このゲームの読者の評価

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かなり満足 90 - 投稿者:かっこー(男性/20代)
- 投稿日:2021/04/18
- 良い点
- ・新鮮な翔虫アクション
・ガルクのおかげで移動が楽
・採取がリポップする形なのでツアーでいちいち戻らなくていい
・モンスターの合流という面倒な機会をチャンスに変えてくれる操竜
・気軽に参加できるオンラインプレイ
・日本語のボイスありだと大技前に警戒を呼びかけてくれる - 悪い点
- ・オロミドロ(戦っていてあまり面白くない)
・シナリオが途中で途切れているのが残念
・どことは言わないが狩りというよりギミック多め戦闘な点は賛否両論かも - 総評
- ワールド系は触れていないが、携帯機に来たということで買ってみた今作。
体験版でも結構翔虫アクションは楽しかったが、製品版でも損なわれていない。
ガルクでの移動が楽と書いたが、仮にオトモがアイルーだけとしても
翔虫で飛び跳ねていればあまり移動に苦労することはないだろう。
個人的には受け身を取れるのが非常に助かる。これで起きハメを回避できる。
自分はハンマー使いだが翔虫を消費して出せる技も楽しく、ハマっている。
マルチプレイもわざわざ部屋を作らずとも行きたいクエストを選択して
募集を探すとそのクエストだけのパーティで参加できる気軽さがある。
MMOでいうランダムマッチングのようなもので、百竜夜行も4人なら楽々。
難点としてはやはりシナリオが未完成な感じがするところか。
今後のアップデートで色々追加されてシナリオが完結するのだろう。
ボリュームが少ない感じも確かにするが、村と集会所クリアで30〜40時間、
好きな装備をつくったり、未クリアのクエストを順次埋めていけば
そこからさらに数十時間はかかると思うので十分ではある。
発売してからまだ20日くらいしかしてないことを考えると
毎日平均2時間以上遊んでおいてボリューム不足と言われるのも可哀想だ。
まぁそれがモンハンという作品の宿命なのかもしれないが。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 4 4 -
便利な新要素が逆に不便 50 - 投稿者:ガングー(男性/40代)
- 投稿日:2021/04/11
- 良い点
- ・なんといってもハードの性能をフルに活かした
サウンド・グラフィックに加えてエリア移動の
概念が無いオープンフィールド形式は疾走感がある。
・翔虫(かがり虫)を使ってスパイダーマンのように
高所・遠方に一瞬で移動、戦闘においても虫の糸を使い
危険な事態での安全回避・素早い反撃など斬新な信要素は
目を引くものである。
・マップ上にモンスターの位置が最初から表示されており
発見からマーキングという恒例の工程が省かれており
スムーズな狩猟アクションが可能(これに関しては一長一短)
・フィールドで採取した素材は調合可能であるものはオートで
調合しアイテムとしてポーチに入る為、わざわざフィールドで
アイテムを調合する必要が無い。またキャンプにおいて
アイテムボックスから装備の変更・不足アイテム出し入れが
出来る為、忘れ物があった場合でもクエスト開始後の調整が可能。
・希少生物の発見・交易など新システム限定入手素材から
普段は作れないビックリ性能の装備が作れるなど、やりこみ
要素もそれなりに多い。 - 悪い点
- 全体的に玄人向けの印象、特に翔虫を使った
受け身がマスターできていないとボスモンスター戦で
大ダメージは必至、独特の操作感が必要とされ
慣れるまでが大変なうえにコマンドを正確に入力しても
距離や場合によっては不発に終わるなど運要素が高い。
オープンフィールドであるため、ボスモンスターの
執拗な追跡を振り切るのが困難である事が多い。
また下位のクエストであっても上位に出現するボスが
