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経産省のクリエイター支援プロジェクト「創風」2025年度 ゲーム部門の最終成果発表会が開催に。15組のクリエイターが成果物のゲームをプレゼン
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印刷2026/03/07 12:00

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経産省のクリエイター支援プロジェクト「創風」2025年度 ゲーム部門の最終成果発表会が開催に。15組のクリエイターが成果物のゲームをプレゼン

 2026年2月20日,経済産業省のクリエイター・エンタメスタートアップ創出事業「創風」(そうふう)の2025年度におけるゲーム部門の最終成果発表会が東京都内で開催された。

 発表会では,クリエイター20組が30社以上におよぶパブリッシャなどの業界関係者に向けて,成果物のバーティカルスライス(ゲームのデモ版)展示を行い,さらにそのうち15組が作品のプレゼンテーションを行った。本稿では,このプレゼンテーションの模様をお伝えする。

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 創風は,ゲームおよび映像・映画の2部門で構成されており,審査によって選ばれたクリエイター(個人・チーム)に対して,一線で活躍するプロが伴走しながら,コンテンツの制作から展開までを1年間支援するというプロジェクトだ。同プロジェクトは,2024年からスタートしており,2年間で29タイトルをサポートしてきた。

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 具体的には,基本的な知識や業界の最新トレンドについての講義に加え,担当のメンターがコンテンツ制作の過程でアドバイスや技術的サポートを提供する。成果物のコンテンツに関しては,業界関係者向けの発表・アピールの機会も用意される。さらに1組あたり500万円を上限に,制作資金の2分の1の費用が援助される。

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インディーゲームインキュベーションプログラム「iGi indie Game incubator」(iGi)を運営するマーベラスが,ゲーム部門の事務局として創風に参画していることも紹介された
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連携しているスペイン・バルセロナのインキュベーションプログラム「GameBCN」の概要も紹介された。創風 ゲーム部門から選抜された1組が,スペインで開催されるGameBCNのデモデイに参加できる
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■プレゼンテーションタイトル一覧,15タイトル中14タイトル掲載,TIMEMOONはメディア公開禁止,かみよがたりはプレゼンテーションスライドの撮影禁止


会場ではKENKOU LANDのココロ・テン氏が開発している「TIMEMOON」のプレゼンも行われたが,残念ながらメディアでの公開は禁止となっている
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「Beautiful Life Show」<福狸>


 福狸の「Beautiful Life Show」は,サイドビューで描かれるシングルプレイのホラーアクションアドベンチャーだ。主人公は謎の舞台に立たされ,命懸けの試練に挑むこととなる。

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 本作の大きな特徴は3つで,1つ目の「没入感の高いステージ構成」では,多彩なギミックを備えたステージがシームレスに展開することが紹介された。またところどころで交わされる主催者との会話や演出が,謎めいた世界観に深みを持たせており,世界の探索と真相の探求を同時に盛り上げていくという。

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 2つ目の特徴となる「死を利用したコアメカニクス」は,主人公が何かしらの理由で死ぬと,時間が3秒巻き戻り「リプレイタイム」に移行するというものだ。
 リプレイタイム中は,主人公のゴーストを含めたゲーム内のすべての再生・巻き戻しが可能で,主人公はその中を自由に行動できる。このメカニクスにより,ゴーストを足場や壁にして主人公を先に進めるといったパズルギミックに深みを持たせている。

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 3つ目の特徴となる「プレイヤーを侵食するメタサイコホラー体験」の紹介では,プレイヤー自身の探究心や主催者との対話,そして死を前提としたゲーム攻略が伏線となり,最終的にインタラクティブな恐怖体験につながっていくと説明された。

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「Dress the Duel」<ugokuware>


 ugokuwareの「Dress the Duel」は,「着せ替え×ローグライクデッキ構築」をコンセプトに掲げている。

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 基本的なゲームサイクルはオーソドックスなデッキ構築ローグライクと同じだが,特徴となるのはカードが衣装となっており「インナー」「アウター」「トップス」「ボトムス」の4スロットに装備すること,そして衣装を脱ぐ「脱衣」が戦術の1つになっていることだ。

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 そのほかランダムシナリオの発生など,プレイヤーが飽きずに周回プレイを楽しめる要素を盛り込んでいること,現在3体のプレイアブルキャラクターを開発中で,アーリーアクセスではそのうち2体を公開する予定であることなどが紹介された。

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「イミテーション」<gentleTAMPOPO>


 gentleTAMPOPOの「イミテーション」は,成人すると不老不死になれる世界を舞台に,主人公が世界に隠された真実を見つけるノベルタイプのアドベンチャーゲームだ。

