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総勢40人のゲームクリエイターに聞いてみた「2009年の注目タイトル」と「2010年の抱負」
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印刷2009/12/28 19:59

企画記事

総勢40人のゲームクリエイターに聞いてみた「2009年の注目タイトル」と「2010年の抱負」



※写真は「逆転検事」インタビュー時のものです
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カプコン

江城元秀氏


<質問1>自身が制作に携わった最新タイトル
まずご紹介したいのが、現在好評発売中のNDS用ソフト『逆転検事』です。逆転シリーズの新たな形として、舞台を法廷から事件現場へと移し、天才検事“御剣 怜侍”を主人公とした推理アドベンチャーゲームで、御剣のクールな推理を体験できる“ロジックモード”をはじめ、事件現場の矛盾に証拠品をつきつけ真相を追及するなど、逆転裁判とは一味違った新たな推理が楽しめます。もちろん容疑者とのアツい“対決”シーンもありますので、シリーズファンはもちろん、全てのアドベンチャーゲームファンの皆様に、自信を持ってお勧め出来る1本です。
もう1本、2010年発売予定のNDS用ソフト『大神伝 〜小さき太陽〜』をご紹介したいと思います。こちらはPS2およびWii用として発売中の『大神(おおかみ)』の世界を受け継いだ完全新作で、子供の白狼“チビテラス”となって、“相棒”と呼ばれる子供たちと共に、二人で協力しながら様々な謎や仕掛けを解き、行く手を阻む妖怪たちを退治しつつ世界に自然と平和を取り戻す、アクションアドベンチャーゲームとなっております。特に、ゲームの世界に直接画を描いて奇跡を起こす“筆しらべ”というシステムが特徴で、NDSのタッチスクリーンを活かし、より直観的になっておりますので必見です!簡単なボタン操作で連続技が繰り出せる、爽快感たっぷりの戦闘シーンなど、『大神(おおかみ)』ファンはもちろん、全てのアクションゲームファンに楽しんで頂けるように制作しておりますので、どうぞご期待下さい!!

「逆転検事」
(c) CAPCOM CO., LTD. 2009 ALL RIGHTS RESERVED.
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「大神伝 〜小さき太陽〜」
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
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<質問2>プライベートでよくプレイするゲームジャンル
海外で制作されたFPSやTPSを良くプレイします。最近では、コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2にハマってました。後は、国内・海外を問わずアクションゲームを良くプレイします。

<質問3>この1年に発売された中から個人的に注目したタイトル
「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」PS3)[ソニー・コンピュータエンタテインメント]

圧倒的なグラフィックはもちろん、まるで映画の中の主人公を操作しているようなインタラクティブ感覚には、ゲームの新たな可能性を感じさせられました。日本語のフルボイスによるローカライズも素晴らしかったですね。

「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」NDS)[スクウェア・エニックス]

据置機から携帯機にハードが変わって、どのようにユーザーが広がるのか非常に注目していました。すれ違い通信による遊びや追加クエスト配信など、いかにユーザーを飽きさせないようにするかを考えた内容は、同じ携帯機でゲームを開発している身として、とても勉強になりました。

「Dead Space」PS3/X360)[Electronic Arts]※日本未発売

個人的にホラーアドベンチャーが好きなので、注目してました。実際プレイしてみると、英語が分からなくてもゲームが進められるほど親切なナビゲーションシステムをはじめ、世界感とゲーム性が非常に上手くマッチされた印象深いタイトルでした。

<質問4>2010年に向けての抱負
まずは2010年発売予定の、『大神伝 〜小さき太陽〜』に注力して行きたいと考えています。NDSの性能をフルに活かして、携帯機ならではの『大神(おおかみ)』の世界を表現するために、ディレクターを筆頭に開発チーム一丸となって制作しておりますので、どうぞご期待下さい。プロモーションとしても、ファンの皆様に喜んで頂けるような面白い仕掛けを考えたいと思っています。また、『逆転検事』に関しても、何かファンの皆様へ発表出来たら良いなと考えておりますので、今後の『逆転』シリーズの動きにも是非ご注目下さい!今年もゲーム業界を取り巻く環境は目まぐるしく変化して行くと思います。そんな中でも自分の立ち位置を見失わず、より面白いゲームをより沢山の皆様へお届け出来るよう頑張りますので、今後ともよろしくお願い致します!!


