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ASUSTeK,「MHF」推奨のゲーマー向けノートPC「G1S」を発表
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“GPUを搭載しただけ”ではなく
一からデザインされたゲーム用モデル
G1Sが持つ最大の特徴は,「単独の製品としてデザインされている」点にある。
ゲーム用,ゲーマー向けを謳うノートPCの多くは,言ってしまえば「PCメーカー向けに販売されている汎用筐体へ,GPUを搭載した製品」で,スペック以外の仕様,とくに外観はどこも似たり寄ったりになりがちである。汎用筐体を採用することによって安価になる側面もあるので,一概に否定するべきものではもちろんないのだが,デザインという意味では,没個性になる傾向が強い。
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スペックの詳細は本稿の最後に示したが,主立ったところは以下のとおり。
- CPU:Core 2 Duo T7500/2.20GHz(L2キャッシュ4MB)
- チップセット:Mobile Intel PM965 Express
- メインメモリ:PC2-5300 DDR2 SDRAM SO-DIMM 1GB×1(空きスロット1)
- GPU:GeForce 8600M GT(グラフィックスメモリ256MB,TurboCacheにより最大512MB)
- HDD容量:120GB(回転数5400rpm)
- 有線LAN:1000BASE-T
- 無線LAN:IEEE 802.1a/g/n(※nはドラフト)
- OS:Windows Vista Home Premium(32bit)
- ディスプレイ:15.4インチワイド液晶,解像度1440×900ドット
- キーボード:日本語89キー
- バッテリー駆動時間:約2.17時間
- サイズ/重量:354(W)×284(D)×36〜41.6(H)mm/3.25kg
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ASUSTeKによれば「標準状態で『ロスト プラネット エクストリーム コンディション』のフレームレートは20fps超」とのことで,妥当なスコアが出てはいるようだが,実際にPCとしての快適さを求めようと思うと,別途1GBのSO-DIMMを購入するといった対応がエンドユーザー側に求められるのではなかろうか。
なお,このほか気になる液晶のスペックは「確認中」(ASUSTeK)とのこと。応答速度など,ゲームプレイに当たって気になる情報が明らかになるには,少々時間を要しそうだ。一方,本体底面に用意された内蔵スピーカーにこれといった特徴はないようで,実際に聞いてみても,よくある「ノートPCの音」だったことを付記しておきたい。
![]() 外部インタフェースとしてデジタルYCbCr&RGB(HDMI)とeSATAをサポート |
![]() サウンド入出力端子&ExpressCardスロットは本体右側面にまとめられている |
![]() 130万画素のWebカメラを液晶ディスプレイ部に内蔵 |
![]() 本体底面。写真手前側の両サイドに見えるスリットがスピーカーだ |
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なお,ASUSTeKはG1Sと同じタイミングで「GeForce 8400M G」を搭載し,セミモバイル向けとされる「W7S」2モデル「W7Sブラック」と「W7Sホワイト」も発表した。こちらは特別にゲーマー向けというわけではないので紹介に留めるが,G1Sと同じタイミングで発売される予定とのことなので,興味のある人は下に示したスペック表を参考にしてほしい。
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![]() G1Sのスペック表(※クリックすると別ウインドウで拡大したものを表示します) |
![]() W7Sのスペック表(※クリックすると別ウインドウで拡大したものを表示します) |
- 関連タイトル:
モンスターハンター フロンティアZ
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