●鉱石の加工
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鉱石は原石の色によってもいろいろ違う鉱石が取れることになる |
前回は,採掘後の加工で「+3を以外を売って,+3を加工に」と書いたのだが,ちょっと怪しくなってきた。筆者はクローズドβテストのときは,それでほぼ赤字は防いでいたのだが,実はタリックの出る確率に差はないのではないかという説もあったので,ちょっと試してみた。
資金難のためちゃんとした実験はできていないのだが,とりあえず原石50個ずつを加工した場合の結果では,+1の原石を1としたときに,加工後の鉱石の個数合計からすると,その比率は,
原石の種類
| 加工費比
| 生成物比
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+1
| 1
| 1
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+2
| 1.3
| 1.2
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+3
| 1.6
| 1.56 | となった。これだけではデータが少なすぎるのだが,必ずしも原石がよいからといってお得になることはないようだ。なお,このときは+2のときのみ,クリスタルが1個出ている(ハズレ?)。むしろ高く売れる+3を売って,売値の悪い+1でタリックを探すほうが無難かもしれない。+3のほうが,確実に加工後の鉱石が多く取れるのは間違いないので,鉱石自体が必要な場合はこの限りではないが。
レベルが上がると鉱石の加工は必須事項となってくる。できるだけ加工貧乏にならないように工夫したいものだ。
●遠隔武器使用の注意 魔法や遠隔武器を使っていて,先に打ち込んだはずなのにMobが違う方向に走り出してしまうことがある。これは,遠くから攻撃したときにはHateが取れないので,アクティブになったMobは近くの人に襲いかかってしまっている状態だ。この場合,見知らぬ人を盾代わりにしてしまっていることになるので,速やかに接近して,Mobの攻撃対象が自分になるように調整しよう。
また,近接系が叩いている場合も遠くからではHate取れないので,狙ったMobを近接系の人が殴っていたら素直に諦めよう。
●覚えておくと便利なフォース(ベラート編)
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スピリチュアリストでなくてもフォース攻撃はできる。鍛えておかないと攻撃力が不足するかも | 現在行われているオープンβではガンやボウといった飛び道具のバランスがいまいち良くない感じがしている。レンジャーを目指す人などにとってはちょっと複雑な感じある。序盤はともかく徐々にレベルが上がっていくと,その与ダメージの低さが気になってくる。レンジャー専門職であれば,スキルの高さなどで補える面もあるのだが,スペシャリストなどは,レベル30以降でドライバーになって機甲装備を操れるようになるまではそれこそ半端なダメージしか出せないのが現状だ。ゲームを始めると,流れ的に最初にガンを選ぶような感じになるのでとくにそれを強く感じることになるだろう。
遠隔攻撃だから,撃って離れての繰り返しもありなのだが,やはりダメージ量の少なさはどうしようもなく,そうして戦っていると離れてる間に誰かにMobを奪われたりと散々なことが多いのは事実だ。 そこで,同じ遠隔攻撃方法として用意されているフォースを使った攻撃を試してみよう。こちらはというと,序盤に各フォースを購入するときには,フォースコアが非常に高く感じて手を出しづらいのだが,お金はすぐに貯まっていく。少し余裕ができた頃に回復支援系のフォースなどから覚えていくと,スキル熟練度も上がってちょうどいいはずだ。 徐々に攻撃力不足を感じ始めるLv20台で,フォースによる遠隔攻撃を使い始めるというのも一つの手といえるだろう。もちろん,フォース自体を覚えたてではさすがにフォースによる攻撃はすべてMissとなってしまう。そこで支援フォースを使って,とにかくそこらじゅうで戦闘してる人に支援フォースを掛けまくって回ろう。前述のとおり,RF
onlineでは,スキルを鍛える場合は,基本的に経験値の入る強さの敵と戦闘しなければならない。しかしフォースの場合,基本熟練度を上げるだけなら,仲間種族(自分を含む)に支援フォースを使用するだけでいつでも鍛えられるという特徴がある。鉱山には同族がいつでもたくさんいるので,フォース訓練のメッカとなっている。 これであっという間にフォースの熟練度が上がっていくはずだ。経験値を得られるMobに近いレベルのスタッフを使えるようになったら,攻撃系の4つの属性のフォースを使って戦闘でもスキルを上げられるようになるので,攻撃と同時にスキル熟練度も合わせて上げていくようにすれば完璧だ。
フォースは範囲攻撃などもあるが,スピリチュアリストでなければこれらを無理に鍛える必要はないだろう。単体攻撃用のフォースだけなら費用も抑えられる。懐具合と相談しながら整えていくといろいろと役立つはずだ。
なお,パーティプレイのときにもフォースは優れた攻撃方法といえる。壁役以外はみんな遠隔攻撃を主体とするRF
onlineだが,ガンやボウではフォースのダメージには到底追いつかない。パーティで効果的に敵を倒すならフォースは鍛えておくほうがお得というわけだ。ただし,メインのスキルをあとで鍛えなければならないというジレンマもあるのだが……まあ,これはデュアルクラス要素の一つでもあるのだから上手く鍛えるしかないだろう。
●統制装置破壊プロジェクト
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統制装置周辺での戦い | オープンβで,主な目的となるのが統制装置の破壊と防衛を目的とするRvRの実践だろう。レベル25程度でクエスト(というよりほぼ命令)のような形で強制的に表示される,他種族の統制装置破壊と自軍統制装置の防衛クエストがそれだ。 このクエスト自体はいわゆる攻城戦に近い意味あいを持っており,指定された時間帯になるとクエストが発動される。このとき,鉱山中央のホーリーストーンキーパーが消え,鉱山の覇権を争って統制装置破壊の戦闘が行われるようになるのだ。
各種族の統制装置はクレッグ鉱山のポータルからほど近い場所に設置されている。敵種族の統制装置を破壊した状態で,自軍の統制装置を死守してクエストが終了すると,一定期間ホーリーキーパーがいても中央鉱山での採掘が自由に行えるようになる。
中央鉱山の採掘権独占の利点としては,圧倒的な採掘速度の高さがが挙げられる。ポイントにもよるが,5秒に1個くらいの採掘速度である。これにより,装備のアップグレード用の宝石などの入手確率が大幅に跳ね上がるというわけだ。もちろん,長期にわたって権利を死守できれば,それだけ他種族との戦いが有利になっていくので,毎日が戦いとなる。
攻める統制装置は二つ。守るのは一つ。いかに軍を分けて,それぞれがうまく機能するかが鍵だ。もちろん敵の各軍も,防衛と攻撃でどこかの統制装置に攻め込んできている。そのため,しばしばどこかの統制装置で三つ巴の戦いが繰り広げられることになる。防衛側と攻め込む二つの軍勢。壊したほうに権利があるのだから,統制装置を攻撃しながら,別の攻め込んできている種族を退けつつ,防衛隊を蹴散らし続けなければならない。 この統制装置,非常に強固にできているため,ちょっとやそっとでは壊すことができない。レベル25にならないと,1ダメージすら与えられない。ベラートなら機甲装備が多数,アクレシアならランチャー部隊が,コラなら召還獣軍団といった強大な力を持った軍勢が必要となってくる。それも相当な数がだ。
もちろん対PC戦にもそれらの威力は絶大なので,軍団のバランスも重要となってくるだろう。それぞれの種族の持ち味を生かした形でRvRが行われていくのだが,実際にサービス開始のときには,さらに大規模な戦いが待っているはずだ。オープンβのうちにこの戦いを経験してその先の戦いの糧としてみてはどうだろうか。
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