― 広告企画 ―
RF online オープンβテスト開始

戦いが主体となっているゲームのRF onlineにおいては,恵まれないスペックを持ったスペシャリスト。しかし,スペシャリストにしかできないこともたくさんある。その最たるものが「生産」であろう。今回は生産を中心に解説していく。高レベルになるほど重要性を増していくクラスなので,スペシャリストの方々はめげずに精進していただきたい。全クラス向けにはアイテムアップグレードと各種Tipsもお届けする。

RF online オープンβクライアントダウンロード開始
生産はスペシャリストの醍醐味?

 

 SF MMORPG連載も第3回目を迎え,そろそろハイレベルなキャラクターが増えてきていると感じている人も多いだろう。読者諸氏はすでに鉱山で暴れているだろうか? 筆者はレベルを上げながらRvRにも少し参加している。

 

 今回フィーチャーするのは,スペシャリストである。RF onlineでは,スペシャリスト以外は一切生産活動を行えない仕様となっている。戦闘スペックで見るとスペシャリストは,スピリチュアリストの体力とウォーリアのフォースポイントを兼ね備えた「悪いとこ取り」仕様の,恵まれないクラスでもある。ベラートでは,機甲使いとして華々しい活躍の道もあるのだが,コラやアクレシアでは縁の下の力持ち的な存在である。最初は戦闘力も弱く,スキルも役に立たないのだが,レベルが上がるにしたがってだんだんと重要度を増していく。それがスペシャリストである。

 

 さて,そんな筆者は機甲装備に乗りたくて(ミーハー?),ベラートのスペシャリストになったのだが,やはりスペシャリストということで,今回は生産をがんばってみた。とはいっても,時間的にも限界があるので,今回は触りの部分,生産の基本を見ていきたい。 

 

 まず,スペシャリストだからこそ使えるアイテムがある。三つの製作機だ。雑貨商人のところで売られている「防具製作機」「武器/盾製作機」「矢/弾製作機」がそれだ。

 

 まず,これら三つの製作機のうち,作りたい装備の種類にあったものを購入する。もちろんすべてのスキルを上げたいなら三つとも購入だ。これらの製作機がないと生産活動は始まらない。

 
 購入した製作機を開いてみると分かるだろうが,作りたいパーツの種類ごとに上にタブがあり,その中に現在のスキルで作れるアイテムが表示されている。選択するとウィンドウ下に必要な材料が表示されるといった感じだ。持っている材料は白文字,持っていない材料,もしくは数が足らない材料は赤文字となる。 

 
 矢/弾丸製作機や防具製作機で序盤に作れるアイテムに関しては,ほとんどの材料を雑貨商人から購入することが可能だ。もちろん,低レベルモンスターから得たものを使うこともできる。これに対し,武器や盾を作るには,材料として「鉱石」が必要になるので下準備が必要になる。
  

●雑貨屋で売られている生産材料一覧 

 


■製作に使う鉱石  

鉱物取扱い商(ベラート)。採掘から加工までお世話になる人だ
 連載第2回の「オープンβテスト,プレイTips」でも紹介した鉱石だが,今回の生産で大きく関わってくることになる。まぎらわしいので用語を確認しておくと,採掘して出てくるのは「原石」であり,それを加工したときに出てくるのが「鉱石」である。
 採掘をしても,装備のアップグレード用で使われるタリックや宝石にしか興味のない人もいるだろうが,とくに武器や盾を作ろうと思ったときには加工時にできる鉱石が必須材料となるのだ。
 鉱石を手に入れるには,何度も紹介しているように,鉱山で採掘を行わなければならない。そして採掘には,「採掘機」と「バッテリー」が必要となる。スペシャリストなら最初から持っている「訓練用採掘機」と「訓練用バッテリー」があるはずだ(スペシャリスト以外の人や,バッテリーを使い果たしたときには,鉱石取扱い商人がこれらを売っているので購入しておこう)。あとは鉱山に行って,採掘機を装備して採掘を実行すれば,いろいろな色の原石を採掘できるというわけだ。
 ここで注意したいのは,5色ある原石には+1から+3までの3ランクの品質があり,さらに原石の色によって作れるアイテムの種類が決まっているということだ。そして,それらの原石を加工したときに,4種類の異なるランクの鉱石ができるということも,あわせて知っておく必要がある(表参照)。

