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ニュース-2013/03/21 15:38

西川善司,Project SHIELDの実機を体験。操作感やグラフィックス性能,PCからのストリーミングプレイをチェック

 米国時間3月19日,NVIDIAはサンノゼで開催中のGTC 2013の会場で,今期の発売を予定しているAndroidベースの携帯型ゲーム機「Project SHIELD」の実機をついに披露した。SHIELDの実機を触るだけでなく,実際にゲームをプレイする機会が得られたので,直撮りムービー込みのインプレッションをお伝えしたい。
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ニュースイベントムービーHARDWAREAndroidHARDWARE/Android:SHIELDGPUCPUテーマ:GeForce発売元:NVIDIAライター:西川善司イベント:GPU Technology Conference

 NVIDIAが発表した,ゲーマー向けの65インチ液晶ディスプレイ「BFGD」(Big Format Gaming Display)は,4K解像度で垂直リフレッシュレート120Hz,そしてG-SYNC HDRに対応し,さらに「SHIELD」機能を統合するという,ハイスペックな製品だ。試作機によるデモを見て,いくつか新情報も掴んできたので,ここにお伝えしたい。

 NVIDIAのJen-Hsun Huang氏による基調講演で発表された,新型Android TVコンソール「SHIELD」と,PCおよびMac用クラウドゲームサービス「GeForce NOW」。これらの実機や実動デモを,NVIDIAのプライベートブースでチェックしてきた。なんと新型SHIELDには,すでに「技適マーク」が印刷されており,日本での発売も期待できそうだ。

 CES 2017の開幕を告げる基調講演に,NVIDIAの総帥・Jen-Hsun Huang氏が登場。氏は,ゲームのNVIDIA,そしてAI&自動運転のNVIDIAというそれぞれの立場から,新製品や新サービスなどを矢継ぎ早に発表した。本稿ではその内容をまとめてみたい。

 2017年1月4日,CES 2017の基調講演で登壇したNVIDIAのJen-Hsun Huang氏は,その場で,4K&HDRとGoogle Assistantに対応する新世代の「SHIELD」コンソールを発表した。新世代SHIELDは,PCゲームをリビングの4K&HDR対応でプレイできるだけでなく,Google Assistantにより,テレビをAIエージェントとして利用できるようになる。

 バッテリー問題によってリコールがかかり,販売停止状態になっていたNVIDIA製ゲーマー向けタブレット「SHIELD Tablet」が,「SHIELD Tablet K1」として欧米市場で販売再開となった。スペックは変わらないまま,北米市場における想定売価は199ドル(税別)と,従来比で約100ドル引きになっているので,早期の国内展開にも期待したいところだ。

 2015年9月30日22:00,NVIDIAは,Androidデバイス「SHIELD」向けの商用クラウドゲームサービス「GeForce Now」を10月1日に開始すると発表した。月額950円(税別)で50以上のタイトルをゲームストリームによりプレイでき,最新世代のゲームタイトルは,追加料金を支払うことで,プレイ権とPC用フルバージョンをセットで入手できるのが特徴だ。

 2015年7月31日にAndroidタブレット「SHIELD Tablet」のリコールと自主回収を発表したNVIDIAが,8月7日になって,国内における具体的な手続き方法を明らかにした。申し込みとユーザー側で行う必要のある実作業の手順をまとめたので,対象製品のユーザーは,もれなく確認と対応をしてもらえればと思う。

 2015年7月31日,NVIDIAは,Androidタブレット端末「SHIELD Tablet」のリコールと自主回収を発表した。2014年7月から2015年7月に販売されたSHIELD Tabletで,内蔵バッテリーに発火の危険性があるとのことだ。現在,国内でも,回収に向けて調整中という。 

 COMPUTEX TAIPEI 2015開幕直前の2015年6月1日,NVIDIAは,報道関係者向け説明会を開催。NVIDIAのCEOであるジェンスン・フアン氏が登壇して,GeForce GTX 980 TiやSHIELDといった新製品を説明したほか,質疑応答では,同社によるAndroidやIoTに対する取り組みについて答えた。興味深い内容が多かった説明会をレポートしたい。