※写真はPC版「バイオハザード5」先行体験会時のものです
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カプコン

川田将央氏


<質問1>自身が制作に携わった最新タイトル
まずはPS3とXbox 360で発売になりました「バイオハザード5」をお勧めします!
アフリカの地で繰り広げられるバイオテロに対抗するためにクリス・レッドフィールドの戦いが再び始まります。新たなパートナー、シェバ・アローマの協力のもと宿敵ウェスカーとの再会が意味するものは果たして…。マジニと呼ばれる殺戮集団、脅威の生命力を誇る異形生物ウロボロス、B.O.W.は新たな脅威を呼び起こします。シリーズ初のCo-opプレイなどシステム的な進化やハードの能力を発揮したグラフィックなど、シリーズ最新作の醍醐味をぜひ体験してください!
さらには2010年Wiiで発売される「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」では「バイオハザード2」「バイオハザード コード:ベロニカ」のシナリオを収録しつつ、新たに南米を舞台にしたオリジナルシナリオ「オペレーション・ハヴィエ」でレオンとクラウザーが新たにチームを組んでプレイヤーとして活躍します。こちらもご期待ください!!

「バイオハザード5」
(c)CAPCOM CO., LTD. 2009 ALL RIGHTS RESERVED.
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「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
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<質問2>プライベートでよくプレイするゲームジャンル
最近は海外の話題のゲームをプレイすることが多いですね。あまりジャンルにこだわっているわけではないですが、やはりアクションが多いでしょうか。最近の海外ゲームで秀逸だと思うのは、じぶん程度の英語力でもゲームの進行が可能なくらい、ユーザビリティが良いことだと思います。とはいえ日本版が出ることに越したことはないのですが…。

<質問3>この1年に発売された中から個人的に注目したタイトル
「デッドスペース エクストラクション」Wii)[エレクトロニック・アーツ]

オリジナルのDead Spaceがあまりにも良くできていたので、Wiiというハードで、ガンシューティングになるとどうなるか非常に注目していました。映画「エイリアン」を超える重苦しい空気感や独特の世界観などはそのままに、レールガンシューとして様々なチャレンジを施していた秀作だと思います。

「PROTOTYPE」PS3/X360)[Activision Blizzard]

フリーダムな残虐アクション。ビルの壁を側面から駆け上がり、華麗な空中戦を行う様は独特の壮快感を感じました。モブで登場する一般人が木端微塵になる作りこみなど突き抜け感は魅力なれど、日本版が発売される日は来ないか…。

「アサシン クリードII」PS3/X360)[ユービーアイソフト]

前作は中世の暗殺舞台の歴史物語…と思っていたらSF要素満載の落下かくれんぼアクションで、良い意味で裏切られました。明らかになっていない謎を含めて、さらに作りこまれた今作には多大な期待をしています。

「BAYONETTA(ベヨネッタ)」PS3/X360)[セガ]

世界の神谷英樹ディレクションの注目作。独特の世界観の構築はさすがだと思いました。キャラクターの魅力とベルトアクションにも似たゲーム進行の把握のしやすさは、アクションが苦手な人にも手に取りやすい細やかな配慮が施されています。いちど聞いたら忘れられない印象的なBGMもおすすめです。

「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2」PS3/X360)[スクウェア・エニックス]

販売本数やテロリストステージなど話題にこと欠かない今年最大の注目作。なぜ
このゲームが注目されるのかといえば、このゲームがModern Warfare2だからという当たり前の結論に至るわけです。

<質問4>2010年に向けての抱負
上を見上げたときゲームの世界の進化は他のメディアと違って、いまだ進化しつづけていると感じた2009年でした。2年先を見ていないと取り残されてしまう恐ろしい業界ですが、裏を返せばそれだけ夢を見ることができる業界だとも言えます。
横を見渡せば見えない壁に囲まれているかのような、なんとも言えない窮屈さを感じました。この壁をひとつひとつ撤廃していくことで、様々な可能性が見えてくるのかなと感じています。既存の価値観に縛られない柔軟な感性をもっと育みたいと考えています。
自分を見つめなおしたときに、「時間がない」という理由から疎かにしていたことが多々ありました。まずは拾うことができていないものを、手に届くところから丁寧に拾っていきたいと考えています。


※写真は東京ゲームショウ2009「バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ」ステージ時のものです
画像集#130のサムネイル/総勢40人のゲームクリエイターに聞いてみた「2009年の注目タイトル」と「2010年の抱負」