 

 原石  ブルーオア  レッドオア  イエローオア
 ↓加工  ↓  ↓  ↓
 鉱石素材ランク1  フェタリウム  ルタリウム  オスタリウム
 鉱石素材ランク2  フェタロウス  ルタロウス  オスタロウス
 鉱石素材ランク3  フェアタリアン  ルタリアン  オスタリアン
 鉱石素材ランク4  フェタリオ  ルタリオ  オスタリオ
       
 対応する装備  スタッフ/レッグアーマー  ガン/ヘルメット  盾/ボディーアーマー
 原石  グリーンオア  ブラックオア
 ↓加工  ↓  ↓
 鉱石素材ランク1  ヘイタリウム  ファースタリウム
 鉱石素材ランク2  ヘイタロウス  ファースタロウス
 鉱石素材ランク3  ヘイタリアン  ファースタリアン
 鉱石素材ランク4  ヘイタリオ  ファースタリオ
     
 対応する装備  弓/グローブ  近接武器/ブーツ

 
 前回も述べているように,原石の加工にはかなりお金がかかる。くれぐれも加工貧乏にならないように注意したいところだ。

 

グレード別原石と加工後の鉱石一覧

 まず,+1と+2,+3といった原石の品質だが,加工後に精製される鉱石の数はかなりランダムで,品質がいいからたくさんの鉱石が精製されるというわけでもないようだ。しかし取れる鉱石の種類に関しては比較的偏りが見られる。高品質の鉱石を精製するには+1より+2,+2より+3がよいというのは一応間違いなさそうだ。とはいっても,+3でも最低品質の鉱石しか精製できない場合もあるので過度の期待はしないほうがよさそうではある。
 しかし,ここでより重要なのは,+1の原石なら低品質の鉱石が取れる確率が圧倒的に高いということだ。
 生産の序盤で使われる鉱石は低品質なものである。上達するごとに高品質なものが必要になってくる。序盤では,安価にスキル上げに必要な鉱石を手に入れることが重要であり,低品質な原石なら加工費用も多少は節約できる。+2以上の原石を加工して,運がよければ最低品質の鉱石が2個とか取れる場合もあるが,それ以外の品質の鉱石しか取れないこともあるので,+2,+3は中盤以降にとっておきたいところだ。
 この最低品質の鉱石だが,一律「〜リウム」という名前なので覚えやすい。どの原石からどの鉱石が取れるのか,どういった装備を製作するのに使うのかなどは上の表を参考にしてもらいたいと思う。

 

実際に製作していこう

生産に成功すると店売りと同じアイテムが作れる。うまくいけば,もっと素晴らしいものも……

  生産の基本は,製作機と材料をすべて持っていることだ。しかし生産といっても実際に使いたいアイテムを作れるようになるまでには,長い道のりがあり,それなりに費用が嵩むことになる。

 すでにハイレベルになっていてお金に困っていない人なら生産に資金を費やすのもいいだろうが,たとえばベラートのドライバーで生産をするとなると,RvRで傷んだ機甲装備の修理などでもお金を使うので,なかなか工面が大変だ。ほかの種族だとそうでもないのだろうか……。

 
 ともあれ,このゲームに限らずMMORPGでの生産というのは,いかに予算をかけずにスキルを上げるかが基本となる。そこで,レシピをよく見て,もっとも安価にスキル上げが行える材料の組み合わせを調べる必要がある。

 それでは,それぞれの生産について個別に見ていくことにしよう。

 

●防具製作  

いちばん安上がりにできる装備でスキルを上げていこう(頭装備は高くつく)