徘徊するなど、バランス調整が明らかに玄人向けで
復帰勢には厳しい。
マップ上にモンスターの位置がアイコンで表示されるものの
アイコンのイラストからモンスターの判別が難しい場合があり
逃げたモンスターを追っていたらクエスト対象外のモンスター
にたどり着くケースも少なからず発生する。
製作側からしてみればペイントボールを省略して便利にした
つもりかもしれないが、表示アイコンが下手過ぎてよほど
特徴を捉えたアイコン以外は同じ落書に見えてしまい
オープンフィールド上でのモンスター探しでクエスト時間を
奪われて結果的に討伐時間が足りなくなるケースが多い。
特に同じ飛竜種が複数同じマップに居る場合は間違える確率
も飛躍的にアップする、なぜ基本中の基本であるペイントを
省いたのか、コンテンツのあり方自体にも疑問は尽きない。
スタッフの目線で追及した便利さとユーザー目線との温度差に
気付かないままリリースされてしまった不遇の迷作。
また、武器の当たり判定に関しても既存のものと若干ズレがあり
小型モンスター相手に広範囲武器を向けても割と当たらない。 - 総評
- 良くも悪くも新システムに依存し過ぎて既存の
システムをリストラした結果、総合的に残念な
出来になっている。
玄人からすれば自己流調整で埋まるものではあるが
この作品でモンハンデビューというプレイヤーには
鬼門と言える。
特に下位であっても集会所ランク2以降は翔虫回避の
失敗が即リタイヤに繋がるケースが点在する。
そういった意味ではモンハンシリーズをプレイしてきた
ユーザーであってもプレイヤーを選ぶ仕様である。
オンラインマルチプレーが前提となる難度のクエストも
多く、そういった要素も含めて総合的に欠陥は多い。
オンライン時に誰か抜けた際にボスモンスターの残存HPが
修正される、広域スキルで付与したアイテム効果が
上書きされない、寄生プレイヤーを追い出し新規プレイヤーを
再参加させるなど主にオンラインプレーに特化した
改善点は多いので一概にダメなモンハンとは言い切れない。
今後のアップデートでどれだけ改善されるか、改善せずに
開き直るかが見所ではある「異質なモンスターハンター」
異論はあると思うが全体的におっさんには向かない操作性能 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 3 2 3 2 -
快適だが、とても物足りない 50 - 投稿者:2LH(男性/30代)
- 投稿日:2021/04/09
- 良い点
- ・翔蟲による快適アクション
また何でもかんでも蟲にすればいいのか…という疑問はさておき、この翔蟲によるワイヤーアクションの導入でお手軽に三次元戦闘が可能になった。
崖や坂を登り、ブレスを飛び越え、ダウン受け身で追撃回避など機動力の進化は勿論のこと、能動的にジャンプ攻撃が可能な点や鉄蟲糸技による各武器の個性がより広がったのも良い。
クールタイムを取り入れた回数制になっているのも、攻撃を取るかリスク回避を取るかの戦略性を生んでいる。
…これがロストプラネット3ちゃんですか…。
・従来の一部仕様見直しでモンスターとの戦闘を重視
各種耐性ドリンクの廃止やモンスター座標の表示永続化をはじめとした、翔蟲や鉄蟲糸技によってやや複雑化した操作を阻害しないような改善が数多く施されており快適。
従来作から存在した仕様の見直しはMHWの頃から始まっていたが、今作ではより推し進められた形になった。
・シンプルで明瞭なストーリー、キャラクター
これもMHWから大きく変化。ストーリーは里という小さいコミュニティの存亡にフォーカスされており、「新たにハンターとなったプレイヤーが同郷の仲間たちと里を脅かす現象である百竜夜行に立ち向かう」という少年漫画めいた展開で非常に分かりやすい。
プレイヤーの周りにいるNPCも親しみやすいキャラクター性が付与され、尚且つ百竜夜行の際は共に戦場で戦ってくれる為感情移入もそこそこし易い。
