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[TGS 2014]「Project Morpheus」を触ってきた。今すぐ販売できそうなほどハードウェアの完成度は高い
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印刷2014/09/20 00:00

テストレポート

[TGS 2014]「Project Morpheus」を触ってきた。今すぐ販売できそうなほどハードウェアの完成度は高い

PlayStation VR
 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(以下,SCEJA)は,東京ゲームショウ2014(以下,TGS 2014)の同社ブースに,仮想現実対応のヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)である,開発コードネーム「Project Morpheus」(プロジェクトモーフィアス,以下 Morpheus)体験コーナーを設けている。
 Morpheusは,3月のGame Developers Conference 2014(以下,GDC 2014)で発表されたHMDで,9月上旬開催のCEDEC 2014においても体験コーナーが設けられるなど,露出の機会が徐々に増えてきた。それだけに,TGS 2014でも一般公開日に体験してみたいと考えている人は多いのではなかろうか。

 そんなMorpheusに触れてきたので,今回は,ハードウェア解説寄りの目線でレポートをお届けしてみたいと思う。


「レンズ周り&小型ボックスの撮影不可」なMorpheus

装着感は非常に良好


 というわけで,まずはその作りをチェックしてみたいが,残念ながら,レンズとその周辺,そして本体と接続された黒い小型ボックスを撮影する許可は下りなかった。これらについてだけはテキストで説明することになるので,この点は最初にお断りしておきたい。

HMD本体を机の上において眺め回してみた。HMDに埋め込まれたLEDが美しい
PlayStation VR PlayStation VR
PlayStation VR PlayStation VR

HMD上部には「SONY」ロゴ入り。TGS 2014版Morpheusのロゴは彫り込みになっていた。GDC 2014版ではロゴがメッキされた個体もあった記憶がある
PlayStation VR
 ざっと見た印象だと,HMD本体は,GDC 2014のときに公開された個体からあまり変わらないようだ。ただ,CEDEC 2014の時点で,ソニー・コンピュータエンタテインメントは,細かい部分でいろいろとブラッシュアップされていることを明らかにしていたので(関連記事),機構面の細かい部分や光学系に改良が入っている可能性はある。
 いずれにせよ,HMDのデザインはソニーらしいもので,暗いところで見ると,埋め込まれたLEDの光が美しい。既報のとおり,このLEDは単なるイルミネーションではなく,「PlayStation Camera」(以下,PS Camera)を使ってプレイヤーの頭の相対的な位置を検出するために使われている。

 HMDの装着感だが,結論からいうと,非常にいい。本体が非常に軽い――おそらく300g程度ではないか――ので,違和感なく頭を動かすことができる。
 前述のとおり撮影が許可されなかった小型ボックスは,試遊コーナーのラックに置かれ,そこにMorpheus本体から伸びるケーブルが接続されるような格好になっていた。なのでおそらくは,このボックス側にプロセッサが収められているのだろう。ソニー製HMDシリーズであるHMZと同じようなハードウェア構成を採用することで,HMD側の軽量化を実現しているのかもしれない。

装着イメージ。髪型の関係でアテンダントのおねえさんは布製ベルトをかなり下側で固定しているが,たいていの場合はもう少し頭頂部寄りにしたほうが安定感は増す
PlayStation VR
 装着感に話を戻すと,Morpheusでは,額の部分にある大型パッドと,本体カバーと一体化した状態で本体後方へ伸びるプラスチック製ベルト,ベルト部の付け根あたりからもう1本伸びている布製ベルトによる3点留めになっている。このあたりもHMZシリーズと同じだが,実際に装着してみると,額に当たる大型のパッドと,白いベルトの先に用意される大型ヘッドバンドの内側,後頭部に当たる部分に用意される厚めのパッドが,頭に対する“当たり”の柔らかさを生んでいるのが分かる。

PlayStation VR
序盤でお断りしたとおり,レンズ周りの写真は撮れない。なのでいささか苦しいカットになっているが,この写真はMorpheusを下から撮ったものだ。写真下に見えるクッション部が額に当たる部分で,中央に見えるのが布製ベルトである
PlayStation VR
こちらが後頭部用ヘッドバンド部の内側。額が当たる部分と同じ表面加工のなされた厚手のクッションが備え付けられている。この大型クッションが装着感の向上に一役買っており,圧迫感を大幅に低減している印象を強く受けた

 HMDでは,レンズが目の中心からずれると,疲れたり,違和感を覚えたり,気分が悪くなったりするという,構造的な問題がある。そのため,しっかり装着するための機構が結構重要だ。その点,Morpheusの機構はシンプルながら非常によくできているといえる。

アテンダントのおねえさんによる装着イメージ
PlayStation VR

 具体的にいうと,ヘッドバンド部は,パッド部に対して,本体前方から後方へ伸びる右耳側のベルトを押し込むことで長さを調整できるようになっており,さらにその状態から,ヘッドバンド部の左右中央部,上面にあるダイヤルを回すことで,締まり具合の微調整を行えるようになっているのだ。

