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「女神転生IMAGINE」,“悪魔との交渉”“悪魔合体とスキル遺伝”などのシステム公開
2006/08/25 00:00
 ケイブ・オンライン・エンターテイメントが開発中のMMORPG,「女神転生IMAGINE」の最新情報をお届けしよう。本日(8月25日)公開となったのは,“悪魔との交渉”“悪魔合体とスキル遺伝”について。

 女神転生シリーズでは,本来敵対している悪魔との遭遇時,交渉することでヒントを得られたり,仲間に加えたりといったことが可能な点,仲間に加えた悪魔(仲魔)を合体させ,新たな悪魔を生み出せる点が,大きな特徴であり,多くのファンを魅きつけてやまない要素でもある。以前お伝えしたとおり,本作でもこれは継承されているのだが,その詳細は不明だった。だが今回の情報で,全貌とまではいかないまでも,ある程度は掴めるはずだ。



■交渉は“交渉スキル”を使って行う

 これまでの女神転生シリーズでは,悪魔と会話しながら,途中で表示される選択肢を選ぶことで,交渉の成否が変化していた。だが,本作では各種選択肢が独立したスキルとして存在しており,どのような順番で繰り出すかはプレイヤー次第となる。
 “悪魔との交渉”(会話)において使用する交渉スキルは,攻撃スキルが悪魔にダメージを与えるのと同様,その効果が即座に反映される。例えば,ある程度攻撃を加えて悪魔を弱らせ,そのうえで交渉を優位に進めるといったことも可能なようだ。
 当然のことながら,交渉は悪魔の性格や機嫌を読み取りながら,適したスキルを選択しなければならない。交渉スキルに対する反応(セリフ)も用意されているので,この反応も交渉を進めるときの目安になるだろう。なお,悪魔の機嫌を損ねてしまうと,交渉の継続は不可能になってしまう。
 交渉スキルは,“友好的交渉スキル”“威圧的交渉スキル”“挑発的交渉スキル”と,三つに分類されている。今回はそのうち,友好的交渉スキル12種類についてのみ,紹介する。なお,以下のスキルは開発中のものなので,βテストや正式サービス時には変更される可能性もある。

●友好的交渉スキル
・挨拶:まずは挨拶から(?)
・勧誘:にこやかにお願い
・説得:情熱的にねばり強く
・誘惑:自分の魅力をアピール
・泣き落とし:押しても駄目な相手に……
・ヘッドハンティング:外資系企業の常套手段
・友情の握手:握手を求める
・本音トーク:悪魔が相手でも本音で語れば分かりあえる(?)
・交渉金:マッカを差し出す
・ワイロ:マグネタイトを差し出す
・魔石プレゼント:魔石を差し出す
・魔身御供:交渉の代償に現在召喚している仲魔を差し出す



■今度の“悪魔合体”には,“遺伝”もあり

 さて,交渉に成功し,仲魔を増やすことができたなら,次に挑戦したくなるのは悪魔合体だろう。悪魔合体は,“邪教の館”へ2体以上の仲魔を持ち込み,提示された料金を支払うことで行える。なお,以前にもお伝えしたとおり,悪魔合体によって生まれた悪魔には,素材となる悪魔のスキルが遺伝する。
 ここで,“遺伝スキル”についても詳しく説明しておこう。遺伝スキルは,悪魔合体後,すぐに使用できるというわけではない。まずは,遺伝スキルと同系統のスキルを使ったり,受けたりといった経験を重ねることで“遺伝ゲージ”を上昇させ,これを“100.00”に達させ“覚醒”する必要がある。覚醒したスキルは“習得可能スキル”となり,自由に使えるようになる。
 また,合体後の悪魔は,特定のレベルに到達すれば習得可能になる,固有のスキルも持っている。ただし,習得できるスキルは遺伝スキルと固有スキルの合計で8種類まで。ただし,スキルの種類と悪魔のタイプの組み合わせによっては,遺伝しないものもある(例:スライムと羽ばたき)。
 なお,スキルを8種類習得した状態で,新たにスキルを習得した場合は,習得済みのスキルのどれかを削除しなければならない。
 もちろん,遺伝スキルと固有スキルをバランス良く習得した悪魔をベースに悪魔合体を行い,これらのスキルをさらに次の世代に伝えることも可能だ。
 このように,成長と遺伝,そして悪魔合体を繰り返していくことで,プレイヤーはオリジナリティに溢れた仲魔と共に冒険ができるわけだ。


 今回の情報は以上。徐々にではあるが,世界観やシステムが明らかになってきつつあるといえよう。先日,韓国で公開されたムービーも併せて見つつ,さらなる情報の公開をお楽しみに。(TeT)


女神転生IMAGINE
■開発元:ケイブ(アトラスと共同開発)
■発売元:ケイブ
■発売日:2007/04/04
■価格:N/A
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2006.08/20060825000000detail.html