ニュース-2009/08/24 20:03
ボードを用いて行われる,図上演習を模した第二次世界大戦RTS「R.U.S.E.」のデモ版を,4GamerにUpした。机の上の地図のはずが,ズームインすると実際のフィールドが表示されるという,ちょっと未来っぽい雰囲気が漂う異色のRTSで,連合軍とナチスドイツ軍の戦いに参加してみよう。
“ハイテクボードゲーム”とも形容できる,タッチスクリーンに対応した初の本格RTS「R.U.S.E.」。米国時間の7月15日(日本時間の16日3:00)より週末にかけて,そんな本作のマルチプレイデモが限定公開される。このプレビュー版は,オンライン配信サービスSteamを通じて配布される予定で,すでにプレロード(事前ダウンロード)も始まっている。
ユービーアイソフトが東京ゲームショウ2009の開催に合わせて行った新作タイトル説明会。「アサシン クリード II」「スプリンターセル コンヴィクション」についてはお伝えしたとおりだが,今回は新作映画をベースにしたアクションゲーム,「アバター THE GAME」と第二次世界大戦をテーマにしたRTS「R.U.S.E.」についてだ。
Gamescomのエンターテイメントホールではシアター展示のみだったが,ビジネスエリアのブースではセッションが行われていた「R.U.S.E.」は,クローズアップ画面では一般的なRTSだが,そのままズームアウトしていくと,机の上に置かれた一枚の地図のようになるという視覚的にユニークなグラフィックスが特徴の一本。リアルさよりゲームっぽさを強く押し出した異色作である。
Ubisoftのブースに展示されていた「R.U.S.E.」は,第二次世界大戦をテーマにした,一見するとありきたりのリアルタイムストラテジー(RTS)である。しかし,開発元のEugen Systemsの開発したIRISZOOMゲームエンジンにより,個々のユニットのクローズアップ画面から,そのままズームアウトしていくことで自然に戦略マップに切り替わるといった,柔軟な描画が可能となっている。