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ニュース-2009/06/02 00:00

[COMPUTEX]「GPUコンピューティングは普及への転換点へ差し掛かった」〜NVIDIAのHuang CEOが講演

 COMPUTEX TAIPEI 2009の開幕を翌日に控えた現地時間2009年6月1日,NVIDIAのCEOであるJen-Hsun Huang氏が台北市内で講演した。氏は2009年を「GPUコンピューティングの一大転換点」と位置づけ,Windows 7の登場により,CPUとGPUがともに処理を行う「CPU+GPU Co-processing」の時代へ移行すると宣言。PhysXを有効化した「Terminator Salvation」などが紹介された。
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ニュースイベントHARDWAREHARDWARE:PhysXHARDWARE:GeForce 9MGPUテーマ:GeForce発売元:NVIDIAイベント:COMPUTEX TAIPEI 2009ライター:本間 文イベント:COMPUTEX TAIPEI

 北米時間2018年12月3日,NVIDIAは,物理シミュレーションエンジン「PhysX」オープンソース化を公式blogで発表した。AIによる物理シミュレーション向けにPhysXの活用を広げていくための取り組みであるようだ。「PhysX SDK 3.4」のソースコードは,すでにGitHub上で公開されている。

 北米時間2016年3月14日,NVIDIAは,ゲーム開発者向けのソフトウェア開発キット「GameWorks SDK 3.1」をリリースした。新バージョンでは,ライティングとシャドウのための新しい描画技法として「Volumetric Lighting」と「HTFS」「VXAO」を採用した。また,「PhysX」を使う新しい物理演算2種類のβ版も導入しているとのことだ。

 北米時間2013年10月17日,NVIDIAは,ゲーム開発フレームワークと位置づけるブランド「GameWorks」を発表した。ゲーム開発周りでは,最近AMDが独自API「Mantle」を発表していたりするが,NVIDIAのGameWorksはいったい何なのか。カナダで開催された発表会に参加してきたので,その概要をまとめてみたい。

 日本の報道関係者を対象にNVIDIAが開催したイベントに,「HAWKEN」のシニアプロデューサーが登場。HAWKENの“出自”や,7月にリリースされる日本語版の詳細,そして12月に実装予定の「壁や床を破壊できるマップ」に関する解説が行われた。直撮りムービー2本とともに,その概要をレポートしてみたい。

 GTC 2013では,ゲームのリアルタイムグラフィックスに応用できそうな物理シミュレーションの手法を解説する講演もあったが,今回はそのなかから「破壊された破片がプルプル震えない物理シミュレーション」についてレポートしよう。次世代機で使われるかもしれない,新しい物理シミュレーションによる表現が見えてきた。

 GTC 2013では,ゲームに関連した“ミニGDC”的講演が増えている。今回はその中から,「Borderlands 2」で採用された,「物理シミュレーションを採用したビジュアルエフェクト」について,デベロッパのGearboxが解説したセッションを取り上げたい。紹介されたエフェクトは,次世代ゲーム機に取り入れられていく表現を先取りしたものだ。

 NVIDIAは本日,物理シミュレーションテクノロジー「PhysX」の効果を披露する,ロボットアクション「HAWKEN」を使用したデモムービーを公開した。これは,PhysXアクセラレーションをオン/オフしたそれぞれ状態でHawkenのプレイ映像を比較しようというもの。その違いは一目瞭然で,PhysX効果をあらためて再認識させられる内容だ。

 日本国内では2011年7月21日に発売される予定となっている「Alice: Madness Returns」。Unreal Engine 3を採用し,GPUによるPhysXアクセラレーション「GPU-accelerated PhysX」に対応したタイトルである。今回は国内発売に先駆けて海外版を入手したので,同作におけるPhysXエフェクトを見てみたい。