みなさん，どうもこんにちは。もっぱら「女神転生IMAGINE」のプレイは深夜，夜な夜な悪魔の合体を繰り返しているmidiです。母親に「ゲームなんてやってないで，早く寝なさい」と怒られ続けた子供の頃から，35歳という名実ともにオヤジ世代となった今でも，なんら変わっていない生活を送っていることに気がつきました。「それでいいのか？」と自問自答するものの，答えは出ずじまい。でも，同世代の一般的な社会人は，こんなハッチャけた生活はきっとしてないはず……と考えれば，35歳になって悪魔と格闘している自分に，少し自信が持ててきました。明日も頑張ろう，うん。

 

　さてさて。「女神転生IMAGINE」の正式サービス開始に合わせ，ゲーム内容のアップデートが行われた。かなり多くの部分で追加/調整が行われているので，4月5日に掲載した記事で詳細を確認してもらいたい。この連載でも，実際にプレイして感じたことを1プレイヤーの視点から記しておこう。
　今回はシブヤフィールドとプライベートダンジョン「魔階セルタワー」をレポートしていく。なお，新宿バベルから先のフィールドに進む場合，現状ではイチガヤかシブヤの二択となるが，フィールドやプライベートダンジョンの敵悪魔の強さから考えると，イチガヤよりシブヤのほうがお勧めだ。

　正式サービスで変わったポイントについてだが，やはり登場悪魔が一気に増加したのが嬉しいところ。筆者はまだ新登場の悪魔を仲魔（仲間）にできていないが，新登場となった悪魔を連れて歩いている他プレイヤーを見ていると，うらやましい限り。筆者もさらにレベルを上げて，強力かつ素敵な新しい悪魔をパートナーにしたいと思う。
　また，敵悪魔の配置場所や登場数などもだいぶ変更が加えられたようだ。これまで安全地帯だったところに悪魔が集団で出現したり，登場する悪魔の組み合わせが変わったりと，割と大きく変化している。

 

　本連載の第2回でも紹介したが，アンチモノポリーデメリット（一定のエリアに留まって戦闘を行うと獲得経験値が下がっていく）の一時停止と，前述した出現する敵のバランス調整によって，フィールドも経験値稼ぎの場所として重要度が高くなった。強い敵悪魔が登場するようになったことで，フィールド移動時の緊張感が増加したように思う。
　オープンβテスト以前であれば，ナカノなどは敵と一度も戦闘せずにサラッと他エリアに移動できたが，そのあたりも改善（？）され，アクティブな敵悪魔が多くなったように思う。敵を一掃できるプレイヤーなら問題ないが，初心者にはちょっとキツくなったかもしれない。
　また，正式な変更日時は明らかにされていないが，山羊屋の営業形態変更も気になるところ。中でもアイテムを修理できなくなるというのは厳しい。プライベートダンジョンにこもってレベル上げするときは，予備の武器/防具を多めに持って行って，使い捨てていくしかないのかも。そうなると，トレード機能を使ってアイテムを販売するような人も出てくるかもしれない。
　そのほか，正式サービスで導入された，有料アイテムがやはり気になる。獲得経験値が一定時間2倍になる，移動速度が上がるといった，プレイヤーキャラの成長促進や，プレイの効率化を図るものが多く揃っており，かなり魅力的。どうにも使いたい衝動を抑えられないので，次回は実際に使ってみた効果を報告したいと思う。

　新宿バベルの南東出口から行けるフィールド，シブヤ。スギナミと同じく廃墟となったビルとクリスタルが立ち並ぶ，ゴーストタウンのようなフィールドだ。
　シブヤフィールドには，これまで悪魔合体でしかお目にかかることがなかった，ハーピーやノッカーなど，女神転生シリーズでお馴染みの悪魔が出現する。悪魔合体の素材となる仲魔集めができるので，COMPの仲魔リストに空きを作り，チャクラ回復のアイテムを多めに持って出かけ，交渉しまくろう。
　シブヤフィールドは，ナカノを抜けてくる実力があれば，フィールドの一部を除き，一人でも十分探索できる。ただ，フィールド北東部はドワーフやオキュペテーの巣窟となっているので，そのあたりには近づかないほうが無難だ。また，まれに出現するティターニアやオベロンにも十分な警戒が必要だ。

　最後に，新しく実装された「スギナミ魔階坑道（銀）」にチャレンジしたのでそちらをレポートしておこう。スギナミ魔階坑道（銀）に挑戦するには，山羊屋で販売されている銀のプレートが必要だが，筆者は正式サービス開始前に1000マッカで購入済み（現在は5000マッカで販売中）。それを使ってソロプレイにチャレンジしてみた。
　同じ石版から入れるスギナミ魔階坑道（銅）は，初〜中級プレイヤーにとっては恰好のレベルアップ向けダンジョン。きっと（銀）のほうもオイシイ敵がわらわら出てきてサクサクレベルアップができるんだろうなぁ♪　なんて期待をもっていざ突入！　……したのは良かったのだが，一つめに開いたドアで死亡してしまった。まさに瞬殺。逃げる間もなくボコボコにされるとは。写真を見ていただければ，そのボコられ具合が多少は伝わるのではないだろうか。ジャックフロストにここまで蹂躙されるとはッ!!　結論としては，最低でもレベルが25程度ないと太刀打ちできない，高レベルプレイヤー向けのダンジョンだということが身をもって分かった。間違っても初級者が行ってはいけない。そう，筆者のような中途半端にレベルの上がった初級者は，とくに……。