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印刷2014/02/21 00:00

ニュース

PS4本体と周辺機器完全理解。購入前に知りたいハードウェア関連情報を総まとめ

PS4本体
 2014年2月22日,ついに,日本でも「PlayStation 4」(以下,PS4)が発売となる。
 ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下,SCE)製の据え置き型ゲーム機が新世代へと刷新されるのは,2006年11月発売の「PlayStation 3」(以下,PS3)以来,実に7年ぶり。すでに通販で注文済みという人はいるだろうし,発売日は朝からショップに出かけようという人や,銀座ソニービルのカウントダウンイベントへ参加しようという,気合いの入った人もいるのではなかろうか。もちろん,周囲の状況を見てから決めようという人もいることと思われる。

 そんなPS4について4Gamerは,2013年2月の正式発表以降,さまざまな形でレポートをお伝えしてきた。本稿では,SCEやソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(以下,SCEJA)などへの取材や北米版PS4の検証などによって明らかになったPS4のハードウェアと周辺機器に関する基本情報を,あらためてQ&A形式でまとめてみたいと思う。

 今回,想定問答集は,以下のとおり25個用意した。ページ内リンクで直接ジャンプするもよし,頭から順にチェックしていくもよし。ぜひ,PS4購入や使いこなしの参考にしてほしい。


4GamerのPS4特設ページ




Q:そもそも北米や欧州市場では2013年のうちに発売されていた。なんで国内発売がこんなに遅れたの?


A:
吉田修平氏
 SCEワールドワイド・スタジオの吉田修平氏いわく「万全を期すため」。欧米市場では,2013年の年末商戦期に,ハードだけでなくゲームソフト側の準備も整っていたが,日本ではもう少し時間をおいたほうが,国内ゲームメーカー側の準備も整うという判断が下ったためとのことだ。

 氏はまた,携帯ゲーム機が主流となっている日本市場よりも,据え置き型ゲーム機の人気が根強い欧米を優先した結果であることも示唆している。詳しくはリンク先の記事を参照してほしい。

ゲーム機の復権なるか――PlayStation 4の国内販売が遅れる理由,そしてサプライズ発表されたPS Vita TVについて,SCE WWSプレジデント・吉田修平氏に話を聞いてきた




Q:発売日に買えるPS4のラインナップと価格は? 付属品は?


A:
 発売日の時点で販売が始まるのは,「KNACK」のダウンロードコードと,標準の本体1年保証に,特典の追加1年保証も追加された初回版「PlayStation 4 First Limited Pack」(型番:CUHJ-10000)と,それに「PlayStation Camera」も付属した「PlayStation 4 First Limited Pack with PlayStation Camera」(型番:CUHJ-10001)の2モデル。価格はPlayStation Cameraなしモデルが4万1979円(税込),カメラ付きモデルが4万6179円(税込)となる。
 「PlayStation Cameraって何?」と思った人は,「Q.『PlayStation Camera』って何? ないと困るもの?」の段をチェックしてもらえればと思う。

PlayStation 4 First Limited Pack(左)とPlayStation 4 First Limited Pack with PlayStation Camera(右)のそれぞれ製品ボックス
PS4本体 PS4本体

PlayStation 4の国内発売は2014年2月22日,価格は4万1979円(税込)。PlayStation Camera同梱版も販売


 PlayStation Camera以外の製品ボックス内容物は共通で,下記のとおりだ。

  • PS4本体(本体色「ジェット・ブラック」)
  • DUALSHOCK 4
  • ワイヤードモノラルヘッドセット(ケーブル長1.2m)
  • 電源ケーブル(ケーブル長1.5m)
  • HDMI Type Aケーブル(ケーブル長2.0m)
  • KNACK製品版ダウンロードコード
  • 本体保証1年+延長保証1年の証明書(※と思われるが,本当に「証明書」の形なのかは,原稿執筆時点では未確認)

