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Bluetooth接続対応の「Orochi」と左手用「DeathAdder」,Razerの新型マウス2製品が28日に国内発売
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印刷2010/05/17 12:00

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Bluetooth接続対応の「Orochi」と左手用「DeathAdder」,Razerの新型マウス2製品が28日に国内発売

 Razer USAの販売代理店であるMSYは,ワイヤード&ワイヤレス両対応のゲーマー向けマウス「Razer Orochi」(以下,Orochi)と,左利き用ワイヤードマウス「Razer DeathAdder 3500 Left Hand Edition」(以下,DeathAdder Left Hand)を2010年5月28日に発売すると発表した。価格は順に8980円,7329円(いずれも税込)だ。また,モバイル用途も想定される布製マウスパッド「Razer Kabuto」(以下,Kabuto),表裏で異なる滑りのマウスパッド「Razer Vespula」(以下,Vespula)も同日発売。こちらの価格は順に2480円,3800円(いずれも税込)となる。
 OrochiとKabutoは2009年7月23日,DeathAdder Left Handについては2010年3月16日に北米での発売が発表されたさいに記事を掲載したが,今回の国内発売発表にあたって改めて確認しよう。


ワイヤード&ワイヤレスの両方で動作するOrochi


画像集#001のサムネイル/Bluetooth接続対応の「Orochi」と左手用「DeathAdder」,Razerの新型マウス2製品が28日に国内発売
 Orochiは,USBケーブルの着脱によってワイヤレスとワイヤードの両モードで使用できるゲーマー向けマウスだ。両モード対応といえば,フラグシップ製品「Razer Mamba」が思い出されるが,本製品ではワイヤレスモードがBluetooth 2.0接続となっている。

 Bluetooth接続でゲーム用? と疑問に思った人はいるだろう。4Gamerとしても大いに疑問だったので,この点をRazer USAに確認したのだが,回答は「Bluetooth接続でのゲームプレイは推奨していない。ワイヤレスモードは,あくまでもモバイル用途のためだ」とのことだった。要するにOrochiというのは,「専用ケーブルを外せば,モバイル用のBluetooth接続ワイヤレスマウスにもなるゲーマー向けワイヤードマウス」というわけだ。

 そして,ワイヤードマウスとしてのOrochiが持つ最大の特徴は,Razerブランドの中でも珍しい,サイドボタン付きの小型マウスであるという点にある。左右対称デザインを採用したOrochiは,左右両サイドにボタンを2個ずつ搭載。それでいながら,Razerブランドの小型マウスとして知られる「Razer Abyssus」と公称サイズを比較すると,

  • Razer Orochi:67.8(W)×99(D)×35(H)mm
  • Razer Abyssus:63(W)×115(D)×40(H)mm

で,縦方向が明らかに短く,かつ背も低い。ゲーマー向けマウス市場全体を見渡しても,かなり小型な部類に入るといえるだろう。
 日本市場では小型軽量マウスが根強い人気を持つだけに,Orochiは面白い存在となりそうだ。

 なお,付属品に触れておくと,Bluetoothのレシーバユニットは同梱されていないので,使用するPCがBluetoothに対応していない場合は別途入手する必要がある。一方,モバイルマウスとしての使用が考えられているだけあって,持ち運びに使えそうな専用ポーチが付いてくる。

画像集#002のサムネイル/Bluetooth接続対応の「Orochi」と左手用「DeathAdder」,Razerの新型マウス2製品が28日に国内発売 画像集#003のサムネイル/Bluetooth接続対応の「Orochi」と左手用「DeathAdder」,Razerの新型マウス2製品が28日に国内発売

●Razer Orochiの主なスペック
  • 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤード/ワイヤレス両用タイプ
  • 接続インタフェース:USB(※ワイヤード),Bluetooth 2.0(※ワイヤレス)
  • ボタン数:左右メイン,センタークリックボタン機能付きスクロールホイール,左サイド×2,右サイド×2
  • トラッキング解像度:最大4000DPI(ワイヤレスモード時は最大2000DPI)
  • トラッキングスピード:100IPS
  • フレームレート:未公開
  • ポーリングレート(レポートレート):最大1000Hz(ワイヤレスモード時は最大125Hz)
  • 最大加速度:未公開
  • 画像処理能力:未公開
  • 無線周波数帯:Bluetooth 2.0(※2.4GHz帯)
  • 無線伝達距離:最大10m(※Bluetooth 2.0の仕様に準拠)
  • バッテリー駆動時間:一般的な用途で1〜3か月
  • バッテリー仕様:単3型乾電池×2
  • リフトオフディスタンス:未公開
  • 内蔵フラッシュメモリ:搭載(※「Razer Synapse」)
  • 本体サイズ:67.8(W)×99(D)×35(H)mm
  • 重量:未公開
  • マウスソール:テフロン
  • ケーブル長:1m
  • 対応OS:Windows XP/Vista/7,Mac OS X 10.4以降
  • 価格:8980円(税込)
  • 発売予定時期:2010年5月28日


