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インディーズゲームの小部屋:Room#312(番外編)「2013年 人気タイトルベスト10」
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印刷2013/12/25 10:00

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インディーズゲームの小部屋:Room#312(番外編)「2013年 人気タイトルベスト10」



 「インディーズゲームの小部屋」の第312回は番外編として,何となく毎年恒例となった,年間の「人気タイトルベスト10」を発表する。2013年は,特別編を除くと計47タイトルのゲームを紹介してきたが,この記事を読めば,あら不思議。今年,掲載した中で人気の高かった,上位10作品があっという間に丸分かりになってしまうという寸法だ。遊び逃していたゲームがあった人は,年末年始にぜひプレイしてみよう。ちなみに筆者は全部プレイしたぞ!(当たり前)



第10位「Knytt Underground」


 第10位は,“Nifflas”のニックネームで知られるスウェーデンのゲーム開発者,Nicklas Nygren氏が手掛けた「Knytt Underground」。Nifflas氏が制作し,フリーゲームとして公開している「Knytt」および「Knytt Stories」の続編にあたる本作は,主人公の少女,Mi Sprocketを操作して不思議な地下世界を探検する横スクロールアクションだ。Knyttシリーズならではのエキセントリックな登場人物と,不思議な世界観は本作でも健在。ストーリーも相変わらず謎めいてます。

「Knytt Underground」公式サイト


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第9位「おっことす」


 第9位は,EasyGameStationのアクションゲーム「おっことす」。本作の舞台はモンスターだらけの浮遊大陸。迷子の騎士“ミディ”と狩人見習いの“フィオレ”のどちらかを操作して,ステージ上のモンスターを片っ端から突き落としていくのだ。モンスターは正面より,横や後ろから攻撃したほうが大きく突き飛ばせるが,この弱点は自分も同じ。油断するとあっという間に自分が落っことされてしまうので気を付けよう。2人同時プレイも可能なので,年末年始に家族や友達と一緒に遊んでみてはいかが?

EasyGameStation公式サイト


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第8位「Antichamber」


 第8位にランクインしたのは,摩訶不思議な迷路の中を探索する一人称視点のパズルゲーム「Antichamber」。ワイヤーフレームで描かれた,シンプルでクールなデザインの迷路が目を引くが,本作最大の特徴は,部屋や通路がまるで“エッシャーのだまし絵”のように奇妙にねじれてつながっていること。ある通路を一方向から見た場合と,振り向いてうしろを見た場合とで,まったく別のつながり方をしていたりするので,実にややこしい。文章ではとても伝えきれないこの難解さは,ぜひ一度体験してみてほしい。

「Antichamber」公式サイト


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第7位「Evoland」


 続く第7位は,宝箱を開けるたびにグラフィックスやゲームシステムが“進化”していくRPG「Evoland」。最初はゲームボーイ風の白黒グラフィックスだが,少しずつ見た目が進化していき,最終的にはPlayStation 2あたりの3Dグラフィックスに。また,本作はアクションRPGとターン制RPGのハイブリッドで,マップごとに戦闘システムが決められている。ゲームの随所に数多くのパロディネタが仕込まれているのも特徴だ。

「Evoland」公式サイト


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第6位「FTL: Faster Than Light」


 第6位は,宇宙船の艦長となって危険なミッションに挑むローグライクゲーム「FTL: Faster Than Light」。ゲームを開始すると,宇宙船を真上から見た図が表示される。プレイヤーはここで,乗組員の配置から宇宙船のパワー(=リアクターの出力)配分,さらに航路の設定や宇宙船のアップグレードまで,ありとあらゆることを指示しなくてはならない。だって艦長だもの。また,新たにゲームを始めるたびにランダムでイベントが発生するため,いきなり強敵に遭遇して撃墜されることも……。艦長は大変だなあ。

「FTL: Faster Than Light」公式サイト


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第5位「メゾン・ド・魔王」


 第5位は,プチデポットの「メゾン・ド・魔王」。プレイヤーは念願の賃貸物件を手に入れた冴えない魔王となり,アパートに住まわせたモンスターに冒険者と戦ってもらうのだ。住民であるモンスターから家賃を取り立てるだけでなく,あれが欲しいこれが欲しいと勝手なことばかり言う住民達の要望を叶えてあげるのも大家たる魔王の務め。ちょこまかと動き回る可愛らしいモンスター達の生活を眺めるのも楽しい。アパートを大きくして,夢はでっかく世界征服だ!

プチデポット公式サイト


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第4位「Rogue Legacy」


 第4位は,主人公が死ぬたびにその子孫があとを継いで戦っていく,横スクロールのローグ系アクションRPG「Rogue Legacy」。舞台となるのは,一度入ったら二度とは出られぬ呪われた城。キャラクターが力尽きると,そのとき持っていたアイテム類を引き継いで,次の世代のキャラクターが冒険を続けていく。後継者となるキャラクターのステータスや,城の構造は毎回ランダムに変化するのが特徴だ。果たして,最後の扉の奥に潜む大ボスの正体とは?

「Rogue Legacy」公式サイト


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第3位「Strike Suit Infinity」


 第3位は,Born Ready Gamesのスペースコンバットシューティング「Strike Suit Infinity」。前作「Strike Suit Zero」でいまいち評判が良くなかったストーリー要素をばっさりとカットし,スコアアタックに特化させた本作。プレイヤーは可変戦闘メカ,Strike Suitのパイロットとなり,思う存分,宇宙空間でのドッグファイトを堪能できる。人型形態のストライクモードと,飛行形態の追撃モードを切り替えながら,次々と出現する敵機を撃墜せよ。

「Strike Suit Infinity」公式サイト


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第2位「ハートオブクラウンPC」


 第2位は,ハトクラPC製作委員会の「ハートオブクラウンPC」。本作は,FLIPFLOPsのデッキ構築型カードゲーム「ハートオブクラウン」をPCゲーム化したものだ。個性豊かな8人の姫君から一人を選び,その後見人として,意中の姫をライバルに先んじて皇帝に即位させるのが目標だ。最大4人でのオンライン対戦やCPU対戦に対応しており,「世界樹の迷宮」シリーズでおなじみの日向悠二氏らが参加しているカードイラストも魅力的。現在は拡張ディスクの「北限の旋律」も発売中だ。

「ハートオブクラウンPC」公式サイト


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第1位「巫剣神威控」


 そして栄えある第1位は,ZENITH BLUEの剣戟アクション「巫剣神威控」。“みつるぎかむいひかえ”と読んでほしい。ミニスカ姿の女子高生が,日本刀でバッサバッサと敵を切り倒していくという本作。スタイリッシュでスピード感溢れるアクションが大きな魅力で,ダメージを与えて“出血状態”にした敵に一気に止めを刺せる“斬心”が決まったときの爽快感は抜群。ミニスカートの裾がひらひらして目が離せなくなる点もナイスですね。思わず地が出ちゃったけど。

ZENITH BLUE公式サイト


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 というわけで,2013年の「インディーズゲームの小部屋」もこれでおしまい。やったー。また来年,毎週水曜にお会いしましょう。では皆様,よい年末年始を。ババイのバーイ!(古い)
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