カプコン

鈴木美穂氏


<質問1>自身が制作に携わった最新タイトル
2010年2月18日に、PS3『バイオハザード5 Alternative Edition』が発売予定です。
『バイオハザード5』本編に加え、語られなかった2つの新エピソードや、追加コスチューム、参加キャラクターを一新した「ザ・マーセナリーズ リユニオン」……と、盛りだくさん&お得な1本に仕上がっています。
特に、両方のエピソードで操作可能な「ジル・バレンタイン」ファンの皆さまには、ぜひ! 遊んでいただきたいですね。
過去の悲痛な出来事、本編クライマックスの裏側で起こっていたドラマ、そのすべてが大きなうねりとなってバイオハザード5の世界を彩ります。
追加コンテンツ部分はPS3/Xbox 360のダウンロードコンテンツとしても展開しますので、お好きな方法を選んでくださいね。
既に『バイオハザード5』をプレイされた方にも、これからの方にも、楽しんでいただける要素満載です!

「バイオハザード5 オルタナティブ エディション」
(c)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
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<質問2>プライベートでよくプレイするゲームジャンル
アドベンチャー

<質問3>この1年に発売された中から個人的に注目したタイトル
「バイオハザード5」PS3/X360)[カプコン]

あんなに必死に生き延びることを考えたのは久々です。
緊張感が快感に変わったのはどれくらいのタイミングだったか……。
どんなに死んでも心が折れなかったのは、Co-opプレイによる絆のおかげです。

「ラブプラス」NDS)[KONAMI]

この秋、間違いなくバイオ5AE開発チームを席巻したタイトルです。
周りに次々彼女ができるのが羨ましくて、買いました。
あのメール返信が来るまでの間はリアルすぎです。
気になるメールは即レスすべきか間をおくべきか、こっちもリアルに考えます。

<質問4>2010年に向けての抱負
2010年2月18日には、いよいよPS3『バイオハザード5 Alternative Edition』が発売します。
皆さまに無事お届けできるよう、引き続き精進してまいりますので、2010年もよろしくお願いいたします。


※写真は「PlayStation Awards 2009」時のものです
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カプコン

竹内 潤氏


※<質問3><質問4>のみ回答いただきました。


<質問3>この1年に発売された中から個人的に注目したタイトル
「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2」PS3/X360)[スクウェア・エニックス]

今年の最後に素晴らしいソフトに出会えました。ボリューム、作り込み、共に驚嘆の出来栄えです。

「Forza Motorsport 3」X360)[マイクロソフト]

車で走る。といった基本的な遊びをとても丁寧に昇華していて、ズルズルと何時までも遊んじゃいます。

「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」NDS)[スクウェア・エニックス]

もはや寅さんなのか・・・遊ぶと安心できる数少ないソフトでした。

「トモダチコレクション」NDS)[任天堂]

任天堂の持つ「間」というか、独特の色を持ったタイトル群は、ちょっと真似できない凄さがあります。

「ラブプラス」NDS)[KONAMI]

明らかにカプコンの開発進捗に影響を与えたタイトルです。女の子同士の会話は少し背筋が寒くなりました。

<質問4>2010年に向けての抱負
シンプルに・・・
おまたせして申し訳ございません。
来年は確実に「ロストプラネット2」出しますので、よろしくお願いいたします!


※写真は東京ゲームショウ2009「ゴーストトリック」ステージ時のものです
画像集#104のサムネイル/総勢40人のゲームクリエイターに聞いてみた「2009年の注目タイトル」と「2010年の抱負」

カプコン

竹下博信氏


<質問1>自身が制作に携わった最新タイトル
お伝えしたいタイトルは、2つあります。
まず1つは、Wiiウェア、Xbox360 Live アーケード、Playstation Storeの『ロックマン10 宇宙からの脅威!!』です。実は前作も担当しています。「9」での8bitテイストは大好評だったのですが同時に難しい!という声も多く頂きました。ですからシリーズとしては初となる、イージーモードを用意します。歴代のシリーズと比べると、ありえないくらいやさしくなっていると思います。アクションゲームが苦手な人でも、頑張ればクリアできるレベルではないかな、と思います。今まで断念してきた人にとっては、初めて自分でエンディングを見れるチャンスかも知れませんよ。

もう一つは、ニンテンドーDS『ゴースト トリック』です。逆転裁判シリーズを手掛けた巧ディレクターを中心に、完全新作のミステリーゲームを制作する事になりプロデュースを担当しています。このゲームでは、まず巧ディレクターのシナリオに注目していただきたいです。シリアスな話をユーモアたっぷりに表現する「味」は、『ゴースト トリック』でも顕在。もちろんミステリーとしての出来は当然期待していただいてOKです!
また今作では、生きているかのようなキャラクターのアニメーションにも注目していただきたいです。DSでここまでなめらかに描くのは、他にはない!と思います。必見です!