ただただ壮大さを見せつけるだけで中身が空虚でNPCの魅せ方も致命的に下手くそだった新大陸での惨状を知る身としては見違えるよう。
・里クエストの難易度調整と集会所への導線は良い塩梅
モンスターの体力、攻撃力が抑えられ長くなっても10分弱という短時間で狩猟できるほどよい難易度の里クエストが下位クエストの役割を担い、
そこからストーリーに乗っていく形で集会所クエストに軸が切り替わるように誘導されるので、ソロプレイに慣れた頃にマルチプレイの選択肢が提示され新規プレイヤーにも優しい。
勿論最初からマルチ目的で並行して集会所へ乗り込む事もできる。
・うさ団子が世界観とシステムにほどよく良くマッチしている
シリーズの定番要素である食事が刷新され、バフ効果のあるお団子を三種組み合わせた三色団子であるうさ団子が登場する。
これまで散々某戦闘民族のようにガツガツ飲み食いしていたハンター像を鑑みると違和感を禁じえないが、
料理と調理風景の質感を高く維持しにくいであろうSwitchのハードウェア的な制約を、和を感じさせる食物且つゲームのバフシステムにも合致する三色団子で補ったのは良いアイデアではないかと思う。 - 悪い点
- ・チュートリアルの"詰め込みました"感
「とりあえず大量のテキストと申し訳程度のSSを詰め込んだ説明書」をチュートリアルと未だ勘違いしているカプコンの悪癖。これはストリートファイターV等の同社タイトルにも見られる。
せっかくウツシ教官のクエストが最初にあるのだから、そこから派生した幅広いチュートリアルクエストを導入するか、里クエストにもっと盛り込んでも良かったのではないか。
読み物としてではなく、クエストというプレイヤー操作が介入出来る体でもっと充実させれば、既存プレイヤーはスキップ出来るし新規プレイヤーもより自然な形で習熟出来るはず。
・操竜の"やらされてる感"
モンスター対モンスターという怪獣大決戦を実現させる今作のウリの一つではあるが、戦闘中に操竜フラグが立つと今までの骨肉の争いはどこへやら、プレイヤーには脇目も振らず他のモンスターに殴り込みを掛けて自分ないし相手が操竜準備状態に移行する。
このパターンが戦闘の流れに関係なく不自然に挟まるのでプレイヤーからしてみればシステムの都合でやらされている感が強く出てしまっている。
付随する形でモンスターのエリア移動も不意に起こる事になるため、マルチプレイでオトモアイルーを連れている(ガルクを連れていない)プレイヤーはストレスが溜まる仕様。
操竜自体は大ダメージ&おとしもの獲得のチャンスなので活用しない手はないが、もっと柔軟且つ自然に操竜準備状態を誘発出来ればいいのだが…。
・百竜夜行の"こうしてください"感
クリアランクを高めるには多量のサブ目標をこなすことを求められるので、序盤中盤は必然的に防衛設備を駆使しなければならない反面、
最終関門での攻防はプレイヤーの武器攻撃ダメージが何倍にも跳ね上がる「反撃の狼煙」状態に必ず移行するので、防衛設備の使用を事実上制限されてしまう。
また最終関門まではヌシによって突破されやすく、門を守り切ることは難しい。ほぼ劣勢での戦いになるというシチュエーションで場に変化が少ない。
タワーディフェンスというプレイヤーの工夫でいくらでも遊びが広がりそうな要素を取り入れていながら、終始開発者の意図する動きだけを強要される窮屈なクエストになってしまった。
・入れ替え技の解放に格差
各武器種にコマンド技を差し替えられる「入れ替え技」が実装されているのだが、その条件がHR4〜6に武器4種、5種、4種とHRを跨いで振り分けられてしまっている。
HR上昇にはひとつのランクあたり最短でも緊急を含めると大体6クエスト程度のプレイが必要で、それだけ武器種毎の技解放に格差が出ている。
見たところ恐らくHR毎の総クエスト数を均一にするための措置なのだろうが、なら技の伝授担当であるウツシ教官のクエスト枠に入れればいいだけの話では…?
