連載
インディーズゲームの小部屋:Room#46「Another Bound Neo」

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本作の主人公は,コードネーム「ロスト」を名乗り,数々の特殊任務を遂行してきたフリーエージェント。廃棄されたはずの宇宙ステーションで発生した,謎の爆発事故の調査に向かった軍の特殊部隊チームが消息を絶ち,ロストはこのステーションの調査と生存者の救出を依頼される。無人と思われたステーションは,未知の生物が徘徊する危険地帯と化していたのだ。ステーション内にわずかに残された生存者達と協力し,ここから脱出しなければならない……。
操作方法は一般的なFPSと同じく,W/A/S/Dでの移動とスペースバーによるジャンプ,視点操作と攻撃はマウスで行う。攻撃は左右どちらのマウスクリックでも構わない。また,攻撃や視点操作など一部のアクションは,ペンタブレットによる操作も可能。ペンタブレットを持っていて,それをゲームに活用しようという人はそれほど多くないだろうが,なかなかユニークな試みだ。基本的な操作はFPSとしてもかなりシンプルなので,操作で迷うことはないだろう。
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プレイヤーキャラの体力は,画面上部にアーマーの耐久力として表され,敵の攻撃を受けてゲージが無くなってしまうとゲームオーバーとなる。体力の回復は,ところどころに設置されたデータセンターで行え,同時にセーブも行われる。体力回復アイテムなどはないので,データセンターを見つけたら忘れずに立ち寄っておこう。またプレイ中に「F1」キーを押すと,その時点での達成すべき目的が確認できるので,次に何をすべきか迷ったときはすかさず見直すようにしよう。
マップは宇宙ステーション内ということで,迷路のように入り組んだ細い通路と小部屋がメイン。プレイ感覚やグラフィックスの雰囲気などは,プレイステーション(2にあらず)最初期のFPS「キリーク・ザ・ブラッド」に,どことなく通じるものがある。本作では,サイト(照準)付近の敵に対してある程度まで自動照準が働くものの,これはあくまで補助と割り切って使うレベル。やはり最後に頼りになるのは,自分の華麗なマウスさばきだけだ。狭い通路の先で,出会いがしらに敵と遭遇すると苦戦はまぬがれないので,画面右上の索敵レーダーには常に注意を払っておきたい。ちなみに,弾数は無制限だ。
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宇宙ステーションからの脱出は,まずステーションの電力を回復させ,しかるのちに脱出カプセルに乗り込むしかない。そのためにはステーション内をくまなく歩き回り,あちこちの仕掛けを解いて脱出経路を確保する必要がある。本作では敵との戦闘だけでなく,この謎解きにもかなりの重点が置かれている。仕掛けは主に,赤く光るスイッチを押す(銃で撃つ)ことで起動させるのだが,このスイッチがなかなか見つけにくい場所にあったりして,探し出すのに苦労する。さらに,動く足場の上をジャンプで渡るなど,アクロバティックな操作を要求される場面もあって気が抜けない。
キャラクター同士のイベントシーンやボス戦も用意されているなど,非常に完成度が高い作品で,FPSファンならぜひともプレイしておきたい1本だ。難度はやや高めだが,EASYモードもあるので,FPS初心者でも十分楽しめるだろう。本作はCrystal light stageの公式サイトでフリー公開されているので,興味を持った人はさっそくチェックしておこう。
■Crystal light stage公式サイト
http://hp.vector.co.jp/authors/VA029904/![]() |
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