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 ストーリーの導入は,20歳の誕生日を迎えた主人公が,不老不死の存在「プレイヤー」になるために薬を飲むと,時間が当日の朝へと巻き戻ってしまった……というもの。主人公が自身の疑問や悩み,他者との会話,集めた情報を分析することで新たな選択肢が生じ,次のループに進んでいく。

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 本作の大きな特徴は,フワフワとした可愛らしいビジュアルと,裏がありそうなストーリーのギャップだ。これについては,プレイする人がゲーム内の会話や情報を疑うようになっていくという狙いがあるとのこと。
 また分析モードでは,コマンドプロンプトのようなUIを使い,収集した情報について考えていくところもポイントとなる。

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「かみよがたり」<アトリエ・メロン喫茶>


 アトリエ・メロン喫茶の「かみよがたり」は,「召喚士×アクション×RPG」と「和風×SF×ファンタジーの世界」をコンセプトに掲げている。

プレゼンテーション画像の撮影が禁止のためゲームのスクリーンショットを使用しています
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 2つのコンセプトを表現するべく,こだわっているポイントは「キャラクター」「手描き風のグラフィックスとアニメーション」「映像×音楽×ゲームの総合体験」の3つだ。

 プレイヤーが操作する召喚士は,精霊を召喚して戦う。また精霊は召喚士の霊力を消費し,さまざまな精霊術を使ってサポートする。
 ゲーム内には複数の召喚士や精霊が登場し,組み合わせによってバトルのスタイルを切り替えられる。プレイ中は「組み立て式ド派手アクション」と名つけられたこの仕組みを駆使して,強敵を撃破していく。

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 RPGパートは魔法と科学が共存する「大八島」を舞台に,各精霊との関わりを描いたストーリーや探索,クエストなどが用意されている。街は横スクロールタイプのフィールドになっており,アクションや精霊術を使って探索するという。

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 作曲者には,桜庭 統氏や菊田裕樹氏を起用。演出面では,キャラクター各自の性格や特徴を活かした表情やポージング,細かい仕草などを手描き風の2Dグラフィックスとアニメーションで表現する。またカットシーンも,高品質の作画アニメーションで描かれる。

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「MAUSOLEUM」<himorogy>


 himorogyの「MAUSOLEUM」は,未知の惑星を開拓していくテラフォーミングゲームだ。プレイヤーは各ステージにて,惑星の表面を覆う謎の粘菌を燃やし,装備を開発・強化して,施設・設備を整えることを繰り返していく。とくに粘菌を燃やすことがプレイ上の爽快感につながっているそうだ。

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 粘菌には,資源をドロップするものや爆発するもの,物語の断片を持っているものなど,いくつかの種類がある。またプレイヤーは装備を組み合わせることで,粘菌の脅威や困難な地形に対応できるようになる。

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 惑星には,プレイヤーの探索を支援する施設が2種類ある。拠点の「MAUSOLEUM」では,装備の開発・強化や物語の確認などが可能だ。
 またゲームを進めると,拠点を囲うように「粒子加速器」が設置されていき,すべて完成させると次のステージに進めるようになる。全3ステージ構成で,先に進むほど内容は過酷になるという。

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 本作の舞台となるのは,人類が不死を求めて身体を捨て,太陽系外惑星上に楽園「MAUSOLEUM」を建設した世界だ。楽園から追放されたプレイヤーは,クローン技術で作られた身体を駆使して粘菌を燃やし,道を切り開いていく。
 ストーリーは,「墓守錬金」から手に入れた記憶の断片をつなぎ合わせることで次第に明らかになっていき,最終的にプレイヤーの選択によって人類の未来が決定する。

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「MeloMisterio -play your melody-」<Gentle Giants>


 Gentle Giantsの田中周吾氏が開発している「MeloMisterio -play your melody-」は,プレイヤーの操作がそのまま即興の音楽となる3Dアクションゲームで,障害物を避けつつゴールを目指すシンプルな内容がベースになっている。

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 大きな特徴は3つで,1つ目はアクションのSEがメロディーになること。各アクションには音階に沿って前に発した音の1つ上の音が鳴るボタンと,逆に1つ下の音が鳴るボタンが割り当てられており,プレイヤーがある程度自由に音を選べる。加えて自然にメロディーを構成する仕組みを採用しているので,即興演奏のようなプレイを楽しめる。

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 2つ目の特徴は,メロディーでギミックを操作する部分だ。1例として,メロディーの音程が高くなると床が上がり,音程が低くなると床が下がるギミックが紹介された。ほかにもさまざまなギミックがあるという。

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 3つ目の特徴は,音楽にちなんだ遊びや演出を入れていることだ。リズムで動くギミックや背景などにより,音楽的な体感が深まり,より楽しく,より気持ちよくメロディーを奏でられる。

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 本作は6ステージ+ボスステージのワールドが4つ,全28ステージで構成され,総プレイ時間は5時間程度とのこと。ワールドごとにBGMのジャンルやステージの配色,背景演出が異なる仕様となっている。