・サブキャンプ解放までが回りくどい
各フィールドで候補地を発見して帰還、里で雑貨屋のサイドクエストを受注、対象のクリア/納品で次回以降のクエストに反映、とやや手間がかかる上数が多い。
サブキャンプはファストトラベル地点としてあると無いとではクエスト対象への到達時間に雲泥の差が出てしまう必須レベルのロケーションな為、マルチでは未開放のプレイヤーが居るとそれだけで足並みが乱れてしまう。
下手にクエスト化せずHR昇格の報酬として解放される等のご褒美要素に留めておけばよかったのではと思う。
・戦闘中のオトモガルク
オトモアイルーのように気絶や行動不能時に起こしてくれる時はあれど、高い確率で試みてくれるかと言うとそんなことはない。
命令どおりに随伴していなかったり大技が来た際は目の前が見えていないかのように不動のままバウバウ吠えているだけの時も数多くあり、ガルクの体格の大きさもあってかなり悪目立ちする。
加えて小型モンスターへの攻撃も「待て」コマンドを使わないと止めてくれない(大型のみ狙うというAI設定が無い)。
多彩な支援でプレイヤーを援護するアイルーがいる手前、AIを賢くしすぎるとプレイヤー側のデバフ管理が簡単になりすぎるというのも理解出来るが、それにしてもあんまりではないだろうか。
・集会所加工屋ナカゴが不快
こいつだけ新大陸から渡ってきたんじゃなかろうな…と勘ぐりたくなるくらい、本作の他キャラと比べて異質なくらいにセリフが不快。
しかも何度も往復する集会所準備エリアの加工屋担当なので嫌でも聞く機会が多くなり、それだけ耳に残りやすい。
里加工屋のハモンが無愛想ながら気配りが伺えるステレオタイプな職人気質に対し、こちらは嫌々働いているバイトのような印象を持ってしまう。
例えば「強さだけでなく、見た目も大事にしたいですよねェ…その気持ち、分かりますよ。」というセリフがあるが…いやそう(継ぎ接ぎキメラ装備を)させているのはそっちだろ!
これは演者が悪いというより、ただのセリフが煽りっぽくになってしまうようなキャラクターと演技指導のすり合わせ不足の問題にも思う。
・露骨なコンテンツ出し渋りと切り売り
本作一番の問題点。箇条書きで列挙させて頂くと以下になる
・ストーリーが完結しない。ラスボスも"討伐"できない
・亜種モンスター不在。バサルモスが居るにも関わらずグラビモスが不在
・関連して最高段階に達する武器が少なく防具共々選択の余地が狭い
・恒例のマカ錬金護石ガチャによるプレイ時間の水増し
・クエスト数をシェイプアップし過ぎ。百竜夜行も通常種ヌシで水増し
・キャラメイク要素再びのDLC化。それが許されるのはMO/MMOだけでは
・重ね着。ロビー装備や防具合成の例を何度指摘されれば気が済むのか - 総評
- 個人的にはマンネリを解消しつつ、かつてのMHP系に回帰した上で更に上を行くプレイサイクルのシンプルさやのめり込み易さを感じた。
特に適度に纏められたストーリーラインに乗せて気軽に遊べる里クエストからマルチプレイ重視の集会所クエストへ誘導する導線がよくできており、熱を失うことなく集会所のラストまで攻略できた。
何度も何度も繰り返すことになるクエストも、開始直後にサブ拠点へのファストトラベル…からのオトモガルクでフィールドをかっ飛んで手早く接敵しすぐさま戦闘。これが余りに気持ちよく、MHWは何だったのかと思うほど。
シリーズのフォロワーである「ゴッドイーター」や「フリーダムウォーズ」にも似たスピード感とアクションを足した事は英断だったと言えるし、
クサくて滑稽極まりないストーリーとキャラクター、テンポの悪化でしかなかった導蟲と痕跡、悪意あるモンスター/行動といった、MHWに顕著だった嫌らしさがそこそこ是正されたのは好印象。
速さ、シンプルさ、快適さ。本作の評価点であるこれらの部分は幅広い層に普及したSwitch向けのモンスターハンターの方向性としては大正解だったと言える。
ただやはりと言うべきか、流石はモンハン屋さんのカプコンである。いかにも小金稼ぎや今後のアップデート、G系追加パッケージのリリースを見越したコンテンツの切り売り/出し渋りが顕著。
4月末に複数の新モンスターを含めたアップデートが予告されているが、それまでの間遊び続けられるかというと全くそんなことはなく、既存のコンテンツ量ではまるで保たない。今ですらもう自分から無理矢理にやり込みを作っていかないと残っていない。