 防具は,ヘッド,ボディーアーマー,レッグアーマー,グローブ,ブーツの5パーツからなっている(RF onlineでは,盾は武器の範疇に入っている)。最初に作れる防具はLv1から装備できる訓練用アーマーシリーズだ。基本的に使う材料は同じなのだが,それぞれの数が異なる。その中でもっとも材料の数が少ないのがグローブとブーツだ。ここではグローブを作ることにした。
 材料としてはリアー3個とクリング1個が必要となる。これらはすべて雑貨商人から購入可能だ。最初は失敗ばかりだとは思うが,1個でもできればスキルも1から2へと,さらにできれば2から3へと上がっていく。スキルレベルが8になるまでは1個成功するごとにスキルレベルが上がっていくのでめげずに作っていこう。

 
 8から先は11まで2,3個の成功でスキルが1ずつ上がっていく。楽勝ムードである。しかし,レベル12になると,ピタッと上がらなくなってしまう。


これは矢/弾の例だが,作れるものが次第に増えていく

 どうやら,このアイテムではもう上がらないということらしい。ここで,製作機を閉じて開きなおしてみると,新たに作れるアイテムの種類が増えていることに気付くはずだ。スキルレベルが3か4上がるごとに一つずつ新たに作れる装備が増えていく感じである。
 ここで,さらにスキルを上げるために2番目に簡単なグローブを作ることにする。材料は先ほどと同じリアーとクリングだが,それぞれ6個と3個必要となり,消費量が一気に倍以上になる。それでもほかの装備を作るよりは安価なのでこれで少しがんばることにする。しかし,スキルレベル15になると,またスキルが上がらなくなる……ここから先は,新たに2つくらいレシピが増えると次の装備を作る必要性が出てくる感じである。スキルが上がる間はできるだけ安価な装備でスキルを上げる。上がらなくなったら,今まで作っていたアイテムより1ランク上の装備を製作すればまたスキルを上げることができるというわけだ。

 
 そうこうしているうちに,スキルレベルが20になると,また新たな壁にぶち当たることになる。とうとう,というか予想はしていたのだが,「表示される材料が雑貨商人の売り物にはない」という事態だ。そう。ここからが本物の生産のつらさになるようだ。
 モンスターを倒して材料を手に入れるか,ポータルなどを利用して行ける中立地帯のトレードマシーンやプレイヤーの誰かから売ってもらうしかなくなる。しかも必要な材料数がかなり多くなるので,消費する数も半端ではない。生産をしようと思っている人は,狩りの途中で出てきた材料は売らずに取っておいたほうがいい。スペシャリスト以外の人も,生産材料を切実に必要としている人は必ずいるので,できるだけ売らずに残しておくようにしたい。


●武器/盾を作る  

 武器の製作では,鉱物が必要になってくる

鉱石の表でもわかるように,武器には最初から材料として鉱石が必要となる。さて,武器の種類と鉱石の色の種類に関しては表のとおりなので,参考にしてもらうとしよう。レシピ的に手軽そうなものといえば,盾だ。それも一番低レベルのラウンドシールドなら,黄色の原石「イエローオア」を加工して得られるオスタリウム1個と,雑貨商人から購入できるブリデンド1個で製作できる。しばらくは「鉱石1個+ブリデンドn個=武器/盾」という公式となる。この鉱石に関しては一定のランクまでは1個のままなので少し安心できる。
 
 作るものが決まったら,まずは採掘である。とにかくイエローオアを指定して,ひたすら掘り続ける。ある程度溜まったら+1ランクのイエローオアを加工してオスタリウムを溜め込もう。防具と同様に失敗の連続は多いものの,完成すればどんどんスキルレベルが上がっていくので,スキルが上がらなくなったら次のランクの装備を作るといった基本的なスキル上げ方法で上げていく。
 ブリデンドの消費個数は,作る盾によって変わっていく。スキルレベルが24になるとカイトシールドを作ることになる。ここからが武器/盾製作の本当の入り口といえるところだろう。
 この先製作していくものには,もう1ランク上の鉱石「オスタリオ」が必要となるのだ。さらに,雑貨商人では売っていない「プリブリデンド」が必要となる。オスタリオは,オスタリウムを入手するときに同時に手に入るものなので,ある程度在庫は抱えられるが,プリブリデンドはモンスターのドロップやPCからの購入に頼るほかないものなので,かなり入手が面倒になるようだ。
 防具の製作よりも,武器/盾の製作はさらに複雑なので,資金を十分用意しておいたほうがいいだろう。