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「モノノケの国」<ライツ・インタラクティブ>


 ライツ・インタラクティブの「モノノケの国」は,「犬とともに祓う」をテーマにした3Dアクションアドベンチャーだ。舞台となるのは,可愛い物の怪がいる和風の世界で,主人公は犬のムサシとともにさまざまな妖怪を浄化していく。

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 ゲームサイクルは,村人との会話で情報を集め,オープンなフィールドの探索で素材を収集,装備のアップデートとムサシの育成を経てボスバトルに挑むという流れとなる。

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 大きな特徴は3つで,1つ目は相棒となるムサシがただ可愛いだけでなく,その行動に意味を持たせていること。AIによる挙動は,見ているだけでも楽しいそうだ。またドッグランでフリスビーなどを使って遊ぶとムサシが成長し,装備を獲得できる。

 2つ目の特徴は,妖怪がただ浄化するだけの存在ではなく,それぞれにドラマが用意されることだ。妖怪たちは元人間で,なぜ今の姿に至ったのかという経緯を鎌倉・昭和・令和の時代を舞台に描いていく。

 3つ目の特徴は,海外で人気が広がっている妖怪と和風を組み合わせていること。ビジュアル面はもちろん,神道など日本の文化の知識を得られる構成になっているという。

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 以上,3つの特徴を軸にハクスラ要素やムサシとの協力プレイ,忍者や侍の衣装,妖怪のユニークなルックスとモーションなどが本作に盛り込まれている。またフィールドはアスレチックが満載となっており,キノコジャンプや風ギミックなどを駆使した探索が楽しめる。

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 ストーリーには,2人のヒロインが登場。これは主にアジア圏に向けた施策で,カットシーンで作り込んだPVで訴求の拡大を目指すとのこと。また片方のヒロインのボイスは花澤香菜さんが演じることも紹介された。

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「Mount Lomyst ロミスト山のてっぺん」<ヒコ>


 ヒコ氏が開発している「Mount Lomyst ロミスト山のてっぺん」は,2D登山アクションゲームだ。大きな特徴はジャンプがなく,フックショットを使ったアクションでゲームを進めていくところで,命綱を使わずに山や絶壁を登るフリーソロ・クライミングに着想を得たという。

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 本作のプレイは,壁面や天井といった地形から一旦離れて,フックショットで空中を移動して次の地形に張りつき,さらに先に進むためにまた地形を離れる……という緊張と緩和を繰り返すものとなる。
 その過程には,張りつく位置やルートを計画的に選ぶパズル性や,狙ったところにフックショットを打ち込むアクション性が生ずる。

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 ステージは,ロミスト山1つのみで,チェックポイントやリスタートなどはなく,落ちたらその場から再び登り始めることとなる。
 これには落下の恐怖や空中の緊張感を高めるとともに,高いところに上っていく喜びを強調する狙いがあるそうだ。同時にプレイの中断を減らすことによる没入感を増す効果もあるとのこと。

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 さらに敵やNPCは登場せず,地形とギミックで難度が変化するようになっている。これは山を登るというシンプルなゴールにフォーカスしたゲーム体験を提供するためである。

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「クワイエット急行909号室」<STUDIO 909>


 STUDIO 909の「クワイエット急行909号室」は,大陸横断鉄道での人々との交流と探索を描くアドベンチャーゲームで,ゆったりとした時間と物語を楽しむ内容となっている。

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 コアとなる要素は,7日間の車窓の旅を通じて描かれる「旅情」,存在しない909号室にまつわる「ミステリー」,列車の謎と車両の組み替えによる「謎解き」の3つ。

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 車両を選んで探索したり,乗員と会話したりして,また次の車両を選ぶ……というサイクルでゲームは進んでいく。車両には客車や食堂車に加え,植物園など特殊なものも用意されている。このサイクルを数日繰り返すと脱線事故が発生するのだが,それを回避することがプレイヤーの最初の目的となる。

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「里山のおと 春さんぽ」<里山のおと>


 里山のおとの「里山のおと 春さんぽ」は,現代日本の里山を舞台にした,ポイント&クリックアドベンチャーゲームだ。
 ゲームを進めていく中で出会う人たちや生き物たちの話を聞くことにより,長い年月をかけて人間が資源を調達し,管理されてきた里山における生物同士の相互関係を知ることができる。

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 本作では主人公のタヌキが,キツネの待つ桜の木にたどり着く過程が描かれていく。山中は迷いやすい構造となっているため,動物たちからヒントをもらったり,「里山ノート」で植物を調べたりしながら,ゴールとなる桜の木を目指すこととなる。

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 探索中は,森林に生息するさまざまな動植物が登場。とくに植物は70種類にもおよぶとのこと。本作プレイ後には,身近な動植物を観察する視点が身につくという。

