ノートPCに取り付けてデュアルディスプレイを構築できるセカンダリ液晶が発売に。13.3インチパネル採用でHDMIとアナログ接続をサポート

　台湾の給奇創造（GeChic）は，ノートPC向けのセカンダリディスプレイ「On-Lap 1301」を日本国内で発売すると発表した。ノートPC本体に取り付けてデュアルディスプレイを構築できるのが特徴となっている。12月20日頃の発売予定だが，価格は未定。販売はユニティが行うとのことだ。


　On-Lap 1301は，13.3インチサイズで1366×768ドット解像度の液晶パネルを採用したディスプレイ製品である。入力インタフェースはHDMIとアナログRGB（D-Sub 15ピン）の2系統。給電はUSBとなっており，別途ACアダプタを必要としない。

　ノートPCへの取り付けは吸盤で行うとのこと。吸盤付きの「フレームホルダー」が付属しており，これを使うことで，ノートPCの液晶パネルと並べるように設置でき，水平や垂直方向に表示領域を拡張できるという。
　ノートPCの液晶パネルと並べて置けるので，一般的なセカンダリディスプレイ製品と比べて，違和感なくデュアルディスプレイ環境を構築できそうである。また，13.3インチサイズの液晶パネルを備えたノートPCであれば，サイズ感の統一も図れるだろう。


　とはいえ，「ディスプレイ解像度が低いノートPCでオンラインゲームなどをウインドウモードでプレイしつつ，適宜Webブラウザに切り替えて攻略Wikiなどを見る」といったプレイスタイルの人からすると，On-Lap 1301は面白い製品と言えるかもしれない。価格次第では，いちいち［Alt］＋［Tab］キーでウインドウを切り替えたりすることなく，セカンダリディスプレイに表示させたWebブラウザも見られる存在として，注目を集めそうだ。

給奇創造（GeChic）公式Webサイト