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[インタビュー]劇場で感じてほしいNOIR BOUQUETの雰囲気やテンポ感。ミュージカル「フラガリアメモリーズ」にかける思い
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印刷2026/04/08 12:00

インタビュー

[インタビュー]劇場で感じてほしいNOIR BOUQUETの雰囲気やテンポ感。ミュージカル「フラガリアメモリーズ」にかける思い

 サンリオが贈る騎士道ファンタジープロジェクト「フラガリアメモリーズ」(以下,フラメモ)を舞台化した「ミュージカル『フラガリアメモリーズ』〜でぃあ・まい・ふれんず!〜」(以下,フラミュ)が,2026年4月3日より東京・シアターHで上演中だ。また,4月17日より兵庫,4月24日からは東京凱旋公演も実施予定となっている。

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 昨年5月には「ミュージカル『フラガリアメモリーズ』〜純真の結い目〜」,11月には「ミュージカル『フラガリアメモリーズ』〜Promise of Love〜」が上演された「フラミュ」だが,本公演では黒の大陸の騎士「NOIR BOUQUET」の物語が描かれる。

 今回4Gamerでは,「NOIR BOUQUET」の岩崎悠雅さん磯野 亨さんにインタビューを行った。本稿ではその模様をお届けする。

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タッサム役/岩崎悠雅さん
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ピケロ役/磯野 亨さん



皆で支え合いながら「フラミュ」ができている
稽古中のエピソードでは懐かしさも実感


4Gamer:
 お二人は前作「〜Promise of Love〜」にも出演されていたと思います。あらためて,出演してみていかがでしたか。

タッサム役/岩崎悠雅さん(以下,岩崎さん):
 「〜Promise of Love〜」では,僕たちは日替わりパートを主に担当していて,「どれだけお客さんを笑わせられるか?」ということに重きを置いていた感じだったんですよ。

ピケロ役/磯野 亨さん(以下,磯野さん):
 そうそう。前回はクロードの成長や葛藤が描かれていて,結構濃い内容になっているんですよね。なので僕らは,「集中しているお客さんの心をどれだけ開けるか」を考えていました。常にネタのことを考えていたけど,今振り返ると楽しかったな。

岩崎さん:
 実は日替わりパートの前のシーンが,クロードとミュンナの感動的な場面で。お客さんの中には涙を流している方もいらっしゃったんですよね。その中を後ろから登場したのも,今ではいい思い出です(笑)。

4Gamer:
 なるほど。そんなお二人が演じる,それぞれのフラガリアの魅力もぜひうかがいたいです。

岩崎さん:
 タッサムは紳士さをいつでも忘れないし,常に自分を持っているんですよね。芯がある分,ときにはハンギョンやピケロに振り回されてしまうこともあるのですが,そこもかわいいところだと感じていて。なので「〜でぃあ・まい・ふれんず!〜」では,そんな彼のギャップや個性を皆さんに見せられたらと思っています。

磯野さん:
 ピケロは登場するフラガリアたちの中でも異色の存在だと思うんですけど,心の底には主(ロード)への愛がしっかりあるので,その点は魅力的だと感じていて。ほかのフラガリアとは違う考え方や,交流を深めるときの角度の違いは,彼にしか出せないところだと思っています。

4Gamer:
 ありがとうございます。そうした個性豊かなフラガリアたちを演じるうえで,心がけていることや意識していることはありますか。

岩崎さん:
 僕はやっぱり姿勢ですかね。自宅でも矯正グッズをつけて過ごしたり,手先の動きや所作にも気を使うようになりました。最初は難しかったんですけど,前回出演しているからこそ,今回はすんなりできるようになりましたし,ステージに立つと自然とタッサムのたたずまいになっています。

磯野さん:
 すべてではないんですけど,「誰かの台詞の終わりに入り込む」ようにしています。基本はセリフを言い終わったあとに次の人のセリフが入ると思うんですけど,あえて誰かが言ったことに対して待たずに入っていく……みたいな。
 こうすることで「NOIR BOUQUET」の雰囲気やテンポ感ができあがってくるんですよ。「RED BOUQUET」「BLUE BOUQUET」とは違う部分であり,「NOIR BOUQUET」らしいところなんじゃないかな。

4Gamer:
 では実際に演じてみて,難しかったことや苦労したことはありましたか。

岩崎さん:
 それこそ,紳士的に接するところと,皆とわちゃわちゃしているときの切り替えは難しかったですね。「〜Promise of Love〜」のタッサムが常にコミカルな感じだったので,今回は彼のしっかりしている部分も足したいなと思うことが結構あるんですよ。あらためて,タッサムのキャラクター性について考えさせられました。

磯野さん:
 ピケロは感情を表に出すようなキャラじゃないので,心情の変化をほほ笑みや声色で表現しなきゃいけないんですよ。全体的にわちゃわちゃしていた前回とは違って,今回はピケロが思っていることを見ている方にも感じ取っていただく必要があるので,そういうところに難しさを感じています。