PlayStation VR
ヘッドバンド部に対して,本体右耳側のベルトを押し込む(※逆に,ヘッドバンド側からベルトを呑み込むように押し込むのもOK)と,カチカチというラッチ音とともにヘッドバンドが締まる。銀色のパーツは飾りか,ラッチ音発生装置ではないかと思われる
PlayStation VR
ヘッドバンド部を上から見たカット。ここに右手もしくは左手の親指で操作することになる「締まり具合微調整用ダイヤル」が用意されていた。ちなみに2か所の光は,プレイヤーが後ろを向いたときにもPS Cameraから頭の向きをトラッキングできるようにするためのもの

 外すときは,右上の写真で見える三角形を横にスライドさせる。するとヘッドバンドとベルトを固定するラッチが外れ,一気に締め付けが緩くなる仕掛けだ。

PlayStation VR
 撮影の許可が下りなかったレンズ周りだが,レンズは直径35〜40mmほどはあろうかという大きなものが,両眼用に1つずつ取り付けられていた。
 レンズの周囲は,HMZシリーズにおける遮光板「ライトシールド」を厚くがっちりさせたような合成ゴム製の覆いで上下左右が覆われている,覆いのイメージとしては,スキーやスノーボード用ゴーグルのような感じだ。レンズと目との距離感もゴーグルに近い。
 筆者はメガネを普段から装着しているのだが,メガネごと“ゴム製ゴーグル”の中にすっぽり収まるので,その点ではHMZシリーズよりも格段に使いやすかった。

三角形の板をスライドさせると……(下に続く)
PlayStation VR
 そんなしっかりした遮光板のおかげで,装着すると,外部の光はまったく入らなくなり,代わりに映像が視野のほぼ全域を覆うようになる。目とレンズの距離は,Morpheus本体の下側右に用意された三角形の部品をスライドさせると微調整可能だ。

(続き)レンズユニットと目との距離を調整できるようになっている
PlayStation VR PlayStation VR

本体底面左端にヘッドフォン出力端子が用意されている
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 ちなみに,Morpheusは,HMZシリーズと同様にヘッドフォンアンプが内蔵されており,3.5mm径のヘッドフォン出力端子を利用できる。また,Morpheusと外付けボックスをつなぐケーブルの途中にあるインラインリモコンには,Morpheusの電源をオン/オフするための電源ボタンとは別に,ヘッドフォン出力時の音量を調整するための[+][−]ボタンも用意されていた。

音量調整機能付きインラインリモコン(左)と,試遊コーナーで利用できるヘッドフォン(右)。ヘッドフォンは見る限り「MDR-10RC」のようだった
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目の前に広がる世界の解像感は意外に低いが

それでもこの没入感は魅力的


PS Cameraは三脚で固定されていた
PlayStation VR
 Project Morpheusの試遊コーナーでは,MorpheusとPlayStation 4,そして位置検出用のPS Cameraが固定されており,デモや簡単なゲームで遊ぶことができる。

 筆者がプレイしたのは,「PlayStaion Move」を手に持って,自分の周囲にある得物――剣やクロスボウなど――を取り,モンスターと戦うという簡単なアクションゲーム的なデモ「The Castle」だ。GDC 2014,そしてCEDEC 2014でも用意されていたデモなので,同じものか,そのアップデート版ではないかと思われる。

アテンダントのおねえさんにプレイしてもらっているところ
PlayStation VR

PlayStation VR
 映像に包まれるリアルな感覚はまさに仮想現実という感じで楽しめたが,気になるところもいくつかあった。
 まず,解像感はやや低めだ。グラフィックスに凝ったデモではなかったことも影響していると思うが,中央部でドットが見える程度の粗さというのは少々気になった。Morpheusは,1920×1080ドットの液晶パネルを搭載し,片目あたり960×1080ドット表示となる。それを視野のほぼ全域に広げているので,解像感が多少なりとも低下するのは,仕方がないかもしれない。
 また,装着しやすく,調整もしやすいので,それほど致命的とまでは言わないが,装着の仕方が悪いと,いとも簡単に映像がブレる。

 もう1つ,プレイに没頭していると,動かした手をPlayStation Moveごと何かにぶつけてしまうこともあった。装着すると周囲の状況がまったく見えなくなることも影響しているが,自宅で使う場合には,広めにスペースを確保しておかないとケガをする可能性もあるような気はする。試遊コーナーではアテンダントのおねえさんが監視してくれているので安心だが,一人だと危ないかも,といった感じだ。

 ただ,気になったのはそれくらいでもある。装着感がよく,また,目の前に広がる世界への没入感も,確実な遮光によってしっかり得られている。最終製品版を100として,どの程度の完成度の個体なのかは明らかになっていないが,価格の折り合いさえつくのであれば,今すぐ販売してしまってもマニアが納得するだけのレベルには達していると思う。

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 Morpheusは,一般公開日の20,21日にも試遊できるので,興味がある読者は,早めに試遊用整理券をもらいに行くのがよさそうだ。

PlayStation公式Webサイト内,TGS 2014特設ページ


4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト

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