コンテンツ追加による長期運用は昨今のゲームでは当たり前の売り方だが、それが受け入れられるのは100%のゲーム本編に10%や20%を積み重ねられるタイトルであり、本作のように100%になれそうなものを70%や60%に削ぎ落とした上でアップデートとしてセーブしているようなやり口は、はっきり言って悪辣だ。
ゲーム内にデフォルトで実装されていてもおかしくない細かいDLCの数々も相まって、フルプライスで売るコンソールゲームとしては不誠実。"出せば売れる"シリーズだからこそのメーカーの傲慢さを感じずにはいられない。
上述の通り既にやることが大して残っておらず、無理やり慣れない武器種を使ってみたり友人らとのマルチプレイが出来るから惰性で続けているのが現状。
MHWも最初はこんなだった気はしなくもないが、同じやり口で何度もプレイヤーを縛りつけられるという考えはいい加減改めた方がいい。コンシューマーでもモバイルでも、本作よりも長く太く遊べるタイトルは今や星の数程あるのだから。
作品を重ねてきた長寿シリーズの、おうち時間が謳われる時勢の新作としては余りにも物足りない薄味のタイトルだった。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 3 4 3 1 -
前作の良い所と新システムが融合した良作 80 - 投稿者:IA(男性/30代)
- 投稿日:2021/04/05
- 良い点
- ・翔蟲で自由に飛び回れる
・環境生物の配置
・ガルクによって移動が楽になった
・ホット、クーラーの廃止やキャンプにすぐ戻れるなど利便性の向上
・操竜や入れ替え技などの新システム
・参加依頼でクエストに飛び入り参加できる - 悪い点
- ・全体的にモンスターの動きが緩慢
・調合の際に調合可能物のみの表示や換金アイテムの一括売却が出来なくなった - 総評
- 前作から機種を変えてswitchとなったが概ね不満はなく満足できる出来だと思う。
ただシリーズ経験者からするとちょっと難易度が下がったと感じるかも。
まず翔蟲に関しては壁を登ったり敵の攻撃を回避したりと移動性能が大幅にアップした。それ以外にも武器種ごとに技も設けられそれぞれの武器の個性が際立ってよかったのではないかと思う。
操竜に関しては使う場面は限られるが上手く操作すれば敵の動きを封じられるし、他のモンスターを操って大ダメージを与えられるなど面白いと思う。
後は前作の救難信号にあたる参加依頼で他の人とマルチプレイが出来るのは良かった。正直、自分はこれがなかったら買うのを辞めようかと思っていたぐらいで普段、オンラインゲームとかやらない人でも気軽に出来ていいと思う。
唯一の不満はモンスターの動きが遅くなった事。
WやIBの時のように一瞬も気の抜けないモンスターというのはいなかったし、死亡率もだいぶ下がった気がする。ただ、間口を広げて未経験者も取り込もうという考えならば致し方ないのか…
後はモンスターの数がちょっと物足りない気もしたがそれはアプデで増えるらしいので今後に期待。全体を通して見ても不満な所はあまり無く、遊びやすい作品だと思う。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 4 5 4 4 -
ユーザーフレンドリーなカジュアルモンハン 80 - 投稿者:ビコ(男性/30代)
- 投稿日:2021/04/04
- 良い点
- ・和風に特化したアートディレクション
今作は和風ということで、モンスター紹介動画から各種デザイン、彩度を落とした色彩設計に至るまでしっかりとコンセプトが貫かれています。特に紹介動画は格好良く必見です。
・充実したオプションカスタマイズとUI
自動調合、ショートカットリスト編集、視野角変更までありかなり自分好みにできます。採取ポイントの載ったMAPが見れたり、肉質やドロップの確率までゲーム内で確認できるのも素晴らしいです。更にはキャンプへの無限ワープや無限砥石等、煩わしさを極力減らしてくれています。
・生まれ変わった狩猟笛
旋律を覚える必要が無くなったのはもちろんですが、叩きつけが味方を吹き飛ばさなくなったことが特に大きいです。初心者が使うと支援武器なのに邪魔になるという矛盾も無くなり、使用者が大幅に増えています。昔から愛用していた人はイナゴの群れに混ぜられたようで思うところはあるかもしれませんが、単純に扱いやすくなったことは歓迎したいです。 - 悪い点
- ・ボリューム不足感がある
私は40時間ほどで里クエも集会所もラストまで終わってしまいました。ここから装備集めに入りますが、今作は100時間も遊ばないと思います。いつもモンハンは200時間前後は遊べていたので大分ボリュームが少ない印象です。