PS4本体
 ヘビーなPlayStationユーザーだと,SCEJAが,通常保証1年間とは別に有償の2年間延長保証サービスを展開していることを知っているかもしれないが,初回版の1年間延長保証サービスは,それとは似て非なるモノだ。とくに申し込みは不要で,メーカー保証の1年間が終了した後,残りの1年は,交換1回もしくは修理2回が無償で受けられるようになる。

 なお,初回版の数量は未公開。初回版の出荷が完了し次第,(KNACKダウンロードコードと追加の1年保証が省かれた)通常版に切り替わる予定という。

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4 First Limited Packに含まれる延長保証サービス(1年)とはなんですか?




Q.本体と同時発売の純正周辺機器にはどんなものがある?


A:
 本体と同時発売になる純正周辺機器は以下のとおりだ。

  • DUALSHOCK 4:6279円(税込)。ラインナップは「ジェット・ブラック」「ウェイブ・ブルー」「マグマ・レッド」の3色
  • DUALSHOCK 4充電スタンド:2604円(税込)
  • PlayStation Camera:6279円(税込)
  • PS4縦置きスタンド:2394円(税込)

SCEJAのPS4周辺機器紹介ページ




Q:電源ボタンはどこ?


A:
 ここにある。

本体正面,「SONY」ロゴのプリントされた,光沢のあるカバーの脇に用意されている
PS4本体

 正確にいえばボタンではなくタッチセンサーなので,無理に押し込む必要はない。電源マークのあたりを指で軽く触れるようにすればOKだ。



Q.PS4のスペックは? PS3とは何が違うの?


A:
 下のが,SCEの示している公式なスペックをPS3のそれと比較したものとなる。

表 PS4とPS3の主なスペック
PS4 PS3
CPU Single-chip custom processor(CPUコア:「x86-64 AMD“Jaguar”」×8,GPUコア:「AMD next-generation Radeon based graphics engine」) Cell Broadband Engine
GPU RSX
メインメモリ GDDR5,容量8GB,5.5GHz相当 XDR DRAM,容量256MB,3.2GHz
グラフィックスメモリ GDDR3,容量256MB,1.3GHz相当
ストレージ 2.5インチHDD(容量500GB) 2.5インチHDD(※現行モデルとなるCECH-4200シリーズは容量250GBもしくは500GB)
読み出し専用光学ドライブ Blu-ray 6倍速,DVD 8倍速※ Blu-ray 2倍速,DVD 8倍速,CD 24倍速
ビデオ&サウンド出力 HDMI×1,光角形デジタルサウンド出力×1 HDMI×1,AVマルチ×1,光角形デジタルサウンド出力×1
通信系機能 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T有線LAN×1,IEEE 802.11g/n無線LAN,Bluetooth 2.1+EDR 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T有線LAN×1,IEEE 802.11g無線LAN,Bluetooth 2.0+EDR
サイズ 275(W)×305(D)×53(H)mm(※横置き時) 290(W)×230(D)×60(H)mm(※横置き時,CECH-4200シリーズ)
重量 約2.8kg 約2.1kg

 端的に述べると,CPUとGPUがまったくの別モノとなり,各種インタフェース系もイマドキのものに変わったのが,PS4の特徴ということになるだろう。

PS4の背面側インタフェース
PS4本体
 難しい話は「Q.PS4ってPS3と比べて何がすごいの?」の段を参照してもらうとして,仕様面をチェックしてみると,ストレージが2.5インチHDDなのは変わらない一方で,光学ドライブの読み出し速度が向上した点と,無線LAN機能がIEEE 802.11g/nに対応したこと,Bluetooth機能が2.1+EDR対応となったこと,現時点では「PlayStation Camera」用となるAUX(Auxiliary,補助)端子が追加されたことが,新しい部分といえようか。CPUやGPU,メモリ周りと比べると地味な進化ではあり,「最先端」とも言えないが,最新世代のハードウェア仕様へとアップグレードされた印象は受ける。

