|
文明評価
 |
太古 |
古代 |
中世 |
ルネサンス |
啓蒙時代 |
産業時代 |
近代 |
現代 |
備考 |
|
5
|
8
|
6 |
6 |
6 |
6 |
9 |
9 |
11 |
防御的な強さが際立つロシアの武器は,なんといっても敵地内損耗ダメージの高さに尽きるだろう。歴史上においてナポレオンやヒトラーの野望を挫いた"冬将軍"を再現したこの特性は,あらゆる局面で敵の侵攻を阻んでくれる素晴らしい長所であり,なかでも序盤の速攻に対する耐性を大きく高めている点は見逃せないプラス材料といえる。
ただロシアには,経済的なボーナスが付加されておらず(終盤に石油産出ボーナスはあるが……),とくに序盤から中盤において軍事力,経済力の両面で優位を築き難いというのが大きな悩みどころ。純然たる軍事面での劣勢が免れないという意味で,ロシアはかなり上級者向けの文明ということができるだろう。
ロシアの戦略は,国境の影響力の高さを生かした,いわゆる"国境押し"がメイン。砦や都市を積極的に敵領地の近くに建設し,敵の領土を押さえ込んでいく戦法が理想的な戦い方になる。二つ目の都市をできるだけ敵領地の近くに建設して,敵に近い位置にある鉱山の奪取を狙うなど,ある程度の積極的に敵にプレッシャーかけていくようにしたい。
またスパイを多めに作成し,敵部隊の瓦解を狙っていくのもロシアの常套手段だ。ロシアのスパイは,コストが安く使い勝手も非常によいので,常に5人以上のスパイを部隊に混ぜておくいいだろう。スパイは攻撃時はもちろん,防御時に最大の効果を発揮するユニットなので,出し惜しみはせずに用意しておきたい。
ちなみに啓蒙時代までならば,スパイのスキルである買収の標的は,重騎兵系のユニットにするといい。重騎兵が啓蒙時代までの主力ユニットであり,重騎兵の数によって戦闘の勝敗が左右されるといっても過言ではないからである。序盤から中盤をいかに乗り切るか,その鍵を握っているのがスパイというユニットだと考えて間違いないだろう。
*各時代のポイントは10点満点
*備考は,使いやすさなど勢力の全般的な評価を20点満点で表しています
|