アラリオは本日(3月13日),MMORPG「
プリストンテール」(Priston Tale)の
日本サービス独占ライセンス契約を,開発元である韓国のYedang Onlineと締結したことを明らかにした。
サービスの開始は4月上旬の予定で,現在はローカライズと最終調整作業が行われているという。正式サービス時の課金方式は,基本プレイ料金無料のアイテム課金制となる予定。
本作は,2002年7月にツイムネットによって日本でのサービスがスタートしたものの,2003年にツイムネットが破産。同年5月から日本モリアによる運営体制に移行するも,2006年2月に日本モリアからシーアンドシーメディアへ運営が移管された。そして2008年1月には,
シーアンドシーメディアでのサービスも終了したという,いわく付きのタイトルである。
日本でのサービス終了後,日本のプレイヤー向けにYedang Onlineが運営するグローバルサーバー(英語版)に,日本語サーバーが設置され,そちらへの
キャラクター移行などは行われていたが,サポートなどに関しては心許ない状況が続いてきた。
アラリオによる日本サービスでは,グローバルサーバーからのアカウント移管も行われる予定となっている。既存プレイヤーは,これまでよりも安心して,日本語でのサービスを楽しめることになりそうだ。
プリストンテールは,低スペックのPCでも楽しめるフル3DのMMORPG。攻城戦やインスタンスダンジョンシステムなど,MMORPGならではの要素は一通り備えている作品で,オンラインゲーム経験の長い人の中には,本作が初めてのMMORPGだったという人も少なくないだろう。
現在本作は,前述のグローバルサーバーに加え,韓国,中国,ベトナム,ブラジル,北米,アルゼンチンでのサービスが行われており,合計350万人がプレイしているという。