体験版
このデモ版では,墜落した飛行機から投げ出された主人公がラプチャーを発見し,その内部へと足を踏み入れる,ゲームの序盤部分をプレイできる。
このパートはチュートリアルを兼ねており,ただ進んでいくだけで,一時的に特殊能力を発揮できるようになる薬品“プラズミッド”や,武器などを入手したり,ゲーム内のさまざまなオブジェクトの使い方を学んだりできる仕組みだ。
ラプチャーはすでに荒廃しており,その内部は薄暗い。とはいえ,プレイヤーの助けとなるアイテムがあちこちに落ちているので,周囲に気を配りつつ探索しよう。
登場する敵は,“Splicer”と呼ばれるミュータントと,セキュリティロボットだ。ロボットをハッキングすることで,プレイヤーの手助けをさせることも可能。ハッキング自体がちょっとしたパズルになっており,制限時間内に解く必要がある。制限時間といってもそれほど短くはないので,落ち着いて取り組めばクリアできるだろう。
グラフィックスは,見事の一語に尽きる。ゲームを起動した瞬間から,その美しい画面に思わず見入ってしまうことだろう。
アドベンチャー的な要素も盛り込まれており,またゲーム全般に漂う雰囲気も素晴らしい。デモ版の段階で,やや気が早いかもしれないが,本作は2007年を代表するゲームとなるのではないか,そんな気にさせられた。
FPSが好きな人には言うまでもなくオススメのデモ版だが,アクションゲームは苦手という人も,最新ゲームのグラフィックスがいかにすごいかをこのデモ版で確かめてみてはいかがだろうか。
なお先ほどお伝えしたように,このデモ版との互換性が向上しているというβ版ForceWare「ForceWare 163.44 Beta」が,NVIDIAからリリースされている。
4Gamer編集部でデモ版を試したときには,以前のドライババージョンではプレイ中に不正終了することがあったが,ForceWare 163.44 Betaを導入したところ問題なくプレイできるようになった。ドライバの導入はあくまでも自己責任となるが,デモ版のプレイ中に問題が起きたときは,導入を検討してみるといいかもしれない。
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