MENU

イベント-2015/06/17 02:01

[E3 2015]AMD,新世代GPU「Radeon R9 Fury」を発表。15cm強の短尺モデルから空冷,液冷,デュアルGPU構成までの4モデル展開に

 北米時間2015年6月16日,AMDは,新世代GPU「Radeon R9 Fury」ファミリーを発表した。開発コードネーム「Fiji」と呼ばれてきたGPUは,液冷の「Radeon R9 Fury X」と空冷の「Radeon R9 Fury」,6インチ(約152.4mm)長の「Radoen R9 Nano」,そして名称未公開のデュアルGPUカードというラインナップになる。
記事本文を読む
B!
イベントニュースムービーHARDWAREHARDWARE:Radeon R9 FuryHARDWARE:Radeon R9 300HARDWARE:Radeon R7 300GPUテーマ:Radeon発売元:AMDイベント:E3 2015イベント:Electronic Entertainment Expo(E3)編集部:佐々山薫郁

 2017年6月20日リリース予定となっている「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター」。それに先だって登場した公式ベンチマークソフトを,現行製品を中心に合計24のGPUで解像度を変えながら実行したので,結果をお伝えしたい。“重い”と評判の新ベンチで平均60fpsを実現するのに必要なスコアはいくつなのだろうか。

 2016年4月に発表となった,FijiコアのGPUを2基搭載したデュアルGPUカード「Radeon Pro Duo」。この夏,ついに4Gamerではその搭載機を独自に入手できたので,実力を確かめてみたい。VRコンテンツ制作向けカードとして登場し,その後,正式にRadeon Proシリーズの一員となった製品を,ゲーマーはどう受け入れるべきだろうか。

 2016年5月25日,AMDは,2016年第1四半期における単体GPUの世界市場シェアが,前期比3.2ポイント増の29.4%になったと発表した。さらに,「Polaris」アーキテクチャ採用の次世代GPUを,予定どおり2016年第2四半期中に発表することもあらためて明言している。Radeonファンにとっては明るい話題と言えそうだ。

 2016年4月26日22:00,Project Whiteは,AMDの“デュアルFiji”搭載グラフィックスカード「Radeon Pro Duo」採用のVRコンテンツ開発向けデスクトップPCを国内独占販売すると発表した。「RA7J-Z81ZT/RP1」と名付けられた新製品の出荷時期は5月中旬予定で,BTO標準構成価格は43万円強からとなっている。

 2016年4月26日22:00,AMDは,“デュアルFiji”搭載グラフィックスカード「Radeon Pro Duo」の詳細情報を公表した。シングルカードで史上最速とされる本製品は基本的に,VRコンテンツ開発者向けという位置づけ。それもあり,日本国内ではカード単体での販売予定はなく,クリエイター向けPCに搭載した状態での流通になるという。

 GDC 2016の初日となる北米時間2016年3月14日,AMDは独自イベントを開催した。すでに速報でいくつか情報はお伝え済みだが,「スマホの次に来るのはVRだ」と言うAMDの「VRに賭ける本気度」を強く感じることができたので,将来の話題やデベロッパ支援情報,新HMD,デュアルGPUカードが登場したイベント全体を“通し”でレポートしてみたい。

 北米時間2016年3月14日,AMDは,GDC 2016に合わせて自社イベント「Capsaicin」(カプセイシン)を開催。その場で,VRコンテンツ開発者向けのデュアルGPUカード「Radeon Pro Duo」を発表した。Fiji(=Radeon R9 Fury)世代のデュアルGPUソリューションは,VRプラットフォーム用としてデビューすることになる。