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文明評価
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トルコは,経済と軍事の両方で有益な特性を持つ強国。早期から敵を攻めたて,敵の都市を素早く占領していくのが,トルコの一般的な戦い方である。
トルコが非常に扱いやすい理由には,まず市民の作成コストが安く,経済力の拡大が比較的簡単だという点がある。序盤で最も大切な資源ともいえる食料(市民の作成でも消費する)を温存していけるのは,相当有利なボーナス。序盤の立ち後れがそのままゲームの敗北に繋がりやすいことを考えると,この手の"序盤を有利にする"文明特性は,非常に有益な要素だといえる。
またトルコの「新たな武器工場や兵器工場を建設するたびに,二つの攻城ユニットが無償で与えられる」という特性は,さらに序盤を有利にしてくれる見逃せないポイントである。やぐらや砦を交えての攻防が軸となる本作では,攻城兵器を使った遠距離からの殴り合いが中世以降の基本的な戦い方となってくる。そしてその局面においては,攻城兵器を素早く大量に揃え,敵の拠点を破壊していける方が戦いの主導権を握ることになる。
トルコの最大の特徴は,そういった攻城戦(砲撃戦)において圧倒的な有利さをもっている点なのだ。兵器自体の性能の良さ(射程が長い)はもちろん,早期に攻城兵器を揃えられるという部分が,その強さを決定付けている要因だといえる。
トルコの必勝パターンは,早期に敵と都市を挟んでの睨み合いに持ち込みながら,自身の特性を生かして素早く投石機を揃え,敵の都市に"自領地内から"砲撃を加えていき,相手の出鼻を挫くことから始まる。序盤で投石を出すコストというのは,案外苦しいものであり,通常の文明では,トルコの投石機を使った攻勢に対処しきれないことが多いのだ。敵が焦りを募らせ,こっちの領地内へと軍隊を差し向けてくれば占めたモノ。敵地内損耗ダメージややぐらなどを使った防御策をもって,敵軍にダメージを与えていけばよいだろう。
*各時代のポイントは10点満点
*備考は,使いやすさなど勢力の全般的な評価を20点満点で表しています
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