左利き用に調整された「Razer DeathAdder 3500」


画像集#004のサムネイル/Bluetooth接続対応の「Orochi」と左手用「DeathAdder」,Razerの新型マウス2製品が28日に国内発売
 DeathAdder Left Hand は,その名のとおり,新型「Razer DeathAdder」(別名 Razer DeathAdder 3500,以下 DeathAdder 3500)をベースに,左右の形状をそっくりそのまま入れ替えて,左手での利用に特化した製品である。
 光学センサーには,DeathAdder 3500と同様に「Razer Precision 3.5G Infrared Sensor」が搭載されている。
 貴重な左手用ゲーマー向けマウスなだけあって,左右対称のマウスを仕方なく使っていた人などにとっては注目の製品となりそうだ。

●Razer DeathAdder 3500 Left Hand Editionの主なスペック
  • 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤードタイプ
  • ボタン数:5
  • トラッキング解像度:未公開
  • トラッキング速度:60〜120IPS
  • フレームレート:未公開
  • トラッキング解像度:最大3500DPI
  • ポーリングレート(レポートレート):最大1000Hz
  • 最大加速度:15G
  • リフトオフディスタンス:未公開
  • 内蔵フラッシュメモリ:未公開
  • 本体サイズ:70(W)×128(D)×42.5(H)mm
  • 重量:未公開
  • マウスソール:テフロン
  • ケーブル長:7フィート(約2.13m)
  • 接続インタフェース:USB(16bitデータフォーマット)
  • 対応OS:未公開
  • 価格:7329円(税込)
  • 発売予定時期:2010年5月28日


布製マウスパッドKabuto&表裏でサーフェスの異なるVespula


画像集#005のサムネイル/Bluetooth接続対応の「Orochi」と左手用「DeathAdder」,Razerの新型マウス2製品が28日に国内発売
 Kabutoは,サイズ280(W)×195(D)×1.2(H)mmという薄手の布製マウスパッドだ。表面はマイクロファイバー製,裏面は滑り止めのラバーベースという二重構造になっている。持ち運びのさいは,ノートPCの間に挟みこむことによって,ディスプレイが保護できるとのこと。さらに,表面でディスプレイを拭くことも可能だ。

画像集#006のサムネイル/Bluetooth接続対応の「Orochi」と左手用「DeathAdder」,Razerの新型マウス2製品が28日に国内発売 画像集#007のサムネイル/Bluetooth接続対応の「Orochi」と左手用「DeathAdder」,Razerの新型マウス2製品が28日に国内発売

 一方,Vespula(ベスプラ)はサイズ300(W)×240(D)×4(H)mmのマウスパッド。日本語でクロスズメバチを意味するVespulaが持つ最大の特徴は,表裏で「SPEED surface」「CONTROL surface」と名付けられた異なるサーフェスを持つことだ。MSYによると,SPEED surfaceは「自由に軽くスピーディーな動きを最大限にサポート」でき,CONTROL surfaceは「マウスの動きを繊細に,容易に微調整を行うことができる」とのこと。
画像集#008のサムネイル/Bluetooth接続対応の「Orochi」と左手用「DeathAdder」,Razerの新型マウス2製品が28日に国内発売
 表裏で好きなほうを選んで使用するマウスパッドというと,「Razer eXactMat」が思い出される。Vespulaが後継製品なのかは,これといって言及はないものの,Razer eXactMatを使っていた人にとって気になる仕様なのは確かだ。
 また,Vespulaにはゲルの入った柔らかいリストレストが付属する。マウスパッドの機能ではなく,よりカジュアルな方向に目を向けた印象だが,ゲームプレイ中に疲れにくいという効果はあるのかもしれない。

  • 関連タイトル:

    Razer

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