・80%のものを後からDLCで100%にする売り方
上記のボリューム不足に通じる部分ですが、コンテンツを小出しにすることで長く遊ばせようという魂胆のようですが、多くのユーザーは今遊べる分が終わるとそのまま次のゲームに移ります。近年はインディーズ等安いゲームを気軽にダウンロード出来たり、多数のソシャゲの掛け持ちするスタイルが多い為、こういった戦略はユーザーを手放す結果になってしまい悪手かと思います。また、フルプライスで未完成品を出し後から補完していくやり方は単純に心象も悪いです。ネット環境の無い人はストーリーも中途半端で終わることになります。
・重ね着のDLC商品化
マルチプレイが活発なゲームですので、オシャレにも気を使いたくなるものですが、今作は今のところ重ね着はDLCの商品のみ。おそらく今後コラボクエストの報酬で無料配布も有り得ると予想しますが、ユーザーからすると残念な部分です。いつもコラボ装備が空気、というコラボした会社からすればどうにかしてほしい部分だったとは思うので一概に悪いとは言えないかもしれませんが、追加するなら早くしてほしいところです。 - 総評
- 様々な面から遊びやすくなっており、UI面での進化を感じさせる作りでした。
しかしながらボリューム不足とそれに伴う後出し商法化の加速はいちユーザーとしては歓迎しがたいものです。他にあそびたいものが無く1日1〜2時間程度でゆっくり進める人は気にならないかもしれませんが。
また、難易度は全体的に見ると下がった面が多い印象です。ほぼ失敗しない百竜夜行、キャンプでアイテム補給可能、比較的大人しくなったラージャン等。ボルボロスだけは妙に強くなった気がしましたが強化されたと感じるのはそれくらいです。高難易度の村上位最終クエストのようなものも今のところ見ていませんのでこれも後出しにされるのでしょうか。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 4 2 -
シリーズリブート! 85 - 投稿者:QuickReview(女性/30代)
- 投稿日:2021/03/31
- 良い点
- フィールドでの移動が格段に楽になった。
ガルクやスライディングそして翔蟲のおかげで移動速度は向上、サブキャンプへのファストトラベルで一気に遠いエリアまで移動できるようになった。
卵クエストが楽になった。
翔蟲で運ぶだけなので、いままでのマゾさが好きだった人には残念かもしれない。
モンスターの行動が全面的に見直されて、ただの遅延行為のような不快行動は減った。
レウスの飛行やウルルクスの滑走などが大幅に短縮された。
翔蟲を使うことで、今までは攻撃できなかった高さのある敵への攻撃ができるようになった。
マルチでクエストの目的のクエストへの途中参加ができるようになった。(一回だけ手助けで参加)目的のクエストが見つかるまで検索したり待ち続ける必要がなく、集会所でも気楽にクエストがスタートできるようになった。
今回は里クエストをやっているだけでHR3まで昇格でき、集会所クエストを1からやる必要がなくなる。
ドリンク類を飲む度にカッツポーズしなくなった。
歩きながらやガルクに乗りながら飲むことができるようになった。 - 悪い点
- G級がないのでどうしてもボリューム感は物足りなさを感じる。
また今までのことを考えれば、Gも別パッケージで買うことになるかと思うと・・・そろそろ拡張部分だけDLCで売る方式に変化してもらいたい気持ちはある。
今までの武器の使い勝手はそのままで(笛は少し違うが)翔蟲を使ったアクションがプラスされて攻撃の幅は広がった反面、今後のシリーズでも翔蟲やガルクが必ず採用されるのか?この操作に慣れてしまうと今後のシリーズで不自由さを感じるのでは?という不安がある。
アイルー自体が使えないわけではないが、移動の便利さからガルクを第一オトモにしない選択肢がなく、アイルーの不遇さが目立つ。
百鬼夜行というタワーディフェンス+従来のモンハンというクエストが追加されたのだが、メインクエストにこれをいれるのはちょっと勘弁してほしかった。
敵の強さもマルチ前提のバランスなのでソロだけでプレイする人にはかなり厳しい。
しかもこれがHR4の昇格条件になっており、ここで躓く人も多いのでは? - 総評
- 全体的に旧作(〜XX)までで不自由を感じていた部分や不快感を感じる部分は極力排除されて簡便になったり改善されたりで快適さは増した。
ただ、これが今までの不自由さを逆に楽しんでいた層からは不評になる原因にもなっているのではないだろうか?