 2014年という“時代背景”を考えると,大勢に影響はないと思われるが,ビデオ出力はHDMIのみとなっており,コンポーネントやD,コンポジットケーブルによるアナログビデオ出力を行えない点は,注意する必要がある。サウンド出力がHDMIもしくは光角形出力しかないため,ゲームのサウンドをアナログ出力したい場合,DUALSHOCK 4のヘッドセット接続端子を使わねばならないことも押さえておきたいところだ(※ヘッドセット接続端子に関する詳細は「Q.DUALSHOCK 4のヘッドセット端子には何を接続できるの?」の段を参照のこと)。

 細かいところでは,PS3にあったCD-DA(≒音楽CD)再生機能が省かれていたりするが,DVD-VideoとBD-Video(≒Blu-ray Discベースのビデオメディア)は,PS3と変わらず再生可能なので,こちらも大きな問題にはならないだろう。

PlayStation 4の正式リリース到着。ハードウェアスペックも公開に。仕様から推測されるプロセッサの正体は?

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4はどんな映像出力に対応していますか?」

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4はCD/BD/DVDの視聴・再生はできますか?」




Q.PS4ってPS3と比べて何がすごいの?


A:
 いろいろなものを端折って語るなら,「グラフィックス性能がPS3の8倍以上あるのがすごい」「ゲーム開発者から見て圧倒的に開発しやすくなったのがすごい」というのが答えになる。

 もう少し詳しく,という人のためにやや難しい話をしておくと,PS3のCPU「Cell Broadband Engine」(以下,Cell)は,9基のCPUコアを集積するプロセッサとなっていた。内訳は,OSなどの制御系処理を担当する「PowerPC Processor Element」(PPE)が1基と,信号演算担当の「Synergistic Processor Element」(SPE)が8基だ(※製造上の都合から,Cellにおいては8基のSPE中,7基が使われる)。SPEはCPUの一部というより,「並列処理特化型プロセッサ」といったところで,一般的なCPUとはまったく異なる仕組みの演算器だった。Cellは,汎用的なCPUと,当時としては非常に高速ながら,非常に扱いにくかった特殊なプロセッサを組み合わせたものという理解をしておくのが正解かもしれない。
 組み合わされるGPUは,SCEとNVIDIAの共同開発による「Reality Synthesizer」(RSX)。DirectX 9世代のGPU「GeForce 7800 GTX」をベースに,グラフィックスメモリ周りのスペックを引き下げたものだ。

 それに対してPS4は,メインのプロセッサとして,AMDのカスタムAPU(Accelerated Processing Unit)が採用されている。APUというのは,「CPUコアとGPUコアを統合したワンチップ型プロセッサ」に対するAMDの呼び名で,呼称自体に大した意味はないのだが,重要なのはその中身である。

AMD製のPS4用カスタムAPU
PS4本体
 CPUコアは,「Jaguar」(ジャガーもしくはジャギュア)と呼ばれる,x86アーキテクチャ(Architecture,設計思想)に基づくものが8基だ。x86というのはPC用のプロセッサ,たとえば「Core」とか「Pentium」とかで採用されているのと同じアーキテクチャであり,平たく言えば,PS4のAPUに統合されたCPUコアは,PC用のCPUコアそのもの。性能はさておき,「できること」は,読者の身の回りにあるであろうPCのCPUと何ら変わらない。昨今,ゲームの開発環境はPCが主流となっているが,ゲームの開発者からすると,PS3時代と比べて,圧倒的に「開発しやすい」CPUコアなのだ。

 一方のGPUコアは,AMDの最新世代アーキテクチャ「Graphics Core Next」に基づくものとなっている。
 GPUコアは,演算ユニット(Compute Unit)を18基搭載する。そしてこの数字は,2014年2月時点のAMDのデスクトップPC向けGPUでいえば,20基搭載する「Radeon R9 270」と,16基搭載する「Radeon R7 265」の,ちょうど中間にあたるものだ。つまりPS4のGPUは,“2014年2月時点のPC向けGPU換算”で,ミドルクラスのスペックを持つわけである。