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 本作の後半には,糞に集まる昆虫や鹿の死骸など生物の循環を伝える印象的なシーンを用意し,生態系について考える余地をプレイヤーに与える。
 そして最終章では,里山に暮らすおばあちゃんの心温まる小話で終わる,人間ドラマも内包しているという。

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「ラクガキ人狼」<だいこんおとし>


 だいこんおとし氏が開発している「ラクガキ人狼」は,「人狼×手描き」をコンセプトにしたキャラクター操作タイプの人狼ゲームで,手描き要素を加えることで新しい遊びを生み出している。

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 本作では,参加プレイヤーが開始時に描いた自身のキャラクターを操作する。さらに各プレイヤーは,ほかのプレイヤーが描いたキャラクターに「擬態」できる。そのため村人Aに擬態した人狼は,ほかの村人を攻撃することにより,村人Aに濡れ衣を着せることが可能となる。

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 プレイヤー同士のコミュニケーションは,手書きのテキストチャットで行う。また攻撃を受けたプレイヤーは,力尽きるまでに「○○が人狼だ」といった手書きのダイイングメッセージを残すこともできる。ただし,人狼が村人に擬態している可能性もあるため,ほかのプレイヤーの姿をしっかり覚えておかないと騙される恐れもあるという。

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「王子さまと妖精」<澤村栄公(ROCOCO GAMES)>


 ROCOCO GAMESの澤村栄公氏が開発している「王子さまと妖精」は,絵童話の世界に迷い込んだ主人公が“キズナ”を集めて物語を紡いでいくアドベンチャーゲームだ。

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 大きな特徴は3つで,1つ目は水彩風のビジュアルや本をベースにした演出,動物をモチーフにした登場人物などで表現される「絵童話の世界」である。

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 2つ目の特徴は「自分と他者のモノサシ」をテーマとする「物語そのもの」で,プレイヤーが選択した主人公の行動に応じてシナリオが分岐していく。

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 3つ目の特徴は「言葉の応酬を演出したバトル」で,入手したキズナを使って筋書きを作って進めていく。また本作のバトルは,ただ勝てばいいというものではなく,勝ち方が物語の分岐に影響するとのこと。

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 本作は全5章とラストイベントで構成されており,章ごとにフィールドを探索してイベントを発生させて物語を進めていく。道中には簡易アクションやパズル,重要な選択肢,そしてバトルが待ち受けている。章と章の間には,幕間が配置され,サブクエストのキズナを獲得できる。

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「Wander in Wonder」<Cobbles (小光+早川翔人)>


 Cobblesの「Wander in Wonder」は,草花を操作して迷子のうさぎを家へたどり着けるように導くポイント&クリックアドベンチャーだ。クリックするとアニメーションする部分が随所に隠されており,それらを探すことも楽しさの1つとなっている。

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 大きな特徴は3つで,1つ目はすべてのアートおよびアニメーションを1つ1つ手描きで描いていることだ。2つ目は生楽器を使用した「音楽と遊びが溶け合う体験」,3つ目はうさぎが身体全体で表情や感情を表現することに代表される「言葉に頼らない物語」である。

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 これらの特徴から,見ているだけでも何が起こっているか分かりやすいため,イベントにプレイアブル出展すると,一緒に来た人達同士で会話したり,交代したりしながら試遊する光景が多数見られたとのこと。

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「Wild Wordopia」<Ars Edutainment>


 Ars Edutainmentの「Wild Wordopia」は,語源をテーマに英単語の起源をたどる,「英単語×デッキ構築×ローグライク」の語彙習得RPGだ。

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 最大の特徴は,英単語の語根──約6000年前に実在したインドおよびヨーロッパの古代言語を擬人化していることにある。この擬人化したキャラクターは「ワイルド」と呼ばれる。

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 本作のバトル「英単語パズル」は,英単語を構成するパーツの「接頭辞」「語根」などを組み合わせて戦う。
 たとえば“前”を意味する接頭辞“PRE”と,“見る”を意味する語根“VIEW”を組み合わせて「PREVIEW」(試写)という単語を作ると,2体のワイルドがコンビネーション攻撃を行う。
 また接頭辞が“後ろ”を意味する“RE”になると「REVIEW」(批評)となり,2回攻撃が発生する。このように,本作のバトルではパーツを組み替えて英単語の意味を変え,さまざまな局面に対応することとなる。

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 プレイサイクルは,オーソドックスなデッキ構築ローグライクと同様だ。最適解が毎回変化するローグライクと英単語学習は,極めて相性がいいとのことで,競合タイトルと大きな差別化を図っているという。

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 本作はマルチエンディングを採用しており,英語を世界中に拡散し,最終的に言語を崩壊させた黒幕の正体に迫っていく物語が展開されるそうだ。

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