ミドルプレイヤーには概ね受け入れられたとは思うが、ベームバランスは簡単に傾いたものの、必要となる操作は逆に増えたため、プロハンからは物足りなさを、初心者にはとっつきにくさを覚える事になった可能性は高い。
旧作からの変化に一定の戸惑いはあるものの、時間が経つに連れその大部分には慣れてくる。
今後のシリーズ展開やDLC次第ではあるものの、どこかで旧システムの刷新は行う必要に迫られていたのは確かで、そう考えればまずまずの再出発になったのではないだろうか? - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 3 2 -
お手軽モンハン 55 - 投稿者:ローポリゴン2(男性/30代)
- 投稿日:2021/03/30
- 良い点
- ・武器調整が比較的まとも
・翔虫の移動やジャンプは慣れれば楽しい - 悪い点
- ・操作性が悪い
・相変わらずカメラアングルが酷い
・食事風景がワンパターンでつまらない
・狩猟以外の要素はMHWから劣化 - 総評
- Switchで出しただけあって良くも悪くもライトな作りです。
特に村クエはモンスターのHPが非常に低く、シリーズ未経験者や子供でもサクサク進められるでしょう。
ゲームとしての新要素は翔虫くらい。
ただ、その翔虫が戦闘面を楽しくしてくれています。
低機動力の武器の弱点を補うような移動ができたり、武器のゲージを貯めるのを補助してくれたり、大ダメージの大技があったりするなかで、自分にあった技を選択して技構成を決めるのは中々楽しいです。
欠点は操作性の悪さです。
先行入力がなくなったのでしょうか、MHWならこのタイミングでいけてたのに、というタイミングでも入力を受け付けてくれないことが多々あります。
特にアイテムスライダーが顕著です。
MHWではスライダーを開くボタンと移動するボタンを同時押しで選択アイテムを変更できていたものが、今作ではスライダーを完全に開くまで移動ができません。
MHWと比べると1秒程度のラグがあり、それによるアイテムの選択ミスが非常にストレスです。
他、納刀したはずなのにしてない、アイテムを使ったはずなのに使ってない、のような入力を受け付けてなかった系の挙動が多々あり、MHWと比べるとイメージ通りに操作することができません。
画面の視認性の悪さも最早モンハンの伝統芸のようですが、引き続きあります。
今作では一部モンスターが体の一部でカメラの半分を隠す等、壁際以外でもカメラワークの糞さを実感する部分が増えました。
マルチの視認性の悪さも問題ですね。
4人+4匹の攻撃エフェクトが常に出ている状態で、敵も味方も自分すらも、何をしてるのかわからないことが多々あります。ソロ推奨ゲーです。
これらの難点がハードのスペックによる可能性もあるため、待てる人はすでに発表済みのPC版の発売を待つのが良さそうです。
以下は人によって感じ方が違うと思いますが、食事が団子のみというのは個人的にはマイナスポイントです。
面白みがないというか、世界観にあってないというか…。
モンスターを狩りに行く前には豪快に飯を食ってほしいです。
あと装備がほとんどダサいのも嫌ですね。さっさと重ね着装備を実装してほしいです。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 2 1 1 5 2
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