※発表当初,4Gamerでは「Radeon HD 7870 GHz Edition」と「Radeon HD 7850」の間,という表現を行っていたが(関連記事),その後,それらの高クロック版となるRadeon R9 270とRadeon R7 265が登場したという経緯がある。

 そんなPS4のGPUコアが持つ単精度浮動小数点演算性能値は1.843 TFLOPS。「FLOPS」というのは「Floating-point Operations Per Second」の略で,「1秒間に浮動小数点演算を何回こなせるか」を計算によって求めた値となる。異なるハードウェアの理論性能を比較するとき,一般的に用いられる指標の1つだ。
 詳細な計算方法は西川善司氏による解説記事を参照してほしいが,PS3のGPUたるRSXが持つ演算性能は224 GFLOPS。先ほど「8倍以上」とした根拠はこれである。

西川善司,PS4にまつわる6つの疑問に答えるそぶりをしてみる〜PS4はPS4.1,PS4.2と進化する!?


 そして何より,PS3がDirectX 9世代のShader Model 3.0対応だったのに対し,PS4ではDirectX 11世代のShader Model 5.0対応へ引き上げられるのが大きい。PS3のRSXは頂点シェーダとピクセルシェーダによる固定型のパイプラインだったのに対し,PS4のGPUコアでは,統合型シェーダが採用され,さらにポリゴンの増減や発現,消失といった処理を制御できるジオメトリシェーダ,プログラマブルにポリゴンを分割増減させたり変移させたりできるテッセレーションステージが追加されている。
 専門用語の羅列になってしまって申し訳ないが,要は,PS3と比べてグラフィックスの表現力が大きく高まり,しかもゲーム開発者がそれを実現しやすくなった,という理解でいい。

[GDC 2013]PS4セッションレポート(1)ハードウェアのさらなる詳細が判明。「グラフィックスタスクとGPGPUタスクの同時実行」に対応


APUを囲むような格好で,PS4のメイン基板には容量8GB分のGDDR5メモリチップが搭載されている
PS4本体
 CPUコアとGPUコアが統合されるプロセッサを搭載したことで,PS4ではメモリ周りにも大きな変化が生じた。PS3では,PPEとSPEがそれぞれ容量256MBのメモリと接続されていたのに対し,PS4ではCPUコアとGPUコアとで共有されるメモリがなんと8GB分も用意されたのである。8GBあるメモリのうち,実際にどれくらいをゲーム用に確保できるのかは分からない――OS自体が一定量のメモリを必要とするうえ,「Share」機能など,バックグラウンドで動くタスクもメモリを要求するはず――が,少なくとも,二言目には「メモリが足りない」と言われていたPS3時代と比べると,余裕は格段に増えているはずだ。

 メモリ性能の話をしておくと,PS3の場合,メインメモリは64bitインタフェース接続のXDR DRAMで,帯域幅は25.6GB/s。グラフィックスメモリは128bit接続で1.3GHz相当(実クロック650MHz)のGDDR3が組み合わされるため,帯域幅が20.8GB/sだった。これに対し,PS4ではメモリインタフェースが明らかになっていないものの,さまざまな状況証拠から256bit幅である可能性が高く,そして256bitインタフェースだとすると,5.5GHz相当のGDDRメモリチップとの組み合わせで実現される帯域幅は176GB/sだ。
 「帯域幅」というのは,1秒あたりに転送できるデータ量のこと。PS4の場合,PS3のGPUと比べて,8.5倍近いスペックを持っているのである。



Q.PS3以前のゲームメディアはPS4で動く?