●矢/弾の製作  

矢や弾は消耗品だけに自分で作れるとよいことも多い。属性付きのものも作れるなどほかの生産とは毛色が異なる

 スペシャリストをプレイしていると,どうもガンやボウを最初に渡されてしまうので,そのままメイン武器として使いがちだ(私だけ?)。しかし,これらの遠隔武器は,1回攻撃するごとに弾や矢を消費する。当然ながら,ガンで使うのがであり,ボウで使うのがだ。クロスボウで使うボルトというものもある。うっかりクロスボウでも矢が使えそうに思いがちで,たいていの人は痛い思いをしているはずだ。

 それはともかく,遠隔攻撃はダメージが低い分,連射が必須で,ソロで狩りをしていると「弾切れ」なんていうウッカリが意外とあるのがこの武器の厄介なところだ。そこで,ボウやガンを使用する場合に,少しでも鍛えておきたいのが矢/弾製作スキルである。
 さて,矢も弾もこれまで同様に製作機で作成する。基本的に最初から用意されているレシピは,店で買える弾や矢と同等のものだ。材料はどれも合計で同じコストになるように設定されているようである。
 弾ならばマガジンを作れば,ミカ4個でスキル上げが行える。トータルコストはほかの弾でも同じだから,一番材料が少ないもので上げるのが手っ取り早い。
 この矢/弾製作は,ほかの2種の製作とは異なり,スキルが上がると店には売っていない矢や弾が作れるようになる。さらにスキルレベル12程度まで上げると,土や火,風といった属性の弾が作れるようになる。矢ではさらに多くの種類の属性を持つものが作れるようになる。
 また,スキルレベルが25を超えても最初から作れるマガジンなどでスキルを上げることも可能だ。遠隔スキルを上げるついでに,矢/弾製作を行うと比較的効率よくスキル上げができるのではないだろうか。
 ただし,いつになっても製作成功率は変わらないようで,弾切れ間近であせって作ろうとすると,失敗の連続で補充する前に弾切れなんてこともあるので注意しよう。

 

■生産の道は苦難の道か

 製作全般にいえるのだが,その成功率はどうやら一律か,スキルが上がることで緩和されていたとしても微々たるもので,連続失敗によって大量の材料を無駄に消費することが多い。そのためコストがかかりすぎるといった印象が拭えない。
 また,同じベラートのスペシャリストでも,ドライバーは店で買える程度の品質のものしか作れないが,クラフトマンならそれよりも品質のよい武器,防具が作れるようなので,生産専用のキャラクターを育ててみるのも一興だ。
 とにかく,使用する材料の確保で相当な時間とコストがかかるのがMMORPGでの生産の共通事項であり,RF onlineも例外ではない。仲間を見つけて効率的に行っていくのが妥当なところといえるだろう。高レベルのスペシャリストはギルドでも引っ張りだこであり,ギルドの協力体制が整っていることはスペシャリストにとっても願ったりかなったりという面はあるだろう。本格的にスペシャリストを極めるなら,まずはいずれかのギルドに所属することをお勧めしたい。
 なお,途中から必要となるMobドロップの材料に関する参考資料として,ドロップするMobの一部をリストにしておいたので参考にしてもらいたい。

 

●生産用材料DropMobの傾向 (ベラートHQマップにて調査)
 防具に使用する材料
 ジェムリアー  スプリンターブラッド(少)
   ウォービースト(少)
   ランカー(少)
   スプリンター
   ラットモス
   クラン
   バファーニッパー
   ネオウォービースト
   など
 セルウィーフ  ランカー(少)
 (弾にも使用する)  ウォービースト(少)
   スプリンター
   ラットモス
   クラン
   バファーニッパー
   ネオウォービースト
   など
 武器に使用する材料
 プリブリデンド  ネオウォービースト
   バファーニッパー
   アルゴールクイッチ(A)
   ビッグラットモス
   アルゴール
   など

