャージ」「逆転登場」について紹介しよう。
 まずチャージは,ターンの最初に,山札から裏向きのまま4枚(先攻1ターン目のみ3枚)を,アクションエリアと呼ばれる場所に「リソース」として移動するもの。プレイヤーはこのリソースからのみ,手札の補充(2枚以上も可能)やカードのプレイに必要なコストの支払い(必要枚数分のカードを山札に戻すこと)を行う。
 リソースはターンを終了しても持ち越されるため,あえて使用せずにためておくことで,手札を一気に増やしたり,強力なキャラクターやスキルを使うことができるようになる。

 もう1つの逆転登場は,ダメージ処理のときに発生するもの。ジーククローネでは相手からダメージを受けたときに,山札から上2枚のカードを公開する。そのうち任意で選んだ1枚は受けたダメージとしてダメージエリアに移動するのだが,もう一方のカードがスキルカードだった場合は手札に加えられ,キャラクターカードだった場合はなんとノーコストで場にそのキャラクターを登場させられる。ここで強力なキャラクターを引くことができれば,不利な戦況をひっくり返すことができるというわけだ。

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 上で紹介した「チャージ」や「逆転登場」は。ジーククローネの基本となる「スタンダードルール」の要素だが,本作には,スタンダードルールに「ジークヘルトカード」という特殊なカードが加わる「ジークヘルトルール」という遊び方もある。

 「ジークヘルトカード」はキャラクターの強化や手札の補充といった強力な能力を持ち,デッキの主軸となる強力なカードなのだが,これはリアルカードでなく,スマートフォンに表示させるデジタルカード。しかも,そのカードデザインや能力を後述するアプリでカスタマイズできるという。さらに,プレイヤーがダメージを負ってピンチになるほどに,更なる力を解放していくという特性もあるとのことで,ジークヘルトルールでの戦いは最後まで気を抜けないものになりそうだ。

自分だけの「英雄」を創造して戦うジークヘルトルールが本作の醍醐味
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 発表会の最後には,原田氏よりジーククローネの今後の展開が説明された。
 そこで紹介された「聖戦ケルベロス」に続く第2弾のタイトルは,原作漫画と放映中のTVアニメ共に話題となっている「進撃の巨人」。9月の発売が待ち遠しいタイトルだ。

 また,原田氏は,プレイヤーをサポートする環境づくりに注力すると示唆。ジーククローネに特化した計算機能や,前述した「ジークヘルトカード」のクリエイト機能を備えたスマートフォン用アプリ「DUEL SUPPORTER」のリリースや,専任スタッフチームによるティーチングイベントの開催などを明らかにした。
 「DUEL SUPPORTER」は7月1日に配信開始だが,「ジークヘルトカード」のクリエイト機能は秋のアップデートで実装される予定。ティーチングイベントの詳細は今後公式サイトに掲載されていくとのことだ。

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 発表会終了後には,ジーククローネの体験会が実施され,筆者も最初はチャージシステムに少し戸惑ったものの,すぐに慣れて駆け引きを楽しむことができた。

 リソースを使って手札を充実させた後,アシスト(攻撃キャラクターへの支援)をするのか,低コストのキャラクターを複数登場させるのか,高コストのキャラクターを活躍させるか,といった感じの選択が必要になるうえ,相手がリソースをどのように活用するか,という要素も絡んでくる。そんな分かりやすくも奥深い心理戦が,ジーククローネの楽しさだと感じた。

 さらにここへ自分好みにカスタマイズできる「ジークヘルトカード」が加われば,戦略の幅はかなり広がりそうだ。人気ゲームやアニメが題材になっているということで,これまでトレーディングカードゲームをプレイしたことのない人にも,ぜひ触ってほしい作品だ。

「ジーククローネ」公式サイト

  • 関連タイトル:

    ジーククローネ

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