データイーストのアーケードゲームを網羅する書籍「ALL ABOUT DATA EAST データイーストのすべて II」，12月22日発売

　過去に電波新聞社が発売したゲーム攻略本シリーズ「ALL ABOUT」の復刻第2弾「ALL ABOUT DATA EAST データイーストのすべて II」が，2025年12月22日に発売されることが明らかになった。企画・制作をゲーム文化保存研究所（IGCC）が担当し，電波新聞社より発刊となる。A4判，256ページ（フルカラー）。価格は4950円（税込）。

　本書籍は，2023年12月に発売された「ALL ABOUT DATA EAST」（関連記事）の第2弾だ。前作は，「バーガータイム」「バーニンラバー」「B-ウイング」「ダーウィン4078」など，数々の名作を世に送り出してきたデータイーストの歴史を克明に記した内容になっていた。

　今作は，創業から倒産までにリリースされたデータイーストのアーケードゲームを網羅。ゲームカタログのほか，貴重なフライヤーやインストラクションカードも多数掲載し，見て楽しむ豪華な資料本を目指したという。

　また，バーガータイム，ダーウィン4078に加え，「ザビガ」「チェルノブ」「ウルフファング」「ザ・グレイト・ラグライムショー」「マジカルドロップ」などの名作を手がけた13名のクリエイターたちが，今だからこそ明かせるエピソードの数々を語っている。


　さらに，奇跡的に発掘されたという，ザビガ，「エドワード・ランディ」「ハンバーガー」「トリオ・ザ・パンチ」などの企画書の一部を収録。システム基板の元祖とも呼ばれる「デコカセットシステム」の後継機「デコカセ2」について，どのような方向性で設計がなされ，なぜ開発中止になってしまったのかなどの真実が本書で明らかにされる。