A:
 動作しない。PS4は,PS3のメインプロセッサであるCellやRSXを搭載しないので,当たり前といえばそれまでだが。
 念のため付け加えておくと,PlayStaton 2や初代PlayStationのゲームメディアも,もちろん動作しない。

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4はPS3/PS2/PSのゲームディスクが使えますか?」




Q.PS3以前のゲームはクラウドベースのストリーム配信でプレイできるって話じゃなかった?


A:
 SCEは,子会社であるGaikaiの技術を用いた,クラウドベースのゲームストリーミングサービス「PlayStation Now」を,2014年夏に米国で開始する予定だ。当初はPS3のゲームタイトルがPS4とPS3に配信され,追ってPlayStation Vitaでも配信が始まる見込みとなっている。

 ただし,それがいつ日本にやってくるのか,SCEJAからの発表はまだない。「米国を皮切りに」とされている以上は,いずれ日本にもやってくるはずだが,現時点では,「PS4を買うと,PS3(など)のゲームも,ダウンロードしたりすることなくストリーミングでプレイできる」ようにはなっていないので,この点は注意が必要だろう。

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4は,今後予定されているクラウドゲームサービスで互換対応が可能になるの?」




Q.PS4のHDMI出力を,HDMI入力対応のキャプチャデバイスで録画できる?


A:
 現時点ではできない。SCEJAは,今後のアップデートで,ゲーム画面のキャプチャに対応予定としている。

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4では,HDMI出力でゲーム画面のキャプチャができますか?」




Q.PS4の中身ってどうなってるの?


A:
 4Gamerでは先に,北米版PS4本体の分解レポートを掲載済みなので,そちらをぜひチェックしてほしい。北米版でも国内版でも第1世代PS4のハードウェアは基本的に共通なので,参考になるはずだ。

「PlayStation 4」分解レポート。AMDのカスタムAPUを搭載する新世代マシンは,とてもゲーム機らしいゲーム機だった


PS4分解レポートより,分解中の写真
PS4本体 PS4本体



Q.PS4の内蔵HDDは交換できる? USB接続の外付けストレージは接続可能?


A:
 自己責任を覚悟すれば内蔵HDDは交換できる。
 交換した結果,万が一PS4が起動しなくなったとしても,SCEJAはもちろん,販売店,4Gamer編集部とも,一切の責任を負わない。この点は注意が必要だが,PS4本体にある,光沢のあるカバー部「HDDベイカバー」をスライドさせて外し,その後,プラスのビスを1本取り外せば,2.5インチストレージのカートリッジごと,HDDは取り出し可能だ。

左の写真で赤丸を付けたあたりを写真左上方向へ押すと,HDDベイカバーは簡単に外れる。その後,プラスドライバーでビスを取り外すと,ストレージのカートリッジにアクセス可能だ
PS4本体 PS4本体

 詳細は,PS4本体の分解記事をチェックしてほしい。

「PlayStation 4」分解レポート。AMDのカスタムAPUを搭載する新世代マシンは,とてもゲーム機らしいゲーム機だった


こちらは北米版PS4に入っていたHDD(とストレージカートリッジ)
PS4本体
 PS4には標準で,回転数5400rpmのSerial ATA 3Gbps対応ドライブが取り付けられている。SCEJAは,交換する場合,厚さ9.5mm以下,容量160GB以上の2.5インチHDDを利用するよう呼びかけている。
 理論的には,現在市場に流通している2.5インチHDDやSSDは,容量のハードルさえクリアしたものならほぼすべて利用できるはずだが……。

 なお,外付けのストレージデバイスは,USB 3.0もしくはUSB 2.0対応のものを接続できるが,確認した限り,外付けストレージに保存したり,逆に書き戻したりできるのはセーブデータのみだった。SCEJAは「外付けHDDは利用できない」と述べているので,セーブデータ書き出し/読み込み用の小容量USBフラッシュメモリの接続しか想定されていない可能性は高そうだ。

PS4の内蔵HDD交換,完全ガイド。自己責任ながら難度は低め

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4は内蔵HDDを交換できますか? また、外付けHDDは使えますか?」




Q.PS4は縦置きできる?


