連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第412回「男色ディーノにとってゲイムの何が面白いのか2017」
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ついに2017年ですね! まだ新年を迎えた気になれないのは,ひとえにこれ書いてるのが2016年だからじゃないかな! それでもこれを読んでいる人にとっては関係ない! 年があけたんだから,おめでとうございます!
ええ,ここまででもその片鱗がうかがえると思うんだけど,私のポリシーの一つに“困ったらとりあえず勢い”ってのがあってね。プロレスで困った状況に追い込まれたら,とりあえず声を張り上げてテンションを上げるのよ。世に言う逆ギレってやつなんだけど。そうすると,意外と何とかなったりすることもある。当然,何ともならないときもあるけど。
ただ,困ったときにこうするっていう自分の中のルールが準備できていれば,何があってもたいてい開き直れるわよね。ではなんで今困っているかというとですね,年末年始で書くことがないってことなのですよ。お盆と正月とゴールデンウィークあるあるではあるんだけどね。
なので。今回は開き直って「男色ディーノにとってゲイムの何が面白いのか2017」をお届けできれば,と。ち,違うんだから! 昨年最後の連載で書いたはいいがお蔵入りになった原稿を手直しして新年一発目の原稿に当てたんじゃないんだから!
というわけで,本題をば。
そもそもだけど私はこの連載を通して,ゲイムの面白さを少しでも多くの人に伝えられればいいなと思っているのね。ただね,無理をしてもらおうとは思っていないの。これに関してはプロレスもそうなんだけど。見てはほしいけど,無理はしてほしくない。これは,私のエンターテイメントに対するスタンスがそうだから。
ゲイムもプロレスもほかのエンターテイメントも,絶対に生活に必要なものではない。あくまで人生を豊かにするものという位置付けなわけ。少なくとも私にとっては。だから,エンターテイメントを選ぶときには自分の選択でチョイスしてほしいの。
それを前提に,私としては「世の中にはこんな面白いものがあるよ。知らないなら知ってみてもいいんじゃないかな?」ってスタンスで紹介していつるもり。プロレスもゲイムも。だから,この連載ではできるだけ「このゲイムをプレイしたらこんな気持ちになりましたよ私は」って部分を語るようにしているのね。ま,ゲイムシステムがどうで,ストーリーがどうで,声優さんは誰が起用されていて……って部分については,さほど詳しくないから述べられないっていうのもあるけど。
ただ一つ確かなのは,私がゲイムに求めているのは“そのゲイムをプレイすることでどういう体験ができるか”に尽きるのよね。突き詰めると,ゲイムって現実逃避の場だと思うし。だから,それを伝えられればいいなと思っているの。
やや難しくなったから,頭をまっさらにして順序立てて考えてみましょう。
- (1)私にとって一番重要なことは“人生を楽しむこと”。
- (2)では,何を楽しいと思うのか。
- (3)ゲイムをプレイしてる時間が楽しい。
- (4)だからゲイムをプレイする。
こういう感じなわけ。
(1)はまあ,私に限らず基本的にみんなそうなんじゃないかしら。(2)も,(1)を遂行するためには必要なプロセスよね。問題は(3)。ここが人によって変わってくる。ゲイムだという人もいれば,ほかのことの人もいるわよね。私としては,ここを刺激して(4)に導きたいの。「ゲイムもあるよ」「プロレスも楽しいよ」と。
人生で楽しいことはいくらでもあるわ。その中の一つとして,ゲイムとプロレスをオススメしたいわけ。で,この連載では「ゲイムもあるよ」の部分を主に伝えたい。具体的に言えば,このゲイムのこういう部分が楽しいよ,と。私はプレイして楽しかったから,読んでる人も試してみてはどうでしょう? っていう。
だから,私の連載は「ゲイムヒヒョー」ってタイトルだけど,厳密には批評ではないのよね。基本的には楽しいゲイム,ゲイムの楽しい部分しか紹介しないから。ま,タイトルに関しては語感を大事にしたいだけってことで。
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開き直ってみたけども,最初に言ったでしょ。人間,追い詰められたら勢いだ,と。開き直りだ,と。繰り返すわ。ゲイムってね,面白いの。いろんな体験ができるから。私がゲイムから学んだことは数多いわ。それこそ,プロレスに生かしていることも。
剣豪や巨匠がよく言う,「私の師は森であり,山であり,この世にある森羅万象である」的なセリフ,20歳の私だったら「ヤベー奴がいるぞ達人ぶりやがって」って思うんだけど,ほぼ40歳の私なら少しだけ分かるわ。要は,学ぼうと思えば何からでも学べるってこと。ゲイムから学べる人だっているし,学ぼうとしない人だっている。
月並みなケツ論だけど,学ぶも楽しむも自分次第ってこと。ゲイムはとくに,ちゃんと面白いように作ってくれてるんだから。ま,現実的にゲイムはお金がかかることなので慎重になるのは分かるけども。ともかく,ゲイムの優位性は“いろんな経験ができる”ってことなんじゃないかしら。その中でどう楽しむか,どう学ぶか。
結局,男色ディーノにとってゲイムの何が面白いのか2017の答えとしては,「ゲイムは師であり友であるから面白い2017」であると言えるでしょうね。
……この答えだけ見たら,ほぼ40歳の私でも「ヤバい奴がいる」って思っちゃうなコレ。でもまあ,実際そうなんだからしょうがない。ヤバい奴でもいいじゃない。だって人間だもの。2017年もいろんな体験を伝えられればいいなと思ってます。そんな感じで今週はこのへんで。今年もよろしく。
今週のハマりゲイム
(文字通りゲイムスロットにハマっているゲイム)
PlayStation 4:「ウイニングイレブン 2017」
PlayStation 3:特殊なDVD ※死亡確認→復活予定
PlayStation Vita:「シヴィライゼーション レボリューション 2+」
PSP:「サモンナイト5」
Wii U:「Splatoon(スプラトゥーン)」
Wii:「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」
ニンテンドー3DS:「ポケットモンスター サン」
Xbox 360:「剣の街の異邦人 〜白の王宮〜」
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