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各店舗で品薄状態の続くWii Uは北米で初週に40万台を販売。Wiiなど,ほかの任天堂ハードも健闘
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これはNintendo of Americaが北米向けに出荷できる台数の上限に近い数字だとフィサメィ氏は語っており,大手チェーン店や量販店などでは,依然として品薄状態が続いているようだ。この手のローンチにはありがちなことだが,北米のオークションサイトなどには,Wii Uが正規価格よりも1〜3万円前後高い値段で出品されている。
11月22日は「感謝祭」の祝日にあたり,北米ではその翌日から正式な「ホリデーシーズン」がスタートする。ホリデーシーズンに年間売上の50%を超すような業種もあるほどの買い物の時期が,クリスマスまでの5週間にわたって続くのだ。そんなこともあってか,フィサメィ氏はほかのプラットフォームのセールスも好調だったことをアピールしており,ニンテンドー3DSは約25万台,さらに最近は新作のリリースも減っているWiiが約30万台,そしてニンテンドーDSが約27万5千台と,先週だけで約120万台ものハードを売ったという。
WiiやDSが3DS以上に売れたのは,感謝祭の翌日,小売店が軒並み黒字になるブラックフライデーの目玉商品として,各店舗が特売をしたからではないかと,フィサメィ氏は分析している。
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2006年11月19日にリリースされたWiiは,その年の末までに北米市場で約125万台の販売台数を記録しているが,各店舗での品切れ/品薄は予想以上に長引き,店頭に潤沢に送れるようになるまでは2年以上も要した。その反省からフィサメィ氏は,「前回よりも,迅速に出荷できるような改善策をとっている」と語っている。
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