スタンドなしでも縦置きはできるが,安定性に不安が残る
PS4本体
A:
 できるが,縦置きするにあたっては,別売りのSCE純正縦置きスタンド,もしくは周辺機器メーカーが用意している縦置きスタンドの利用を勧める。
 スタンドなしでの縦置きも,可能か不可能かでいえば可能。ただその場合,横幅が53mmになってしまい,揺れなど,外からの力に対して非常に弱くなるので,避けたほうが無難だ。



Q.PS4を設置するにあたって注意することは?


本体前面の吸気用スリット
PS4本体
A:
 PS4は,横置き時の前面および左右側面に走る溝の部分から吸気し,本体背面から排気する機構になっている。

 要点だけまとめておくと,PS4の利用にあたっては,前面と背面,そして横置き時の側面(もしくは縦置き時の天面と底面)に,一定のスペースを確保する必要がある。とくに排気されたエアがその場に留まってしまわないよう,本体の背面側にはできる限りの空間を確保したいところだ。

横置き時の本体側面側には,上下両方に吸気用スリットが設けられている
PS4本体 PS4本体

 このあたりは,SCEでPlayStationシリーズの機械設計を担当する鳳 康宏氏が行った技術セミナーのレポート記事に詳しいので,ぜひそちらをチェックしてほしいと思う。

技術セミナーで示された,PS4のエアフロー概念図
PS4本体 PS4本体

国内発売まであと約1か月のPS4,筐体設計の秘密が明らかに





Q.PS4の本体は一部だけ光沢処理されてるけど,汚れは目立ちやすい?


A:
光沢部分は,汚れや傷がけっこう目立つ
PS4本体
 PS4では「HDDベイカバー」と呼ばれるカバー部が光沢処理されているが,ここは,埃(ほこり)が付着しやすく,手で触れると指紋が残りやすく,ひっかき傷のようなものも付きやすい。こういうのは気にしないのが一番だと思うが,そうは言っても気になる人はいると思うので,その場合は周辺機器メーカーが用意している保護フィルムなどを使うのもアリだろう。



Q.torneには対応している?


A:
 国内発売時点では非対応。2014年2月20日時点におけるSCEJAの公式回答は「torneアプリケーションについて,現時点で案内できる情報はない」「PS3用の地上デジタルチューナーはPS4では利用できない」の2点だ。

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4はtorne(トルネ)に対応していますか?」




Q.nasneには対応している? DLNAクライアント機能は?


A:
 国内発売時点では非対応。ただし,時期未定ながら対応予定とされている。詳細が決まり次第,SCEJAからアナウンスがあるはずだ。

 DLNAのクライアント機能も現時点だと非対応。こちらは「今後検討していく」(SCEJA)とのことである。

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4はnasne(ナスネ)に対応していますか?」

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4は,メディアサーバーのクライアント機能やDLNAに対応していますか?」




Q.DUALSHOCK 4って,DUALSHOCK 3とは何が違うの?


A:
 簡単にまとめておくと,「DUALSHOCK 4」における,「DUALSHOCK 3」との主な違いは下記のとおりとなる。

DUALSHOCK 4(左)とDUALSHOCK 3(右)
PS4本体
  • 本体中央部分にタッチパッドが用意された
  • [PS]ボタンの近くにスピーカーが用意された
  • DUALSHOCK 3の[START][SELECT]ボタンに代わって,[SHARE][OPTIONS]ボタンが用意された
  • ヘッドセット接続用の4極型3.5mmミニピン端子が用意された
  • 3軸ジャイロ&3軸加速度センサーが内蔵された
  • DUALSHOCK 3と比べて気持ち大きくなった

 4Gamerでは,PS4を分解したタイミングで,DUALSHOCK 4とDUALSHOCK 3の比較も行っている。なので,詳細はそちらをチェックしてもらえれば幸いだ。

「PlayStation 4」分解レポート。AMDのカスタムAPUを搭載する新世代マシンは,とてもゲーム機らしいゲーム機だった





Q.PS3用周辺機器はPS4で利用できる?


