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クトゥルフ神話をテーマにしたローグライク「Roguecraft」,ゲームボーイカラー,Amiga,そして未発売PCの互換機Mega65に移植される
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| 「Roguecraft DX」Amiga及びMega65版 |
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| 「Roguecraft DX」ゲームボーイカラー版 |
イギリスのパブリッシャであるThalamus Digitalは,公式Xアカウント(リンク)で,「Roguecraft DX」のAmiga,ゲームボーイカラー,Mega65版を発売すると発表した。現時点で公式サイトに商品ページはまだできていない。
レトロ機向けのインディーゲームに詳しい人なら「Roguecraft」という名前に聞き覚えがあることだろう。ノルウェーのデベロッパであるBadger Punch Gamesが開発した「Roguecraft」は,Commodore 64用の「Rogue 64」をベースにしたAmiga用ゲームだ。
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| 公式サイト(リンク)より,「Rogue 64」。1982年に発売されたCommodore 64用として,39年後の2021年に発売された新作ソフト |
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| 「Roguecraft」(リンク)はAmigaの実機で動作する |
「Roguecraft」をパワーアップさせた「Roguecraft DX」が,レトロゲームやインディーゲームをカートリッジ化するEVERCADE用として2025年に発売された。今回は,「Roguecraft DX」がAmigaとゲームボーイカラー,Mega65に移植される。
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プレイヤーは大剣を携える「Warrior」,瞬間移動で敵の背後を取る「Rogue」,魔術を使う「Mage」のいずれかを選び,財宝が眠る「Moredecoo」のダンジョンに挑む。システムはターン制で,マップが自動生成される。「Roguecraft DX」では新たなモンスターやポーション,マップやBGMが追加されており,よりバラエティ豊かな冒険を楽しめる。
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今回はAmigaとMega65のPC2機種と,携帯ゲーム機であるゲームボーイカラー用という一風変わった展開となる。そのため,Amiga版は「Roguecraft」同様の斜め見下ろしマップ,ゲームボーイカラー用は「Rogue 64」に近いシンプルなグラフィックスの真上から見下ろしたマップという一種のアレンジ移植となるようだ。同じタイトルでも機種によって見た目が大きく違うというのは,昔懐かしい8ビットホビーPC時代を思わせるものがあり,当時を知る人であればニヤリとできるだろう。
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なお,Mega65は,Commodore 64の後継機として開発されるも未発売に終わったCommodore 65の互換機である。市場に出回ったCommodore 65のプロトタイプを解析し,ドイツのゲーム保存非営利団体MEGA(Museum of Electronic Games & Art e.V.)がHDMI出力など現代に使えるPCとして2021年に一般発売した(リンク)。本作の移植を担当したRetro Cogsによれば,Amiga版よりも色数の多いグラフィックスを表現できたとのことだ(リンク)。
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現時点でリリース形態や価格はアナウンスされていないが,「Roguecraft DX」のEVERCADE版が19.99ポンド(約4200円),「Roguecraft」のダウンロード版が9.99ドル(約1600円)なので,これに近い価格になると思われる。
懐かしのPCに新作ソフトが作られ続けるばかりか,旧世代の携帯ゲーム機や未発売PCの互換機に移植されるのは,深い愛情があってこそだ。愛する人がいる限り,PCやゲーム機に寿命はないのだと思わされる。
なお「Roguecraft」はSteamでもリリースされる予定となっている(リンク)。発売時期は「近日登場」で,「Roguecraft DX」相当のものかどうかは不明だが,気になる人はこちらを待つのもいいだろう。
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