シングル主体のRPGはちょうど転換期にあり，期待作が来年以降に続々控えているものの，2005年はかなり静かだった。アドベンチャーゲームは話題作が多く，金字塔のミストシリーズが完結してしまった一方で，「Fahrenheit」のような次世代を予感させる作品が生まれている。
マイクロソフト ダンジョン シージ 2 （RPG）
（Microsoft Dungeon Siege II）
マイクロソフトの大人気RPG，3年ぶりのシリーズ第2弾。キャラクターのカスタマイズとアイテム収集を楽しむタイプのRPGだが，今回は前作では希薄だったストーリーにも注力されている。
Restricted Area （RPG）
荒廃した未来を舞台に，銃で戦うサイバーパンクなアクションRPG。かなりディアブロを意識した，というかソックリな作品で，オリジナリティに疑問は残るが，面白さもディアブロ譲りなのは確か。
ダンジョンロード （RPG）
（Dungeon Lords）
後期ウィザードリィを手がけたD.W.Bradley氏の最新アクションRPG。4Gamer編集部のBradleyファンが，リリースに感激してプレビュー記事を書き上げたというデモ版だ。日本語版は12月16日発売。
ミスト V （アドベンチャー）
（Myst V: End of Ages）
日本語版は9月22日に発売された，ご存じミストシリーズの第5作にして最終章。非現実的ながらも実写のように美しいグラフィックス，あまりに難解なパズルは健在だ。前作を知らなくても楽しめる。
Fahrenheit （アドベンチャー）
機転を利かせて一定時間内に危機を脱しないとゲームオーバーになるという，スリリングな状況が次々と発生する新感覚アドベンチャー。アドベンチャーゲームファンの間で大いに話題になった。
Still Life （アドベンチャー）
名作アドベンチャー「シベリア」の開発元，Microidsが2005年に発表した最新作。FBIの女性エージェントを捜査して，猟奇殺人事件に挑む。内容は松本隆一の海外ゲームインプレッションに詳しい。
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