アバターを作ってホテル探索。モクシーにAR体験プログラム「Moxy Universe, Play Beyond “Moxy 遊んだもん勝ち！”」導入

　2022年7月22日，マリオット・インターナショナルは同社が展開する国内4軒のモクシーホテル（東京・大阪・京都）にて，AR技術を用いた新プログラム「Moxy Universe, Play Beyond “Moxy 遊んだもん勝ち！”」を導入した。本稿では，モクシー新大阪梅田で行われた記者向け体験会の模様をお伝えする。

モクシー大阪新梅田キャプテン（総支配人），友田真里氏

　新プログラムは，世界139か国で8000以上のホテルを展開するマリオット・インターナショナルのブランド，モクシーホテルのアジア太平洋地域向けに展開される。モクシー大阪新梅田の総支配人である友田真里氏によると，ゲームと親和性の高いZ世代を強く意識し，ARアバターを使った遊びを提供するプログラムであるという。アバターのカスタマイズやホテル内のQRコードを探してチャレンジを解禁したり，無料宿泊券をはじめとした賞品が当たるキャンペーンを展開したりするとのことだ。


　スマートフォンを用いたアバター作成と，ホテル内のQRコード探索は実際に体験してみた。ホテルの会見場やバーカウンター，スポーツジム，客室などに設置されたQRコードにスマホのカメラをかざすとアバターが出現。場所に応じたアクションを行うアバターを撮影できる。

アバターは髪型，肌の色，髭の有無，服装（上半身，下半身），足（靴）のカスタマイズが可能。250種類近いカスタマイズパーツが用意されている

“Moxy 遊んだもん勝ち！”のブラウザを起動した状態でQRコードをカメラに収めると，アバターが出現する

スポーツジムではスクワットを始めた。人間とARアバターの“共演”も可能だが，QRコードをカメラで捉え続ける必要があるため，自身（撮影者）とアバターを同時に映す自撮りは難度高め

　“Moxy 遊んだもん勝ち！”は東京や大阪，上海といったアジア太平洋地域のモクシーホテル12軒にて，12月31日までの実施が予定されている。

モクシーホテル 公式サイト