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不可思議な森の奥,鏡で覆われた館での物語。速水奨さん・飛田展男さん・成田 剣さんが一人二役を務めた「音楽朗読劇 アンジェリーク」レポート

 2019年に25周年を迎える,コーエーテクモゲームスの女性向けコンテンツ「ネオロマンス・シリーズ」。これを記念した,豪華キャスト&演奏者による「遙かなる時空の中で3」および「アンジェリーク」の音楽朗読劇が,世田谷区民会館で開催された。本稿では,そのうち2018年11月18日に行われた「アンジェリーク」公演の模様をお届けする。

 「音楽朗読劇 アンジェリーク」では,「CD アンジェリーク外伝3〜禁域の鏡〜」をベースに,守護聖とニセの守護聖が対峙する物語を描いたものとなっていた。補足するとこのCDシリーズは,シリーズ初のRPG作品「アンジェリーク 天空の鎮魂歌」中盤の,いわばサイドストーリー的な位置づけである。
 これまで多数の外伝(ドラマCD)がリリースされている「アンジェリーク」シリーズだが,「禁域の鏡」は,RPG作品の舞台である宇宙を救う旅の途中というシチュエーションで,とくにミステリアスな内容と言えるだろう。

 本公演には,光の守護聖ジュリアスおよびキーファー役の速水 奨さん,水の守護聖リュミエールおよびユージィン役の飛田展男さん,流浪の剣士アリオスおよび皇帝レヴィアス役の成田 剣さんが出演。そして,ギターの西村 健さん,ピアノ・シンセサイザーの田中和音さんが演奏を担当した。
 今回の朗読劇では,女王アンジェリーク=リモージュと補佐官ロザリアが宇宙を支配する皇帝に幽閉され,昏睡から目覚めた新宇宙の女王アンジェリーク=コレットに,ジュリアス,リュミエール,アリオスの3人が“鏡で覆われた館”で体験したできごとを語る……という構成で物語が進んでいく。
 
画像(004)不可思議な森の奥,鏡で覆われた館での物語。速水奨さん・飛田展男さん・成田 剣さんが一人二役を務めた「音楽朗読劇 アンジェリーク」レポート

 この日のステージは全体的にモノクロで,冷たさを感じる金属や鏡を思わせるセットが組み上げられていた。出演陣は黒をベースとした衣装に身を包み,マイクスタンドの前に立って演技をする。
 本公演の聴きどころはやはり,キャスト達が生で演じる守護聖とニセ守護聖との一人二役だろう。場面転換では,演奏される音楽やセットの雰囲気が変わりはするものの,それはさりげない変化にとどめられており,言葉によるシーンの説明もなかった。にもかかわらず,演者がひとこと言葉を発しただけで演じるキャラクターが変わったことが瞬時に理解できるのは,さすがと唸らされた。

画像(005)不可思議な森の奥,鏡で覆われた館での物語。速水奨さん・飛田展男さん・成田 剣さんが一人二役を務めた「音楽朗読劇 アンジェリーク」レポート

 速水さんは,厳格だが内面に優しさと誠実さを秘めるジュリアスを演じる一方で,ニセ守護聖のキーファーの非常に丁寧だが冷ややかな一面を見せる。飛田さんは,守護聖パートで語り部を務めるリュミエール役で穏やかな癒やしの声を聴かせつつ,ユージィンではキーファー以上に冷徹な性格という真逆の演技を見せてくれた。成田さんは,守護聖とはまた一味違う優しさを持つアリオスと,カリスマ感あふれるレヴィアスを演じ,3人,いや6人の異なる魅力をたっぷりと堪能させてくれた。
 また,声の出演は前述の3名のみではあるが,ストーリーにはすべての守護聖とニセ守護聖達が登場しており,セリフがなくても3人の見事な演技で「そこに彼らがいる」と感じさせてくれた。実は筆者自身も,かつて「天空の鎮魂歌」をかなりやり込んでいたのだが,当時から長い年月が経っていても,キャスト陣の声を聴いただけで一気に“女王候補生”に戻ったような気持ちになり,とても胸が熱くなった。

画像(006)不可思議な森の奥,鏡で覆われた館での物語。速水奨さん・飛田展男さん・成田 剣さんが一人二役を務めた「音楽朗読劇 アンジェリーク」レポート

 ドラマの終了後は,見事な演技と演奏を聴かせてくれた出演者達によるトークが行われた。この日の感想を聞かれたギターの西村さんは,作品を何回も聴き,向き合ってきた日々への感謝の言葉を述べつつ,キャスト達には「最高でした! みなさんの声に惚れそうになりました」とラブコール。一方,ピアノ・シンセサイザーの田中さんが「僕はもうみなさんの声に惚れてしまいました。なんで自分は格好良い声に生まれなかったんだろう!?」と答えると,速水さんが「ピアノが弾けるのと,多少声がいいのとではどっちがモテるかって言ったら,絶対にピアノの方がモテる!!」と力説し,会場の笑いを誘っていた。
 そんな二人の素晴らしい音楽には「演技をしながら聴き惚れてしまった」と成田さん。そして,シリアスながらも“ちょっと抜けているところもある”キャラクターの多いニセ守護聖達のパートについては,飛田さんから「へたなアドリブをしないよう気をつけていましたが,うずうずしていました」とお茶目な回答も飛び出した。
 また,キャスト陣からは1900年代(※「CDアンジェリーク外伝3」シリーズ第一弾は1999年に発売)に作られた物語が,まだまだこうして楽しんでいただけることに深く感謝しているとの言葉が観客に送られ,大きな拍手とともに,ステージは幕となった。

画像(001)不可思議な森の奥,鏡で覆われた館での物語。速水奨さん・飛田展男さん・成田 剣さんが一人二役を務めた「音楽朗読劇 アンジェリーク」レポート
会場ロビーでは,関連グッズの物販も行われて,盛況を博していた
画像(002)不可思議な森の奥,鏡で覆われた館での物語。速水奨さん・飛田展男さん・成田 剣さんが一人二役を務めた「音楽朗読劇 アンジェリーク」レポート 画像(003)不可思議な森の奥,鏡で覆われた館での物語。速水奨さん・飛田展男さん・成田 剣さんが一人二役を務めた「音楽朗読劇 アンジェリーク」レポート

「音楽朗読劇 アンジェリーク」公式サイト


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