 

 

アイテムのアップグレード

アップグレードには,対象アイテムとタリック(ジェイド)が最低限必要。タリックごとに異なった性質が付加される。それとは別に最大4個の宝石を使って成功率を上げることができる

  さて,スペシャリスト以外の皆さんお待たせ。ここからはアイテムのアップグレードについて確認しておこう。

 
 基本的には,各アイテムについているアップグレードスロットにタリックやジェイドといったアップグレードパーツを装着することで,それぞれのアップグレードパーツの属性を加えることができるようになる。拾った武器などに,水滴型のスロットがついているのを見たことがあるだろう。そのスロットの数が多ければ多いほどたくさんのパーツを装着できる可能性がある。
 それぞれのパーツの効果などについては,実は,そんなに説明することは残っていない。アイテムのアップグレードについては,公式サイトの「資源システム」 「アイテムアップグレードシステム」に非常に詳しく掲載されているので,そちらを必ず参照しておいてほしい。タリックやジェイドについての詳細が資源システムという,ちょっと分かりにくいところにあるので読み落としている人もいるかもしれないが,そこの説明だけでほぼすべての情報が網羅されている。

 
 タリックやジェイドは原石の加工の際に出てくるものだが,出現率などは残念ながらつかめていない。非常にたくさんの原石を採掘する必要がある。
 アップグレードは回数が進むにつれて難しくなる。失敗すると,最悪の場合アイテムごと消失してしまうこともある。普通の人だと,2,3個装着するのがせいぜいかもしれない。
 このリスクを軽減するためのアイテムが宝石類である。アップグレードマシンに使用することで,成功率を上げることができる。宝石にもランクがあり,高ランクの宝石は,当然ながらレアドロップである。

 
 装備のアップグレードは,このように苦難に満ちている。
 しかし,これらの「資源」がとてつもない力を持っているのは想像できるだろうか? たとえば,逸脱のジェイド(本当に実装されているのか疑う人も多いみたいだが)。現状のオープンβテストはレベル34制限となっているのだが,これを使用すればレベル35制限の装備を身につけることも不可能ではない。タリックを適切に揃えれば,属性防御を大幅に上げることもでき,フォース攻撃に対する耐性を備えることもできる。普通の武器をインテンス武器の攻撃力にすることもできる。族長でなくとも他種族と会話できるようになる……。
 かくして,RF onlineでは資源を巡る戦いが終わることなく続けられていくわけである。

 

タリック/ジェイドの効用一覧  

 種類  効果

 無智のタリック

 攻撃力の増加
 破滅のタリック  ダメージの一部をHPに変換
 暗黒のタリック  ダメージの一部をFPに変換
 混沌のタリック  相手を気絶させる
 憎悪のタリック  遠隔武器の射程を延長
 恩恵のタリック  防御力を上げる
 知性のタリック  かけられた持続性魔法の時間短縮
 浄化のタリック  火耐性の向上
 信念のタリック  水耐性の向上
 守護のタリック  土耐性の向上
 栄光のタリック  風耐性の向上
 魅力のタリック  HP回復量増加
 慈悲のタリック  回避率の増加
 復活のタリック  以前のアップグレード無効化
 幸運のジェイド  ギャンブル運を上げる
 約束のジェイド  NPCからの買い物が安くなる
 豊穣のジェイド  狩りで経験値が多めに入る
 対話のジェイド  他種族と会話できる
 逸脱のジェイド  アイテムのレベル制限緩和

今週のTips

●まとめた売り物にはシフトキー 

 アイテムの売り買いでやたらダイアログが出てくるのはRF onlineのよくない仕様だ(改善してよ,セガさん)。スタックしている生産素材などはシフトキーを押すことでワンタッチで処理できる。知ってるとちょっとだけ幸せになれるかも。

