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AMD,「Catalyst 14.7 RC3」公開。14.7公開候補版の刷新で4Kディスプレイ対応を強化
対応OSは32/64bit版Windows 8.1&7で,Windows 8は非対応。すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してほしい。
→Catalyst 14.7 RC3(305MB)
「Display Driver」のバージョンは14.
AMDはそれに合わせて,接続にはDisplayPort 1.2 HBR2(HBR2:High Bit Rate mode 2)準拠で全長2m以下のDisplayPortケーブルを利用するように呼びかけているので,Radeon搭載環境を4Kディスプレイと接続している人は手元の環境をチェックするといいかもしれない。
そのほか,Catalyst 14.7 RC3のアップデート内容は本稿の最後にまとめたが,基本的には小粒なアップデートと述べていいように思われる。AMDは,β版や公開候補版ドライバの導入をゲーマーに推奨する一方,現状渡しの無保証版とする姿勢も崩していないので,導入する場合は自己責任を肝に銘じてもらえればと思う。
#### 以下,英文リリースハイライトまとめ ####
●Catalyst 14.7 RCの対応製品
- Radeon R9 290・280・270シリーズ
- Radeon R7 260・250・240シリーズ
- Radeon HD 7900・7800・7700シリーズ
- Radeon HD 6000シリーズ
- ATI Radeon HD 5000シリーズ
- Radeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7000Mシリーズ
- Radeon HD 6000Mシリーズ
- ATI Mobility Radeon HD 5000Mシリーズ
※本ドライバのリリース後に登場したノートPCと,東芝製およびソニー製,パナソニック製ノートPCは対象外
●Catalyst 14.7 RC3における性能向上
- シングルGPUおよびマルチGPU構成環境における,「Lichdom」向けの性能引き上げ(※具体的な性能向上率は明らかになっていない。原文は「Lichdom: Single GPU and Multi-GPU performance enhancements」)
- シングルGPUおよびマルチGPU構成環境において,「Watch_Dogs」のゲームプレイがより滑らかになるよう拡張(※具体的に何を行ったか,何がどう滑らかになるのかといった部分は明らかになっていない。原文は「Watch Dogs: Smoother gameplay on single GPU and Multi-GPU configurations」)
●Catalyst 14.7 RC3の新要素
・4Kディスプレイ対応の拡張
- 4Kディスプレイ接続時の性能を引き上げ,画面のちらつきを低減すべく,ディスプレイインタフェースを拡張。対象GPUはRadeon R9 290シリーズとRadeon HD 270シリーズ,Radeon HD 7800シリーズ
※このアップデートを適用しても,依然としてケーブルの品質が4K接続時の性能に影響を与える可能性があるとのこと。AMDはDisplayPort 1.2 HBR2認証済みで,全長2m以下のケーブルを用いるよう推奨している
・CrossFireの拡張
- 「Wildstar」用のCrossFireプロファイルを追加
- 関連タイトル:
AMD Software
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