A:
 SCEの純正かサードパーティ製かを問わず,製品による。ただ,明示的に「PS4対応」と謳われていなければ,利用できないか,利用に大きな制限が入ると考えておいたほうがいい。これはPlayStationの公式ライセンス――詳細情報は開示されていない――にかかわる部分なので,ユーザーレベルではどうにもならない部分だ。

 SCEJAによれば,純正の立体視対応ディスプレイ「CECH-ZED1J」は対応。「PlayStation Move」はゲームソフトによって利用できる場合とそうでない場合があるとのこと。純正ワイヤレスキーボード「CECH-ZKB1JP」は,DUALSHOCK 3互換の機能以外は利用できるという。
 一方,DUALSHOCK 3は「サポート対象外」(SCEJA)。純正のBDリモコン「CECH-ZRC1J」やPS3用カメラ「PlayStation Eye」は動作しないとされている。

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4でDUALSHOCK 3やBDリモコンなど,PS3の周辺機器は利用できますか?」




Q.市販のキーボードやマウス,ヘッドセットはPS4で利用できる?


A:
 キーボードはUSB接続,Bluetooth接続のものが基本的に利用可能。ただし,DUALSHOCK 3互換の機能が追加されている場合,その部分は使えない。

 マウスは,PS4本体の操作用としては使えないが,ゲーム側で対応していれば,USB接続のものもBluetooth接続のものも利用できる。

 最後にヘッドセットは,USB接続のものは,時期未定ながら,今後のPS4システムソフトウェアアップデートで利用可能になる予定だ。一方,Bluetooth接続のヘッドセットは,少なくとも2014年2月22日までに発売されたものは利用できないとのこと。あくまでも想像だが,Bluetooth接続のヘッドセットは,PS4の公式ライセンスを受けたものしか利用できないのではなかろうか。

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4でUSB対応のキーボードやマウスやヘッドセット(市販品)は利用できますか?」

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4でBluetooth対応のキーボードやマウスやヘッドセット(市販品)は利用できますか?」




Q.DUALSHOCK 4のヘッドセット端子には何を接続できるの?


A:
すべての製品で試したわけではもちろんないが,4Gamerでいくつか試してみた限り,4極型の3.5mmミニピン端子を持ち,スマートフォン対応が謳われるステレオヘッドセットは,いずれもPS4で利用できた
PS4本体
 DUALSHOCK 4のヘッドセット端子は,スマートフォンやPlayStation Vitaと互換性のある,4極型の3.5mmミニピン端子となっている。そのため,PS4の製品ボックスに同梱されたヘッドセット以外にも,物理的に互換性があれば,市販のヘッドセットを利用できる可能性は高い。ただ,SCEJAは「PlayStation Vitaのインイヤーヘッドセットは利用できるが,他社製品はサポート外」としているので,使えない場合は諦めるしかないが。

 PS4本体側では,DUALSHOCK 4と接続したヘッドセット側のヘッドフォンで,ボイスチャットの音声だけ聞くか,ゲームの音も含めてすべてを聞くかを選択できるようになっている。ゲーマー向けヘッドセットがあれば,それをDUALSHOCK 4と接続するだけで,ゲームのサウンドも楽しめるわけだ。

 なお,PS4の初回版には,標準でモノラルヘッドセットが同梱されているので,ゲーム中にひとまずボイスチャットを楽しみたいだけであれば,わざわざ追加でヘッドセットを購入する必要はない。

SCEJAによるPS4 FAQ「DUALSHOCK 4のステレオヘッドホン/マイク端子で,他社のヘッドセットは使えますか?」




Q.「PlayStation Camera」って何? ないと困るもの?