 

●ポーションや装備もショートカットに 

 ゲーム内で盾+片手剣から魔法を使うために両手持ちのロッドに切り換えたとしよう。切り換えそのものは,ロッドを右クリックで素早く切り換わるのだが,盾や剣があちこちのリュックサックに入るので,もう一度装備を盾と剣に直そうとすると手間取ることがある。こういったよく使う装備はショートカットに登録しておこう。こうすれば,リュックのどこに入ったとしても関係なくショートカットから着け外しができる。

 ポーションもショートカットにしておくと便利だ。たとえショートカットに登録していたスロットのポーションがなくなったとしても,自動的に同じ種類のポーションがあるスロットに切り換わっていく。

 

ショートカットにアイテムやポーションを割り付けておくと便利

 


 

●シールド上げの基本  

「攻撃力のなさ」がうれしいアイテムだ
 「レベル上げよりスキル上げ」と先週も説明したのだが,ウォーリアにとってシールド上げは必須であるにもかかわらず,なかなか上げにくいスキルだといえるだろう。現在のバランスでは,ずっとソロで戦っていても,レベルのほうがどんどん先に上がっていってしまうので,盾上げ専門訓練が必須となってくる(聖戦では結構上がるのだが)。
 ウォーリアなら誰でも直面する問題であり,攻撃を盾でブロックしないことには上がらないスキルなので,人がいないところのA級Mobで,星一つのものを素手で殴るなどしている人が多いようだ。安定してMobに攻撃させ続けるには,こちらからも攻撃していないといけないが,攻撃を続けていればMobは死んでしまう。そこで,できるだけ長持ちさせるため,体力だけはやたら多いA級Mobが使われるわけだ。しかし,A級とはいえ,たとえ素手であっても殴り続けていればいずれは死んでしまう。捕まえて放置というわけにはいかないのが難点だ。
 たぶんゲームとして望ましくはないのだろうが,プレイヤーとしては放置していてスキルが上げられればそれに越したことはない。というか,つきっきりで上げなくてはならなくなると,どうしても時間短縮のため数匹のMobを抱え込んで殴らせるしかなく,それはそれでプレイヤーマナーとしてはいかがなものかという状況になってしまう。
 盾装備のウォーリアなら星一つのMobからいくら攻撃を受けても体力は減らないので,そのMobにダメージを与えないで攻撃できれば,時間はかかったとしても盾スキルは放置で上げ放題となる。問題は,素手での攻撃より弱い攻撃などあるのかということだが,実はあるのだ。一番弱い投げナイフ攻撃は,盾を持ったまま行うことができるうえ,ある程度以上のMobではすべてMissとなる。盾上げが難しくなるレベルのMobならほぼ大丈夫だろう。

 

●すべてのスキルを上げるべきか? 装備で変わるもの 
 RF onlineにはレアな装備のグレードがいくつか用意されていたり,アップグレードによる機能強化システムなどが搭載されている。こういった装備による強化を目指す前に,そもそもの基本スキルについてちょっと振り返ってみよう。
 前回のTipsで少し触れたのだが,そのクラスのメインのスキル以外にも,たとえば,スペシャリストでもフォースを鍛えることでフォース攻撃による大ダメージを発揮できる。そして,それは装備についても同様のことがいえる。
 現在,基本となるアーマーに関しては,近接スキル用,遠隔スキル用,フォーススキル用と3種類がある。これらの違いを活用できるかどうかが,ゲームプレイに大きく影響することを認識しておかなければならない。なぜなら,それぞれの装備によって,追加されている効果に違いがあるからである。
 近接スキル用のアーマーでまず重要なのは,いかにダメージを軽減するかである。そのため,基本の防御力が同じレベルのほかのアーマーに比べると高くなっている。肉弾戦に飛び込んでいく場合には非常に重要な要素だ。さらに,攻撃の「Miss」を減らすように命中率にボーナスが付き,近接戦闘に特化したものとなっている。
 フォーススキル用のアーマーでは,フォース攻撃力を増加させることができる。また,フォース攻撃の根源となる最大FP量も増加し,さらにフォース攻撃時の射程距離まで延長される。前衛陣の後ろから攻撃するキャスターにとって射程が延びることの意味は大きく,ダメージ向上の要素があるのも大きい。
 遠隔スキル用装備は,火水土風の4属性に対しての耐性がボーナスとして付加される。ほかのアーマーにはないこの要素も,絶大なボーナスといえるだろう。なぜなら高レベルのフォース攻撃は,1発で体力の大半を削り取るものがあるからだ。さらには移動速度が速くなり,敵と一定の距離を保ったまま攻撃することを可能にする。