「ロックマン10 宇宙からの脅威!!」
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
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「ゴースト トリック」
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
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<質問2>プライベートでよくプレイするゲームジャンル
少し前のマイブームですが、バーチャルコンソールのロードランナーに、数十年ぶりにハマりました。時間を忘れて没頭して楽しんでしまいました。偉大です!

<質問3>この1年に発売された中から個人的に注目したタイトル
「アサシン クリードII」PS3/X360)[ユービーアイソフト]

作品の映像や世界感設定などが魅力的で、TGS以前より注目していましたが、より強く意識したのは「日本ゲーム大賞 フューチャー部門」の受賞でした。日本の賞で、海外クリエイターによる作品が選ばれた事は、一つの転機ではないかなと感じました。もちろん同時に、日本勢も頑張らなくては!とも。制作の皆さん、お互いがんばりましょう。

<質問4>2010年に向けての抱負
変わらず、良いゲームをお届けする、に尽きます!色んなタイプのプロデューサーがいらっしゃると思いますが、私の場合は、クリエイターたちを信じ、託し、と言う部分が他のゲームプロデューサーよりもかなり多いのではないかな、と思っております。現場の制作者が納得いくようにゲーム制作を行うのが、結局、良いゲームになるのではないか、と思う訳です。もちろん、そのための苦労はそれなりにあるのですが…このスタンスは、これからも変わらずやっていくつもりです。クリエイターたちが、皆さんに面白いゲームを遊んでもらうために、2010年も頑張ってくれると思いますので、どうか来年も応援をよろしくお願いします。良いゲームを届けられるよう、私もより一層頑張りたいと思います!


※写真は「タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES」先行体験会時のものです
画像集#111のサムネイル/総勢40人のゲームクリエイターに聞いてみた「2009年の注目タイトル」と「2010年の抱負」

カプコン

新妻良太氏


<質問1>自身が制作に携わった最新タイトル
前作Wiiで発売された“タツノコ VS. CAPCOM クロスジェネレーションオブヒーローズ”の海外版として発表された“TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL-STARS”が2010年の1月28日(木)にいよいよ日本でも発売されます!!
前作でユーザーからの要望が大変高かったWi-Fi通信対戦を実装!!これで世界中のユーザーと対戦が可能になりました!!
また、前作よりもさらにプレイヤーキャラが増え、ゲーム内容もボリュームアップ!
タツノコプロの原作を知っている方なら“ニヤリ”とし、知らない方でもド派手な技が簡単な操作で出すことができ、対戦格闘の苦手なユーザーでも問題なく楽しめることができます。
そして、これだけ入って3,990円の驚きのプライス!!Wiiを持っていらっしゃる方、何かやるゲーム無いかな〜と思いましたらぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか?

「TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL-STARS(タツノコVS. カプコン アルティメットオールスターズ)」
(C)Tatsunoko Pro duction (C)SOTSU・Tatsunoko Production
(C)2005 TATSUNOKO Pro./KARAS Committee.ALL RIGHTS RESERVED
(C)CAPCOM CO., LTD. 2009, (C)CAPCOM U.S.A., INC. 2009 ALL RIGHTS RESERVED.
「タツノコVS. カプコン」は一部(株)竜の子プロダクションの許諾を受けて、カプコンが製造・販売するものです
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<質問2>プライベートでよくプレイするゲームジャンル
対戦格闘ゲームばっかり作っているので、そうかと思いきや、実はシュミレーションゲームとかパズルゲームが割と好きなんです。
もちろん対戦格闘ゲームやアクションゲームもやりますが、どうしても途中から“開発者目線”になってしまい、純粋にゲームとして楽しめなくなってしまうので…。

<質問3>この1年に発売された中から個人的に注目したタイトル
「朧村正」Wii)[マーベラスエンターテイメント]

自分の扱っていたタイトルと時期が近かったこと、同じWiiだったこともあって早くから注目していました。圧倒的でそれでいて独特なグラフィック。当時東京ゲームショウに出展した際は、うちの会社の開発スタッフも“あれだけは見てこい”という指令が飛んでましたね(笑)。
ゲーム性も2Dスクロールアクションでシンプルで面白い。うちの会社でもああいうソフトを作りたいなと思いました。

