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[韓国ゲーム事情#340]ストリートバスケ「Free Style」人気沸騰
ストリートバスケットボールゲーム「Free Style」が人気爆発(2005/5/6)
Text by Kim Dong Wook特派員
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この人気により,"カジュアルスポーツオンラインゲーム"という市場が,一気に開いてしまった。
Free Styleは,ストリートバスケットボールとHip-Hopを融合した"Hiphoop"をコンセプトに,若者文化をうまく取り入れたゲーム。
キャラクターの種類が男女に分かれているのはもちろんのこと,センター,ガード,フォワードといったポジションの選択,そしてヘアスタイル,体型,服装,アクセサリなどを自由にカスタマイズできるのが特徴。
レベルを上げることで,Lay-up shootからWind Mill,Finger Roll,Alley-oop Dunkといった派手な大技を使えるようになるあたりは,実際のバスケットボール経験者だけでなく,NBAなどのファンにとっても,楽しめる要素だ。
操作は,FPSでお馴染みのW / A / S / Dという四つのキーと,方向キーだけですべての動作を行えるというシンプルなものが採用されている。また,一試合が5分(3 on 3の場合)と短いために遊びやすく,ゲーム自体を覚えやすい。
ネットワークを通じて3人編成のチームを作ることができるので,チームワーク次第で強い相手にも勝ち目が出てくるあたり,協力プレイが得意な日本のゲーマーにも受け入れられそうだ(井上雄彦の名作コミック「スラムダンク」にはまったことのある人なら,かなり興味をそそられるのではないだろうか)。
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JC Entertainment社の広報担当者は,「Free Styleは2005年4月末現在,プレイヤーの約50%が10代で,20代が25%,そして30代以上が25%となっている。3月25日からアイテム課金方式による正式サービスをスタートしたが,オープンβテスト時よりも,プレイヤー数が増えるという珍しい状況だ。これはおそらく,10代のプレイヤー達が現実には触れにくいミリタリーファッションやレゲエ風のヘアスタイル,イアリングやタトゥーなどの多彩な有料アイテムが好評を博しているからだろう」と,語っている。
同ゲームの総括プロダクト・マネージャーMoon,Young Tae氏は,「(本物のストリートバスケットボールは)サッカーや野球に比べ,人気がないジャンルではあるが,サッカーや野球をオンラインゲーム化した場合,プレイヤーがボールを持っている時間がとても少ない(ボールを持っていないプレイヤーは物足りなく感じる)。バスケットボールは,プレイヤーがボールを持っている時間が長いスポーツで,その中でも3 on 3のストリートバスケットボールはとくにボールを持っている時間が長いから,オンラインゲームに最適だと判断した」と,ストリートバスケットボールをゲーム化した理由を明かしてくれた。
Free Styleの持つ世界観には,日本の若者達の間でも人気が高いものが多く含まれているため,日本でも成功しそうに見える。そこで,Moon, Young Tae氏に日本でのサービス予定についてたずねたところ,「中国と日本のメーカーから,かなり多くのオファーを受けているが,韓国でのサービスをある程度安定させてから,海外に目を向けたい。だが,計画通り韓国でのサービスが安定すれば,年内にも中国,日本,台湾の順にサービスを供給できるだろう」と語ってくれた。
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フリスタ!ソウル -Street Basketball-
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