 
 全体的な比較をすると,基本的な防御力では,近接>フォース>遠隔となる。移動速度は中級フォースのインクリメントスピードによって上げることができたり,フォースで各属性に対する耐性も上げることは可能だ(いずれもアクレシアを除く)。遠隔アーマーは,5パーツすべてを装備するだけで,全耐性が50程度上がることになる。これにリングやアミュレットなどを合わせると,相当な耐性が得られるようになることが分かるだろう。リングやアミュレットはMobを倒すことでランダムに入手可能だが,希少で効果もランダムなため,ほしいものが容易に手に入るというわけではない。タリックによるアイテムのアップグレードも,簡単ではない。
 遠隔用装備は,物理的な防御力は劣るものの,完全な近接戦闘を行わない限りあまり関係はない。RvRでは,対フォース用として遠隔アーマー選択する手もアリだろう。ある程度の遠隔アーマーを装着するために遠隔スキルを鍛えることも,場合によっては重要になってくる。
 もちろん,前線に立って近接戦闘を行うなら,間違いなく近接アーマーの防御力は抜きん出ている。しかし,前衛はえてしてフォースの集中砲火を食らいがちなので,それに対応できるだけのアクセサリを入手しておく必要が出てくる。盾を持つならなおさら耐性が落ちるので重要だろう。なにしろ盾には,すべての属性がマイナスで設定されているのだから。
 たとえば,自分のベースクラスとの兼ね合いにもなるが,基本的に最前線で敵を撹乱したり,遠距離での攻撃を主体とするなら,遠隔アーマー装備と装飾品で耐性を上げておく。さらに付加効果付きのスタッフを装備してフォース攻撃を行うというのは,なかなか効果的ではないだろうか。
 RvRでは単純なPvEとは違って,さまざまな面で装備を考えていく必要がある。そのためにも,それぞれのスキルをいつでも使いこなせるように,序盤からいろいろなスキルを上げていく必要があるといえるだろう。RF onlineでのスキルの重要性が分かる一面である。

 

 次週は,明日から始まる東京ゲームショウのゴタゴタで記事執筆の余裕がなくなると予想されるので,1回お休みをいただいて,2週間後にこの連載の最終回をお届けしたい。

 
 
 

 

 

タイトル RF ONLINE Z
開発元 CCR 発売元 ゲームオン
発売日 2007/04月中旬 価格 基本プレイ料金無料(アイテム課金)
 
動作環境 OS:Windows 2000(SP2以上)/XP(SP1以上)(+DirectX 8.1以上),CPU:Pentium III/1GHz以上[Pentium 4/2.0GHz以上推奨],メインメモリ:256MB以上[512MB以上推奨],グラフィックスチップ:Direct3D対応,グラフィックスメモリ32MB以上搭載,GeForce3またはRadeon 7500以上[GeForce4 TiまたはRadeon 8500以上推奨],サウンド:DirectX 8.1互換,HDD空き容量:3.4GB以上(別途インストール時に約870MB,ゲームプレイ時に約2.5GB必須),ネットワーク環境:256kbps以上[1Mbps以上推奨],画面解像度:800×600,16bitカラー以上

(c)1999-2007 CCR Inc. All Rights Reserved.
(c)2007 GameOn Co., Ltd. All Rights Reserved.