企画記事
WBCやF1中継を見たいなら,PS5があるじゃない! 実はテレビでビデオ配信を快適に楽しむには最高のデバイスだ
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同様に,モータースポーツの最高峰である「F1」のネット配信も,2026年以降はフジテレビ系列独占になった。
こうした事情もあり,改めて大画面のテレビで有料・無料のビデオ配信を試聴したいと考えている人が増えている。
スマートフォンやPCで,ビデオ配信を楽しむのは簡単だ。これらの機器をテレビにつなげられるなら,テレビの大画面でビデオ配信を見るのにも,大した手間はかからない。
しかし,スマートフォンにテレビへの映像出力機能がなかったり※,テレビの近くにPCを設置できない場合は,ほかの手段を探す必要がある。
※最新のiPhone 17世代でも,USB Type-C経由で映像出力をできるのはiPhone 17 Pro/Pro Maxのみ
そんなときにゲーマーなら,PlayStation 5を使ってみよう。PS5はゲーム機であるが,同時に極めて優秀な,というか事実上,現在最強のメディアプレーヤーでもあるのだ。
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PS5はビデオ配信用途で何ができるのか,どこが優れているのかをまとめてみよう。
●目次
動作が速くて快適な扱いやすいUI
PS5をビデオ配信の視聴用途で使う最大のメリットは,なんと言っても動作が速いこと。
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とくにアプリを選ぶときや,起動して視聴可能になるまでの動作が速いし,PS5のメディア欄やアプリのUI上で,項目や再生するビデオを選ぶときの動作も,非常にキビキビとしていて,待たされる感じがしない。
4K解像度やHDR映像の表示にも対応しているので,対応テレビと組み合わせれば,美しい映像を堪能できる。
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また,テレビにつないでリモコンで操作する小型のメディアプレーヤー,たとえばAmazonの「FireTV Stick 4K」(Amazonアソシエイト)シリーズや,Googleの「Google TV Streamer」といった機器もある。
ただ,これらの機器は,率直にいって動作が遅いのだ。テレビ内蔵や単体メディアプレイヤーとPS5では,UIの処理を担当するSoC(System on a chip)やメモリの性能が段違いなのである。とくに,SoCにコストをかけられないテレビの内蔵機能は遅く,何をするにもワンテンポ待たされる感じだ。
一方のPS5は,PC並みの処理性能があるので,速くて当然ともいえる。
また,PS5はゲームをプレイ中にメディアアプリに切り替えたり,その逆に,メディアアプリから動作中のゲームに戻ったりするのも簡単だ。
ゲームのインストールやアップデートのダウンロード中に,YouTubeに切り替えて暇をつぶすなんてことも,当たり前にできるのがPS5のいいところである。
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UIに話を戻すと,PS5のホーム画面上側には,ゲームをプレイするときに選ぶ「ゲーム」のタブと並んで,ビデオやオーディオアプリを使うための「メディア」タブが存在する。
インストール済みの各アプリが,アイコンでずらりと並んでいるので,目当てのアプリを選ぶのも簡単だ。
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ゲームとメディア向けアプリを分けているため,アプリ一覧がごちゃごちゃしにくい。画面上側に並ぶアプリのアイコンを選択していくだけで,画面中央には,そのアプリで視聴できるお勧め動画などが表示される。
さらに,メディアタブの「Discover」欄では,インストール済みの各ビデオ配信アプリにおけるお勧めコンテンツを一覧できる。いちいち各アプリを実行しなくても,今のお勧めコンテンツを確認できるのは,UIがビデオ配信アプリと連携しているからだ。
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PS5では,UIがきちんとメディアアプリやサービスと連携動作するように作られているわけだ。
対応するビデオ配信サービスが多い
PS5をビデオ配信用途で使うもうひとつのメリットは,対応するビデオ配信アプリが多いことだ。
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本稿執筆時点で,PS5用ビデオ配信アプリは14本もある。おなじみYouTubeを筆頭に,ゲーマーなら外せない「Twitch」,ユーザー数が多く独自コンテンツも多い「Amazon Prime Video」,映画やアニメの独自コンテンツを多数擁し,WBCの独占配信を行うNetflix,マーベルやスターウォーズといった強力なブランドの独自コンテンツを持つ「Disney+」のアプリもある。
米国におけるF1の独占配信権を得たAppleの「Apple TV」も利用可能だ(※F1については,日本国内は対象外)。
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さらに,国内でのF1独占配信を行うフジテレビ系列の「FOD」や,国内企業では最大手の「U-NEXT」,地上波民放放送局の番組を配信する「TVer」,アニメや邦画,国内ドラマを中心に提供する「DMM TV」※なども,PS5用アプリを提供中だ。
PS5があれば,国内で見られるほとんどのビデオ配信を見られるわけだ。
※アダルトコンテンツ中心の「FANZA」も視聴可能
メジャーリーグベースボールの「MLB」や,欧州サッカーの「UEFA.tv」,プロレスの「WWE Network」のような,海外のスポーツ専門チャンネルも,PS5アプリで利用できる。
また,本稿の趣旨とは離れるが,ストリーミングミュージックアプリとして,「Spotify」と「Apple Music」も利用可能だ。
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PCやスマートフォンで見られる主要な国内向けビデオ配信サービスのうち,PS5向けのアプリがないのは「ABEMA」くらいだろうか。
ちなみに,多くのPS5用ビデオ配信アプリが,QRコードを使ったスマートフォンでのログイン認証に対応している。ゲームパッドでログイン用のアカウントやパスワードを入力するのは面倒なので,ユーザーとしてはありがたい限りだ。
ゲームパッドはもちろん,リモコンでも操作できる
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PS5のビデオ配信アプリは,もちろん,PS5標準の「DualSense ワイヤレスコントローラー」ですべて操作できる。ただ,「片手で気軽に操作したいな」には,テレビ用リモコンを使いたくなるもの。片手でお菓子を摘まんでいるときなど,とくにそうだ。
そんなときに役立つのが,メディアリモコンである。
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メディアリモコンは,BluetoothでPS5と接続する機器だ。そのため,テレビとの通信に赤外線を使うので,操作時にはテレビのリモコン受光部に向ける必要がある一般的なテレビリモコンと違って,どの方向を向いていても操作できるのが利点である。
YouTubeやNetflixなど,アプリを直接起動できるショートカットボタンを4つ備えているほか,対応テレビであれば,メディアリモコンから音量を調整することも可能だ。
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メディアリモコンを使ったビデオ配信の操作は,テレビでビデオ配信を見るのと変わらない手軽さがあるので,PS5をビデオ配信用途にもよく使うという人にはお勧めしたい。
PS5でビデオ配信を楽しむ利点について述べてきたが,実際に使ってみると,実に動作が快適なのが嬉しい。筆者はそれまで,テレビでYouTubeやAmazon Prime Videoを見るためにChromecastを使っていたのだが,PS5でビデオ配信を見るようになってからは,まったく使わなくなってしまったほどだ。
WBCやF1中継をビデオ配信で楽しみたいと思っている人は,ぜひ,PS5を使うことを強くお勧めしたい。一度やってみると,手放せなくなるだろう。
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