Googleは,海外で展開していたクラウドゲームサービス「Google Stadia」を2023年1月18日に終了すると発表した。2019年11月に登場したStadiaだが,2021年2月には,1作のリリースもないまま内部スタジオを閉鎖したりなど,先行きが不安視されていた。日本上陸を果たすことなく,静かな終わりを迎えたようだ。
ニュース-2021/07/14 18:48
Googleは,海外で展開していたクラウドゲームサービス「Google Stadia」を2023年1月18日に終了すると発表した。2019年11月に登場したStadiaだが,2021年2月には,1作のリリースもないまま内部スタジオを閉鎖したりなど,先行きが不安視されていた。日本上陸を果たすことなく,静かな終わりを迎えたようだ。
2019年11月に鳴り物入りでサービスを開始したGoogleのクラウドゲームサービス「Stadia」に黄信号が灯っている。うねりを挙げて変化を続けるゲーム業界だが,Googleのクラウドゲームビジネスへの参入失敗ともいえる最近の動きについてまとめておこう。
Googleは北米時間の2021年7月12日〜13日,ゲーム開発者向けのカンファレンス「Google for Games Developer Summit 2021」を開催し,現在22か国で展開中のクラウドゲームサービス「Stadia」の新たな施策を発表した。メーカー側の利益配分を,期間限定で85%に引き上げるという。
[GamesIndustry.biz]GoogleがStadiaのゲームスタジオ閉鎖を発表したのち,ゲーム業界から批判が集まっているという。果たしてGoogleはゲーム業界でなにをしようとしていたのだろうか。GoogleがStadiaでやろうとしていたことを,GamesIndustry.bizのChristopher Dringが分析する。
[GamesIndustry.biz]中小デベロッパにクラウドゲームへの参入を奨励するGoogleのStadia Makersプログラムの第1陣となる各社に,クラウドへの移行で苦労したところやメリットについて聞いた。
[GamesIndustry.biz]Stadia上で展開されているUGCベースのオープンワールド「Crayta」では,ゲーム内で作られたゲームに対する賞金付きコンテストが行われた。その入賞者とCraytaの開発者が新たなプラットフォームの可能性について語る。
[GamesIndustry.biz]クラウドゲームに期待する業界の声は大きく,次世代ゲーム機と並ぶ市場になると期待する人もいる。しかし,xCloudをGame Passのオマケと位置付けたMicrosoftの方針は,より現実的な意味でのクラウドゲームを定義したとRob Faheyは語る。
[GamesIndustry.biz]Amazonの「Crucible」,GoogleのStadiaといった,巨大IT企業が巨額の予算でゲーム業界に参入してきた結果は残念ながら成功とはいえないものとなっている。その原因についてRob Faheyが所感を語った。
Googleは,クラウドゲーミングサービス「Google Stadia Pro」を2020年4月8日から,2か月にわたる無料サービスを提供するとアナウンスした。現在サービスの対象となっている14か国の多くで,外出禁止令が出ていることによる処置であるという。