スチームパンクMMORPGの新作，「The World of Gatheryn」が発表

　蒸気機関が高度に発達した世界を冒険する新作MMORPG，「The World of Gatheryn」が発表された。


　本作は，イギリスのヴィクトリア朝をモデルにしたと思われる，剣と魔法の文化と，発達した蒸気機関によって空も飛べるようになったスチームパンクの機械文明世界が融合したMMORPG。
　ゲームの詳細は不明だが，プレイヤーはElymia Islandという島にある町，Fog Townから冒険をスタートする。用意されたクエストには，パズルやミニゲームの要素が含まれたものがあるとされているので，単純にモンスターを討伐していくだけではないプレイスタイルになりそうだ。
　ペットも用意されており，フェレットのような小動物だったり，スチームパンクらしく機械仕掛けの猿のようなロボットペットだったりするとのこと。また自分の家（あるいは部屋かも）に家具を飾りつけたり，友人を招いて会話を楽しんだりもできる。
　公式サイトでは，ジュール・ヴェルヌやH.G.ウェルズのSF小説を思わせるアートワークが掲載されているので見ておくといいだろう。

　開発は，アメリカのカリフォルニアで2006年に設立されたデベロッパ「MindFuse」。本作が制作ゲーム第一弾となり，100万ドルの融資を元手として満を持しての発表となる。リリース日や価格など詳細は発表されていないが，2009年前半のサービス開始が予定されているようだ。