「蛇香のライラ～Allure of MUSK～」4Gamer限定掛け合い第3回と，第2巻の攻略対象となるキャラのイベントシーンが公開に

2019/01/09 11:00

　“アラビアン×官能×三角関係”をテーマにした女性向け恋愛ADV「蛇香のライラ～Allure of MUSK～」は，第1巻が発売中，第2巻が2019年1月25日，第3巻が2月22日に発売予定のPC用ソフトだ。

　アイディアファクトリーの女性向けブランド「オトメイト」とフロンティアワークスが贈る「triAngle PROJECT」の第3弾シリーズとなる本作では，四方を砂漠に囲まれた熱砂の国「シャナーサ王国」を舞台に，ちょっと危険な三角関係な恋愛が描かれている。

　今回は，第2巻で攻略対象キャラクターとなる鱗皇驪（CV：興津和幸）と鱗希驪（CV：佐藤拓也）のイベントシーンを紹介するほか，第1巻の攻略対象キャラクターのヴィンス・ルーガン（CV：谷山紀章）と主人公の親友・アイーシャ（CV：平流エレン）といった，不思議な組み合わせの2人による4Gamer限定の掛け合いを掲載している。

【蛇香のライラ～Allure of MUSK～】第3回
オトメイト×フロンティアワークスのNEWゲームプロジェクト
『triAngle PROJECT』の第3弾タイトル

　アラビアン×官能×三角関係をテーマに、【ターゲット×スパイ（主人公）×クライアント】の組み合わせの三角関係を全3巻構成で展開。
　キャラクターデザインにはユウヤ氏を迎え、嬌艶な主人公と、個性豊かな攻略対象たちとのワンランク大人向けのロマンスをお楽しみ頂けます。
　プロジェクトテーマである三角関係を《二重スパイルート》として描き、渇愛・寵愛・共犯の関係に惹き込んでいきます。

　今回の会議開催によって、ターゲットが一国の王子様・王様というミッションが舞い込んできますが、今まで主人公が培ってきた密偵技術では歯が立たない事も。ターゲットやクライアントたちの予想外の行動にミッションが難航することも――？

　今月末の【1/25（金）】に発売となる、《第二夜アジアン・ナイト》のターゲットとクライアントのゲーム画面をチラ見せします。

※シリーズ1本目となる『蛇香のライラ～Allure of MUSK～第一夜ヨーロピアン・ナイト』は、好評発売中です！

▼ターゲット
――気高く偏奇な皇太子【鱗皇驪（りんこうれい）】
異種婚姻譚『白蛇伝』に登場する主人公“白娘子”に恋する皇驪は、今回の会議開催で訪れたシャナーサ王国で、まさかの出会いを果たします。

主人公・シリーンの姿が、皇驪がずっと思い描いていた “白娘子”の姿そのものだったようで、目眩を起こすほど一瞬で心を奪われました。
弟・希驪はそんな兄の反応（＆シリーンの美しさ）に開いた口が塞がらないようです。
この出会いが、今回の“特殊”なミッションが舞い込んでくる引き金となりました。

▼クライアント
――麗しく狡猾な太子【鱗希驪（りんきれい）】
兄・皇驪とは真逆と言っていいほど、女の子好きの希驪は、兄の『白蛇伝』信者っぷりに少し疑問と不安を抱いています。運命的な出会いにより骨抜きになってしまった兄が会議で失態を犯すのではと心配し、出会った時に言っていた《カマル》というワードを手がかりに探しに行きます。
そこで商売上手な店主様の口車に乗せられ、シリーンに依頼をすることに。

シリーンの誘惑の手腕を疑う希驪を納得させるため、店主様に促され誘惑を開始すると――？

と、緊張感漂うスパイミッションは、ゲーム本編のプレイでお楽しみ頂くとして……

『蛇香のライラ』連載企画
一国を背負うなら人間観察も必要！？
人をよく見るからこそ、人を導ける！
【予想しろ！　鱗皇驪の恋愛観！】第三回目

★回答者：アイーシャ＆ヴィンス・ルーガン
★前情報：晩餐会の給仕係としてヒラール宮殿に来ていたアイーシャと、晩餐会に参加しているヴィンス。皇驪への印象が対照的な二人が織りなす会話をお楽しみください！