4Gamer:
 そういったところにも注目してほしいですね。稽古期間の中で,印象に残っている出来事やエピソードがあれば教えてください。

岩崎さん:
 稽古中,腐れ縁組(タッサム,ハンギョン,ピケロ)は一緒にいることが多かったかも。作中でも3人の掛け合いがかなりあったよね。

磯野さん:
 確かに。ほかのシーンの稽古中も近くにいたから,1人が台詞を読んでいたら誰かが乗っかってきて……みたいな。
 振り付けの練習でも,気づいたらNOIR BOUQUET全員が集まっていたこともあって,僕らにお中元はいらなかったんだなと。(岩崎)悠雅くん以外は今回が初共演の方ばかりなんですけど,そんな感じがしないくらい友情が育まれました。

岩崎さん:
 あと,RED BOUQUET,BLUE BOUQUETの方々も稽古を盛り上げてくれるんですよ。僕らが練習しているときにもリアクションを取ってくださったり。

磯野さん:
 曲が終わったあとには全員が拍手してくれるし,皆で支え合いながら「フラミュ」ができていることを実感します。

岩崎さん:
 この前も稽古場に行ったら,外で(大見)拓土さん(リミチャ役)がブツブツと何かを話していて。何をしているのか聞いたら,日替わりネタを考えていたんですよね。「懐かしい!」と思いました。

4Gamer:
 以前はお二人がやられていたことですしね。そういえば,NOIR BOUQUETのメンバーで焼肉を食べに行っていたのも印象的でした。

岩崎さん:
 焼き肉,行きましたね。

磯野さん:
 うんうん。おいしすぎておかわりしちゃったし,しゃべることより食べることに一生懸命だった気がする(笑)。焼き肉は稽古が始まって1週間くらいのときに,マッキーさん(ハンギョン役の荒牧慶彦さん)が企画してくださったんですよ。
 こういうときって皆でしゃべったり,交流を深めたりする目的があったと思うんですけど,それよりもお肉がおいしすぎて(笑)。

岩崎さん:
 僕がしゃべっているときも,ご飯を食べる音しか聞こえなかったのを覚えています(笑)。

磯野さん:
 (笑)。焼き肉はコース形式だったんですけど,僕だけ料理が運ばれてきた瞬間にすぐ食べていたので,常にお皿がきれいだったな。皆とはこの会をきっかけに仲良くなれたので,すごくありがたかったですね。

4Gamer:
 皆さんの仲のよさが伝わってきました(笑)。フラガリアたちにはそれぞれ“騎士道”があると思いますが,お二人が大切にしている「譲れないこと」や「普段心がけていること」はありますか。

岩崎さん:
 いろいろあるんですけど,この仕事を始めてからずっと変わらないのは“謙虚さ”かな。自信を持つことは大切ですが,「絶対に天狗にはならないぞ!」と決めて仕事をしているので,これは自分の騎士道かもしれないですね。

磯野さん:
 いつも謙虚だから,すごく伝わってきてる(笑)。僕は“自分で決めた目標は,到達するまで絶対に諦めない”かな。ロードマップとは少し違うんですけど,「何年後までにはこうなりたい」ということを決めて,それに向けた努力は絶対に手を抜かないようにしているんですよ。

4Gamer:
 そうなんですね。たとえば,何か達成できたことはありますか。

磯野さん:
 前々から,とあるミュージカル作品に出演したいと思っていたんですけど,そのために何が必要かを考えて,ボイトレ(ボイストレーニング)をしたり,1つひとつの作品で全力を出し切れるよう取り組んできたら,今年出演することが決まりました。

岩崎さん:
 確かに,着実に夢をかなえているよね。

磯野さん:
 基本的に諦めないんだよね。自分が思っていた年月で実現できなくても,「一度決めたらやり通す」ことは,自然と大切にしているのかもしれないです。

4Gamer:
 その積み重ねが,ちゃんと実を結んでいるんですね。本作では,アルペックが各国のフラガリアと出会いながら成長していきますが,お二人が最近「成長したな」と感じた出来事はありましたか。

磯野さん:
 前回の「〜Promise of Love〜」を経験したことで,掛け合いの空気やテンポ感が自然と理解できているのは成長だと思うし,「〜でぃあ・まい・ふれんず!〜」の稽古でも生かされているんじゃないかな。

岩崎さん:
 そうだね。自分たちで日替わりネタを考えるときも,テンポはずっと意識していたからね。

磯野さん:
 僕らの考えていたネタは無駄じゃなかったんだ!(笑)

4Gamer:
 今回の舞台がますます楽しみになりました。最後に,ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

岩崎さん:
 RED,BLUEに続き,今回はNOIRということで,「NOIR BOUQUET」らしい色を皆さんに感じ取っていただけたらうれしいです。「〜でぃあ・まい・ふれんず!〜」の終盤では,「NOIR BOUQUET」をより実感するシーンがあるんですけど,僕はその場面が大好きで。そこに至るまでの過程を大切にしつつ,舞台を観てくださった方が「友情っていいな」「友達に連絡してみようかな」と少しでも思っていただけたら幸いです。

磯野さん:
 今回は「NOIR BOUQUET」らしさを出しつつ,全38公演と前回に比べて長めの公演期間になっています。1人も欠けることなく,全員でしっかり走り切っていこうと思いますので,ぜひ最後まで応援していただけるとうれしいです。

4Gamer:
 ありがとうございました!

――2026年3月29日収録


  • 関連タイトル:

    フラガリアメモリーズ(メディアミックスプロジェクト)

  • 関連タイトル:

    フラガリアメモリーズ Color of Wishes

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