「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」NDS)[スクウェア・エニックス]

言わずと知れた“ドラクエ”シリーズ。今回はDSということでしたが、個人的にはこれでDSを買いました。
やり込み度、内容などどれを取っても完成度が高く、なかでも“すれちがい通信”は様々なところで取り上げられ、やはり今後のゲームにはこういったネットワークをどういう風にコミュニケーションツールとして落とし込んで作っていくのはもはや必須なんだなと改めて思い知らされました。

「ペルソナ4」PS2)[アトラス]

こちらは前作のペルソナ3もプレイしたので。なお特筆すべきはその完成度でしょうか。
PS2でRPGといえば、もはやいろんなタイトルが出ましたが、このタイトルが一つの最終完成形を見たような気がします。ゲームとしては、それほど新しいことはやっていないような気がしますが、従来あるものを絶妙なバランスで組み合わせ、センスのある楽曲でまとめる。前に書いた通り、作られた方のセンスが抜群なんだと思います。個人的に時間が無い中がんばって全ED見ました。久々“世界に浸れた”ゲームでした。

「モンスターハンターポータブル 2nd G」PSP)[カプコン]

自社タイトルですが、やはりこれも非常に意味があったタイトルだと思います。
もちろん自分でもやってみましたし、内容についてはもはや語るところもないですが、個人的には同じ会社なのでプロジェクトの内側からも見れたところが興味深かったです。こういった人気タイトル、巨大プロジェクトをどう回していったか?グッズやイベントなどユーザーを楽しませる施策をどう散りばめていくか?傍で見てて勉強になるタイトルだったと思います。

<質問4>2010年に向けての抱負
個人的には2009年まで培ってきたものを生かして、何か一つ形になったもの、大げさにいえば集大成みたいなものを作りたいと思っています。
理想を言えば、デザイン、システム、ネットワークなど既存の物をバランスよく組み合わせてユーザーの皆さんに届けたいですね。
あとは会社柄というか、ポジション柄というか対戦格闘というジャンルしかやったことが無いので、新しいジャンルとかにも挑戦できればと思っています。まぁ、この辺りは会社がOKを出さないとなんとも言えないのですが(笑)。
とりあえず、2010年も頑張って面白いゲームを作りたいと思っていますので今後ともよろしくお願いします!!


※写真は東京ゲームショウ2009「LAST RANKER」ステージ時のものです
画像集#116のサムネイル/総勢40人のゲームクリエイターに聞いてみた「2009年の注目タイトル」と「2010年の抱負」

カプコン

松川美苗氏


<質問1>自身が制作に携わった最新タイトル
逆転シリーズの制作に関わった後、ワンタメシリーズのニンテンドーDS3タイトル、MONSTER HUNTER FREEDOM UNITE(MHP2Gの海外版)のお手伝い、など怒濤の制作でした。どれも思い出深いです。
4Gamerの読者様向けではないと思いますが「ワンタメバラエティチャンネル」でパピー(子犬)との生活で是非、ほのぼのとして頂ければ嬉しいです!


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<質問2>プライベートでよくプレイするゲームジャンル
RPGが多いです。携帯ゲーム機でたくさんに遊べるRPGがたくさん出た一年でしたね。おかげさまでプライベートではないのですが、仕事柄の東京出張の移動が楽しかったです。

<質問3>この1年に発売された中から個人的に注目したタイトル
「ポケットモンスター ソウルシルバー」NDS)[任天堂]

イシツブテとずっと、旅をしておりました。ポケウォーカーで連れて歩き、戻して成長!をずっと繰り返しておりました。10年前に遊んだRPGを、こうしてまた新しい形で遊べることに懐かしさを感じつつ、没頭しました。

「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」NDS)[スクウェア・エニックス]

発売翌日。友達と通信したのですが…よくわからなかったのです。
二週間後。仲間三人とメタルスライム狩りをしたときに初めてドラゴンクエスト9の熱さを感じました!

<質問4>2010年に向けての抱負
新作RPG「ラストランカー」を発売することだけを目標にする一年だと思います。まだまだ制作中のタイトルなのですが、カプコンが久しぶりにRPGを作る!という挑戦を新納一哉さん、野島一成さん、下村陽子さん、そしてカプコンの吉川達哉と力を結集して制作しております! 楽しくもあり、途方もない道なのですが、発売というゴールを目指して頑張ります。どうぞ、「ラストランカー」をよろしくお願いいたします。


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