『偏奇な皇太子鱗皇驪の恋愛観予想～コントラストトーク～』
～それは、とある晩餐会の後の事～

ヴィンス
（はぁ……。今日の晩餐会では少し飲みすぎたな。中庭で酔いを冷ましてから部屋に帰るとするか）

ヴィンス
（……しかし、相変わらず皇驪殿とはうまく喋れんな）

ヴィンス
（考え方は理性的で判断は冷静かつ適切。為政者として優れた人間である事は間違いないはずなのだが、やはりどうにも掴みづらい……）

ヴィンス
（国の跡継ぎ同士、今後も付き合う必要があるのだから、どうにかしてこの苦手意識を払拭すべきだが――）

アイーシャ
「あーんもー！　皇驪様ってほんっと綺麗～！！　優しいし、かっこいいし、最高！　私もあの晩餐会混ざれたらいいのにー！」

ヴィンス
（ん？　この女……。確か、シリーンの友人……だったか？）

アイーシャ
「あれ、ヴィンス殿下じゃん。皇驪様は一緒じゃないの？」

ヴィンス
「……。どうして私が、皇驪殿と一緒にいると思った」

アイーシャ
「えー、だって皇驪様って結構ヴィンス殿下のこと好きじゃない」

ヴィンス
（そうだったか？）

アイーシャ
「ま、皇驪様はお優しいから、どの人にも優しいしどの人のことも好きになっちゃうって感じだけど！」

ヴィンス
（……そうだったか？）

ヴィンス
（俺からは、どの人間とも一線置いているように見えていたが……。女の前だとまた変わるのかもしれんな）

ヴィンス
（興味深い。今後の為にもこの女から皇驪殿の話でも聞いておくか）

ヴィンス
「お前は、皇驪殿のどこが特にいいと思うんだ」

アイーシャ
「え、やっぱ誰にでも優しいとこ？」

ヴィンス
（誰にでも優しい、か。それの良さはあまり分からんが――その性質のおかげで誰とでもすぐに親しくなれるのだけは、確かに尊敬出来るな。俺も、話しかけられるとどうしても無碍にできん）

アイーシャ
「でも、なんといっても皇驪様の良いとこは、顔よねー！」

ヴィンス
（顔……？）

アイーシャ
「中性的で綺麗だし、肌が陶器のようになめらかで美しくって……何食べて何塗ったらあんなお肌になるんだろ！」

ヴィンス
（肌……。確かに、鱗帝国の人間の肌はルーガンともシャナーサとも違うな。風土のせいか、それとも食物のせいか……）

ヴィンス
（食事、か。そういった会話から皇驪殿と交流を深めるのも良いか。それなら当たり障りのない――）

アイーシャ
「でも皇驪様っておっとりしてるから、私みたいなバシバシ言う女の子みたいなのがぴったり合うと思うんだよね！　そう思わない！？」

ヴィンス
「は？　いきなり何を――」

アイーシャ
「はっ、でももし皇驪様と付き合ったら私皇太子妃になるって事！？　つまりはいずれ皇后に！？　やば、私かっこよすぎ……」

ヴィンス
（一体何を言っているんだ、この女は。本当にシリーンの友人なのか？）

アイーシャ
「はぁ～、でも皇驪様っていっつもにこにこ微笑まれてて、本当に心が広くて包容力ある方よね～！　ヴィンス殿下も憧れるんじゃない！？」

ヴィンス
「……確かに、皇驪殿の常に平常心な所は尊敬しているな」

アイーシャ
「だよねー！！」

ヴィンス
（とはいえ、何を考えているか分からない所がどうにも苦手だが。……常に笑顔な人間ほど、腹の中では何を考えているか分からんしな）

アイーシャ
「あっ！　とか噂してたら皇驪様が晩餐会会場から出てきた！　皇驪様ー！」

ヴィンス
（……あの女、この俺に一方的にまくし立てるだけまくし立てていなくなったな）

ヴィンス
（しかし興味深い話だった。悪気がなく、別け隔てなく優しく振る舞える男……か。だから、ああして僅かな時間で夢中になる女も出てくるのだろうな）

ヴィンス
（とはいえ本人は色恋に興味がなさそうではあるが。……あの皇驪殿が惚れるのは、一体どんな女なのだろうな）

※ヴィンスは皇驪の白娘子狂いについて知りません※

～完～

　次回は、美蘭＆鱗皇驪による【鱗希驪の恋愛観】についてのトークをお届け予定！お楽しみに～！