MOTHERシリーズの“ストリートカルチャー”をイメージした新アイテムが盛りだくさん。期間限定ショップ「MOTHERのストリート」本日オープン

　本日（2023年4月29日）より始まったほぼ日のイベント「生活のたのしみ展 2023」に，“かわいい＆クールな”MOTHERのグッズショップ「MOTHERのストリート」が出店中だ。

「MOTHERのストリート」公式サイト

キャップに，ヨーヨー，スケートボード！　ストリートカルチャーがテーマの新アイテムが盛りだくさん

開催前日，“プレオープン”の挨拶をする糸井重里氏

　「生活のたのしみ展」は，生活雑貨やファッション，アートにグルメなど，多様なジャンルの出展者とほぼ日が一緒に作り上げる“コンテンツのフェスティバル”。イベントのためにセレクトされたさまざまなグッズの販売のほか，トークショーやパフォーマンスといった企画，Webコンテンツや動画配信で楽しめる仕掛けといった形で“生活にまつわるたのしみ”を体感できる。
　今年（2023年）の「生活のたのしみ展」は，東京・新宿の新宿住友ビル三角広場にて，4月29日から5月5日まで開催される予定だ。


　そんな「生活のたのしみ展 2023」にオープンした「MOTHERのストリート」のテーマは，その名のとおり“ストリート”。「なまいきボーダーにおちょうしものキッド，はねっかえりキッド，フランクさまに，おおっ，フランキースタイン2も！」という感じで，「MOTHER2 ギーグの逆襲」のオネットの町と不良グループ・シャークだんをメインに，1980年代のアメリカのストリートカルチャーを感じさせるような，“にぎやかでわくわくするお店”になっている。


　店内には，主にMOTHER2をイメージした80's（エイティーズ）な新アイテムがラインナップ。オンラインストアでの販売前に先行購入できる。
　新作Tシャツは，シンプルに「MOTHER2」のロゴをどーんとプリントしたデザイン。風合いのあるホワイト，グレー，ダークネイビーの全3色で，S，M，L，LLの4サイズで展開。何度も着用することで，ビンテージな雰囲気にも“育てられそう”だ。


　コラボ第2弾となる，NEW ERA（ニューエラ）のキャップも。2021年に実施された第1弾コラボに続き，定番の9THIRTYがモデルとなっている。ウォッシュデニムの「Teleport Crash」，あたたかみのあるカーキーの「Skywalker」，いろいろな服装に合わせやすいブラックカラーの「SMAAAASH!!」という3種類を展開。フロント部分に芯がなく，やわらかいかぶり心地で，クロスストラップによるサイズ調整も可能だ。


　オネットの町のマップとシャークだんをそれぞれデザインしたバンダナは，52×52cmと大きめサイズ。首や腕，頭に巻いておしゃれのワンポイントにもできれば，ハンカチや小物の包みなどにも使えそうだ。
　ダブルガーゼとパイルの三重織りでできた，吸水性の高いタオル「やさしいタオル」の新作として，シャークだんデザインのハンドタオルとスポーツ（シャワー）タオルが登場。2つ揃えて，お出かけ用に持ち運びしやすいサイズの前者を，自宅や行楽などにバスタオルとしても使える大きめサイズの後者をという感じで使い分けるのもよさそうだ。


　目玉となっているのが，本日オンラインストアの「MOTHERのおみせ」で受注販売が始まった「MOTHER スケートボードデッキ」の展示だろう。

　MOTHERの1作目が発売された1980年代は，縁石や手すりなどの町のあちこちを利用したトリック（技）が登場し，「ストリートスタイル」が確立した時代だ。さらにMOTHER2が登場した1990年代になると，スケボーは音楽やファッション，グラフィティなどとさらに強く結びつき，ストリートカルチャーに欠かせないピースとして世界中に広まってゆく。
　それらの影響を受けたMOTHERの世界にとっても関連深いスケートボードを新アイテムに採用することは，「MOTHERのストリート」を開催するにあたってまず最初に考えたものだそうだ。


　デッキ（スケートボードの板）の裏面のデザインは，シリーズを象徴する赤を地の色にして描かれたタイトルロゴ，MOTHER2のロゴとオネットの町並み，そして「ピィーーーン」「ボ」っと，テレポートに失敗したときの4人の姿の3種類を用意。表面は共通で，木目にタイトルロゴを配したシンプルなデザインとなっている。

　いまなおストリートに欠かせないものであり，さらに国際的な大会の正式競技に選ばれるほどの人気スポーツであるスケートボード。現役世代はもちろん，1980年〜1990年代のストリートカルチャーを体験したという，かつての“なまいきボーダー&おちょうしもの/はねっかえりキッド”も要チェックなアイテムだ。気になる人は実物を見てから検討するのもいいだろう。

公式のイメージカット

　これもシリーズファンに注目なのが「ネスのヨーヨー」。MOTHER2の主人公の武器としておなじみで，（深くは触れられないが）MOTHER3にも重要な場面で登場するヨーヨーをイメージした一品だ。
　シリーズを象徴する赤を基調に，タイトルロゴをどーんと配置。スケルトンのカバーでカッコよくキメている。ストリング（ひも）まで真っ赤なのもこだわりのポイントだ。透明のプラスチックケースにはバシッと「SMAAAASH!!」の文字があしらわれており，こちらもシリーズファンの購買意欲をかきたててくれる。


　バンダナを撒いてキャップを被り，ちょっとゆったり目のサイズのTシャツを身につけ，ポケットにヨーヨーを忍ばせてスケートボードで街を駆け抜ける。そんな，ストリートスタイルをトータルで演出できそうな新アイテムの数々は，MOTHERシリーズの世界観やカルチャーが好きな人たちにかなり刺さりそうだ。


　ほかにも，MOTHER2に登場するアイテム「ぬいぐるみ」を再現した，大きいサイズの「ポーラのぬいぐるみ」（マスコットサイズは2022年12月に発売），同じくMOTHER2に登場する敵で，ショップの“隠しテーマ”となっている「あなのぬし」のグッズ，これまでに販売されたポーチやタオル，ぬいぐるみなどの商品も。買い逃していたものを，新アイテムと一緒にゲットするのもアリだ。


　「生活のたのしみ展 2023」は，東京・新宿の新宿住友ビル三角広場にて4月29日から5月5日まで開催される予定だ。
　「MOTHERのストリート」は，混雑が予想される本日（4月29日）と4月30日の11：00から15：00までの入場は事前予約制となっており，すでに全時間帯で予約は締め切られている。15時以降は予約なしで入場できるとのことなので，今日明日の来場を考えている人は，公式サイトの情報も確認しつつ来場時間を検討するといいだろう。

「MOTHERのストリート」公式サイト

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こちらは「生活のたのしみ展 2023」のプレビューイベントの様子

会場は，リラックマやおふとんさんなどで知られるイラストレーター/キャラクターデザイナーのコンドウアキさんによる公式キャラクター・ほぼトリドリが目印

「生活のたのしみ展 2023」公式サイト