■アクロポリスシティを交差点に四つの国家が存在
ECOの舞台は，アクロポリスシティを中心に東西南北へ広がるアクロニア大陸。東西南北にそれぞれ国家が存在し，それらの協議によって自由交易都市アクロポリスシティが作られているという設定だ。すべてのキャラクターはアクロポリスシティに降り立つため，実際のプレイでは4方向へ向かうための起点となる。それぞれの国に行くためには，必ずアクロポリスシティを通らなければならない仕組みになっているのだ。
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| ダウンタウンにはいろいろ説明してくれるNPCがいる。物知りな男に話を聞くと，アップタウンへ行く方法やどんな場所なのかを説明してくれる |
ダウンタウンには誰でも入れ，8角形の内周と外周に各種ショップや，いろいろな情報をくれるNPCなどが配置されている。序盤に必ず足を運ばなければならない場所だ。
それに対してアップタウンには，転職ができる聖堂や「飛空艇」乗り場，ダウンタウンにはないお店などが存在する。ただし，入るためには市民権と通行証が必要だ。
●アップタウンに入るには市民権と通行証が必要
アップタウンに入るための市民権と通行証を入手するには，二つの方法が用意されている。
一つは人探しだ。アクロポリスシティのどこかにいる「ギルド評議会長」を探し出し，通行証をもらうという方法。すべてのNPCに話しかけ，街中を走り回ってれば，いずれ見つかるだろう。
もう一つが，東西南北の4方向へ伸びる橋をそれぞれ警備しているアクロニア混成騎士団の，どれかに入団することだ。それぞれの団長に話しかけたとき，資格を満たしていればそのまま入団できる。入団するにはどれかクエストをこなしておく必要があるようで，これは街に貢献したという意味合いなのだろうか。
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| 最初，何も考えずにアップタウン入り口へ行くと，警備の兵隊に，入るには許可が必要といわれる。どこかで情報を仕入れ，許可を手にする必要があるだろう | 市民権と通行証を簡単に手に入れるなら騎士団への入団が手っ取り早い。クエストを一つでもこなせば入団できるし，失うものもないので入団するとよいだろう | アイテムとして荷物に入っているのがアクロポリス通行証。画面から分かるように重量，容量ともに0なので，インベントリを圧迫しない。常に持ち歩いても安心だ |
無事に市民権と通行証を手に入れたら，アップタウンへ行けるようになる。ここには，ダウンタウンにない「ヘアサロン」や「宝石商」なども存在する。キャラクターの装備や外見を変えたくなったら，訪れてみるといいだろう。
さて，アクロポリスシティを囲む四つの国家についても軽く触れておこう。とはいえ第一次クローズドβテスト時点では，各国家に入ることはできなかった。ただし，手前にある村までは行けたので，せっかくだし足を向けておくべきかもしれない。
まず，北の橋から出て北上すると存在するのが「ノーザン」。凍てつく極寒の地に位置するこの国へ行くのは，少なくとも序盤は容易ではない。途中に巣食うモンスターは，直前の初心者向けエリアのものより格段に強い。
西の方向に山道を抜け，峠を越えてやっとたどりつくのが，炭鉱の国「モーグ」。訪れるにはやや危険を伴うが，ある程度レベルが上がったらぜひ行っておきたい。その理由はずばり炭鉱で，序盤では唯一といえるダンジョンが存在するためだ。中にはモンスターが巣食っているのでなかなか先には進めないが，パーティを組んで攻略するにも楽しい場所だ。
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| 凍てつく氷に閉ざされている北のノーザン岬。道中には強力なモンスターがいるので序盤に近づくのは容易ではない。その北限にはノーザン岬の村があり，寒さに強い装備なども売られている | |
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| アクロポリスシティから西へ進むと，軍艦島やアンデッド島へ行くための分かれ道にたどりつく。この先には鉱山のダンジョンなどがあるのでぜひとも行きたいが，道中にはそれなりに強い敵が待ち構えている | |
一方南には「アイアンサウス」という国家がある。その手前の村では，序盤より1クラス上の装備が売られている。さらなる冒険とキャラクター育成のため，何度も足を運ぶことになるはずだ。
そして東には「ファーイースト」というのどかな村が存在する。農業を中心とした国家だけにゆったりとした雰囲気で，オーバーオールや麦わら帽子など作業用の衣服などが売られている。
これら四つの国までの街道筋が，序盤以降の主な狩場となるので，自分に適した場所を探して歩き回ってみてはどうだろうか。
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| 良質の鉄鉱石を産出する，サウスリンならではのアイテムが売られているのがサウスリン岬のショップだ。必要レベルが少々高いものの，ほかにはない強力な武器や防具を売っている場所である。また，数少ない服を染めてくれるNPCもいる | |
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| ファーイーストは農業国家だけに，のどかな雰囲気となっている。途中襲ってくる敵もそれほど強くはないので，序盤から足を伸ばしておきたい場所だ。またファーイースト岬に売られているアイテムには中盤役立つものがあるので，ぜひとも見ておくことをお勧めする | |
●炭鉱の国モーグの手前にはダンジョンが
レベルが15程度になると，比較的広いエリアを探索できるようになる。アクロポリスシティの西側，炭鉱の街モーグの軍艦島にある廃炭鉱はダンジョンになっていて，独特のモンスターが配置されている。入り口脇のギルド商人NPCは金属合成用の材料や道具を売っており，武器防具を生産したい人は必ず訪れなければならない場所だ。
中には熊の姿のモンスター「ベア」やコウモリの姿の「ドラッキー」（！）などがいて，ほとんどの敵がアクティブタイプ。数が多いこともあってレベル15でも回復用アイテムがあっという間に減っていく感じだ。地下に階層が広がっていて，ワープポイント伝いに下りていく。フィールドにないレアアイテムも出るが，レベル15前後では地下3階まで下りるのがせいぜい。そこから先はパーティを組むか，さらにレベルを上げてから挑んだほうがよさそうだ。
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| 軍艦島はとにかく熊のモンスターが多い。峠も熊だらけなのでうまく避けながら進んでいくと，廃炭鉱の入り口へとたどり着ける | 廃炭鉱は一歩入ると敵だらけ。いきなりモンスターに囲まれてしまうことがあるので心して入ろう。強そうな人の後に入るのも手（？） | 上下の階を縫う形で走っているトロッコの線路に沿って奥へと進んでいくと，地下2階へと続くワープポイントへと行き着く |
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| 狭い通路に「ベア」が並んで待ち構えている地下2階。宝箱に目を奪われていると前からも後ろからもベアに襲われて大変なことに | 動きの遅い敵は無視して，速い敵だけを引きつけては引き離しつつ，倒して進むのが比較的安全な移動方法となるだろう | HP60回復と効果の高い食べ物が「上等な肉」。「ロッキー」を倒すと比較的高確率で出るので，溜め込んでから進むのも手だ |
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| 地下2階を駆け抜け，地下3階に降りたところで休憩する。調整中だとは思うが，自然回復の遅さが少々気になるところ | 異様な色の水たまりを避けて進むが，攻撃されていないのにダメージが。どうやらここは歩いているだけでHPが減少するようだ | ベアよりもさらに強力そうな「ブラックベア」のお出まし。走っているだけで体力が減っていくこともあり，このあたりが限界らしい |
