リリース
GMO,WebGL/HTML5ゲームエンジン「PlayCanvas」の導入事例を公開
PlayCanvas | |||
配信元 | GMO グローバルサイン・ホールディングス | 配信日 | 2023/03/07 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
ECモールメタバースを Kinobo が実現
〜「PlayCanvas」を使用したアパレル業界における国内事例が、日本で初公開〜
GMO グローバルサイン・ホールディングス株式会社(代表取締役社長:青山 満 以下、GMO グローバルサイン・HD)は、WebGL/HTML5 ゲームエンジン「PlayCanvas」の導入事例として、株式会社 Kinobo(本社:東京都渋谷区、代表取締役 CEO:堀木 遼 以下、Kinobo)のメタバースサービス「Vircre(バークリ)」の事例を 2023年3月6日(月)に公開しました。
この度の事例は、アパレルブランドであるアトリエギルド GOSOUTH が、「PlayCanvas」上で「Vircre」を使いメタバースの EC モールをオープンさせたものです。「PlayCanvas」のアパレル業界における国内事例は、日本初となります。
■「PlayCanvas」導入事例/EC モールメタバース「Vircre」
2015 年に設立された Kinobo は、Web サービス企画開発や Web マーケティング支援およびシステム開発を展開する企業です。Kinobo がウクライナ企業の Sensorama Lab と共同で「PlayCanvas」を用いて開発を進めたメタバースサービス「Vircre」について、開発に携わった Kinobo の堀木 遼氏・Vircre の市川大輔氏にインタビューをおこないました。
「画期的な EC モールメタバース「Vircre」を PlayCanvas で実現! ― アパレル業界に、PlayCanvasがもたらした大きな価値とは?」
【前編】https://playcanvas.jp/casestudy/vircre
【後編】https://playcanvas.jp/casestudy/vircre2
■インタビュー概要/Kinobo 堀木氏・Vircre 市川氏のコメント抜粋
●「PlayCanvas」導入にいたった背景、課題
コロナで売上が低迷したアパレルブランド、アトリエギルド GOSOUTH がメタバース上でのバーチャルショッピングを楽しめるサービスとして着想したのが EC モールプラットフォーム「Vircre」です。開発を担当した Kinobo が、各種ツールを比較検討する中で、アプリ不要でエンドユーザーが Web で気軽に利用できる点、低価格で提供が可能な点、洗練されたビジュアルでゲームのように楽しめる世界観のメタバースを実現できる点から「PlayCanvas」の採用を決定しました。
●「PlayCanvas」導入によるメリット
・圧倒的な開発速度で Web での EC モールメタバースサービスを構築
「PlayCanvas」の直感的な GUI や JavaScript での開発といった利便性を基に効率的な開発プロセスによって、誰もが手頃な価格で出店できる EC モールメタバースサービス「Vircre」が開発されました。
・手厚い無償サポート体制を活用
技術面で疑問点がある場合には GMO グローバルサイン・HD の PlayCanvas 運営事務局が迅速に対応し、丁寧な回答を提供しました。
・Web ブラウザで開発でき、細やかな権限管理を実現
「PlayCanvas」はブラウザのみで開発できるほか、拠点ごとに権限管理を設定できます。複数人で同時に開発をおこなえるため、国内・海外と複数の開発拠点のあるオフショア開発に最適でした。
●「PlayCanvas」活用の今後の展望:Kinobo
「Vircre」サービスでは、アバター機能の拡充や他社メタバースとの連携、エンターテインメントコンテンツのさらなる拡充を目指しており、これらの実現に向けて PlayCanvas を活用していきます。また、Kinobo では「Vircre」以外にも、今後さらにリッチになっていくと考えられる Web サイト開発や WebGLゲームの開発に PlayCanvas を導入する見込みです。
■「PlayCanvas」について
URL:https://playcanvas.jp/
「PlayCanvas」は、デスクトップおよびモバイルブラウザ向けの WebGL/HTML5 ゲームエンジンです。昨今はメタバースやデジタルツイン案件での利用が増加しています。メタバースやデジタルツインを構築する上での基幹技術であると評価されています。
GMO グローバルサイン・HD は PlayCanvas 社(Snap 社(CEO:Evan Spiegel、本社:アメリカ、サンタモニカ市)傘下、CEO:Will Eastcot、本社:イギリス、ロンドン市)と契約し、2015 年8月から「PlayCanvas」の日本国内での独占販売および技術サポートをおこなっています。
●特長 1. 開発も利用もブラウザで完結
PlayCanvas はブラウザ上で動作する SaaS サービスであり、ブラウザさえあれば 3D コンテンツの開発を開始できます。また、ユーザーはアプリのダウンロード不要で、ブラウザ上で 3D コンテンツを体験できます。「PlayCanvas」は開発者、ユーザーの双方にとって非常に利便性の高いツールです。
●特長2. リアルタイムレンダリングでの開発に対応
「PlayCanvas」では 3D コンテンツをリアルタイムでレンダリングするため、コンテンツに加えた変更をリアルタイムで確認できます。たとえば自動車や住宅、ジュエリーなどユーザーが自由にカスタマイズをおこなって購買を検討するインタラクティブな広告コンテンツを作成できます。
●特長 3.低コストでの提供
「PlayCanvas」には無料版があり、お気軽にご利用を開始できます。有償プランは月額 2,580 円からご利用可能で、ストレージ容量が 50GB の最上位プランも月額 8,610 円と手頃な価格でご提供しています。さらに、技術面でのお問い合わせについてはテクニカルサポートを無償でご利用いただけます。
・「PlayCanvas」ご利用料金
プラン名 | FREE | PERSONAL | ORGANIZATION |
---|---|---|---|
価格 | \0 | \2,580/シート・月 | \8,610/シート・月 |
ストレージ | 1GB | 10GB | 50GB |
パブリックプロジェクト数無制限 | ○ | ○ | ○ |
PlayCanvas 上で無料ホスティング | ○ | ○ | ○ |
REST API へのアクセス | ○ | ○ | ○ |
セルフホスティング用にエクスポート | ○ | ○ | ○ |
PlayCanvas ローディング画面削除 | ○ | ○ | ○ |
オフラインアーカイブと復元 | ○ | ○ | ○ |
プライベートプロジェクト数無制限 | - | ○ | ○ |
チーム管理 | - | - | ○ |
■「GMO グローバルサイン・ホールディングス株式会社」について
GMO グローバルサイン・HD は、電子認証事業および創業以来提供しているホスティング事業から、AI・IoT のテクノロジーを活用したサービスの提供までおこなっている IT 企業です。
グローバルでシェアを持つ世界トップ 5 社(※1)の中で唯一の国産認証局「GlobalSign」を保有しており、国内外の主要な電子契約・署名ベンダーへ認証技術を提供。また自社開発で導入企業数 100 万社以上(※2)の「電子印鑑 GMO サイン」との連携により、コストパフォーマンスの高いセキュアなサービスを多くの自治体・企業様等にご利用いただいております。
(※1)有償 SSL 認証局。英 Netcraft 社「Netcraft SSL Survey」調べ
(※2)2023年2月末時点。自社調べ
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