「インディーズゲームの小部屋」の第414回は,Numinous Gamesが開発した「That Dragon, Cancer」を紹介する。本作は,末期の小児がんに冒されて5歳で亡くなった男の子とその家族の物語を,巧みな心象風景を交えながら描いたアドベンチャーゲーム。プレイしたあとに,悲しみを乗り越えて,ちょっぴり優しい気持ちにさせてくれる作品だ。
ムービー-2015/12/24 12:58
「インディーズゲームの小部屋」の第414回は,Numinous Gamesが開発した「That Dragon, Cancer」を紹介する。本作は,末期の小児がんに冒されて5歳で亡くなった男の子とその家族の物語を,巧みな心象風景を交えながら描いたアドベンチャーゲーム。プレイしたあとに,悲しみを乗り越えて,ちょっぴり優しい気持ちにさせてくれる作品だ。
Numinous Gamesのポイント&クリック型アドベンチャー「That Dragon, Cancer」の発売が2016年1月12日に決定し,新たなトレイラーが公開された。難病と闘う5歳の息子ジョエル君の姿を父親の視点から描き上げた本作は,時に楽観的な希望を語り,時に心の中で絶望を叫びながら息子に接していくという自伝的な作品だ。
8万5千ドルを目指して行われていたポイント&クリック型アドベンチャーゲーム「That Dragon, Cancer」のKickstarterキャンペーンが,目標を上回る10万ドル超の投資を集めて成功に終わった。本作は,今年初めに小児がんのため4歳で帰らぬ人となったJoel君へのラブレターとして父親が開発する作品で,Joel君と空間を分かち合いながら,その時を生きていくという趣向のゲームだ。