A:
 結論から先に言うと,PS4にプリインストールされている「プレイルーム」など,一部のゲームタイトルやアプリケーションでは必須か,半ば必須。それ以外では,「あると便利かも」というレベルの製品である。

 PlayStation Cameraは,AUX端子経由でPS4と接続される,専用の外付けカメラユニットだ。1280×800ドット解像度で最大60fps撮影が可能な,有効撮影角度85度のカメラを2基搭載することで,撮影対象の空間情報(≒奥行き情報)を把握できるようになっており,実際,プレイヤーが室内のどこにいるのかを認識したり,撮影した映像からプレイヤーだけ切り出したりする能力を持っているという。
 また,同じく搭載される4基のアレイマイクは,話者がどこにいてどの方向に向けてしゃべっているかも認識できるとのことだ。

 具体的に何ができるかだが,ざっくりまとめると,以下のとおりとなる。

  • 「Share」機能を使うときに,プレイヤー自身の映像や音声をゲームの映像と一緒にアップロードできる
  • 対応ゲームタイトルを身体の動きで操作する
  • 対応ゲームタイトルを「PlayStation Move」で操作する
    (※PS3用周辺機器として登場したPlayStation Moveは,PS4でも利用できる。PS4では,より高い精度で動きを認識できるという)
  • 顔認識,もしくは音声認識でPS4にログインする
  • 音声によって,ホーム画面からゲームを起動したり,ゲーム中にスクリーンショットを撮影したり,ゲームを終了してホーム画面に戻ったり,システムの電源を切ったりする
  • 同じ室内で最大4名のマルチプレイを行うとき,DUALSHOCK 4の「ライトバー」と連動する形で画面内のキャラクターに色を割り振り,「自分がどのプレイヤーを操作しているか」を識別しやすくする
    (※DUALSHOCK 4は,本体に「ライトバー」と呼ばれるLEDインジケータを搭載しており,複数人でプレイするときは,プレイヤーごとに異なる色が割り当てられるようになっている)

 単体価格は6279円(税込)。「Xbox Oneの『Kinect 2』ほど多機能ではないものの,ひととおりのことはできそう」という点に価値を見出せる人向けのデバイスといったところか。
 なお,PlayStation Cameraの主なスペックはのとおり。

表 PlayStation Cameraの主なスペック
レンズ 2個(いずれも開放F値2.0,固定焦点)
カメラ 解像度1280×800ドット
対応解像度@フレームレート 1280×800ドット@60fps
640×400ドット@120fps
320×192ドット@240fps
対応動画形式 RAW,YUV(非圧縮)
最小撮影距離 30cm
有効撮影角度 85度
マイク 4基内蔵(アレイマイク仕様)
接続インタフェース AUX(ケーブル長2m)
サイズ 約186(W)×27(D)×27(H)mm
重量 約183g

SCEJAによるPS4 FAQ「PlayStation Cameraにはどんな使い方がありますか?」

SCEJAによるPS4 FAQ「PlayStation Cameraがないと,PS4は遊べないの?」

SCEJAによるPS4 FAQ「なぜPlayStation Cameraには4つのマイクが搭載されているの? どのように使用するの?」




Q.PS4タイトルのプレイにはインターネット接続環境が必須?


A:
 不要。ただ,言うまでもないことだが,PS4システムソフトウェアのアップデートやゲームのパッチ配信を受けたり,ゲームをオンラインでプレイしたり,初回版の特典である「KNACK」のダウンロードを行ったりするには,インターネット接続環境が必須となる。
 まあ,「PS4を発売日に購入するような人が,インターネット常時接続環境を自宅に用意していない」というのは考えにくいのだが。

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4では,ゲームを遊ぶために常時オンライン接続が必要ですか?」




Q.PS4のディスクメディア版タイトルはHDDへのインストール必須?


A:
 PS4のゲームアプリケーションは,オンライン配信版だけでなく,ディスクメディア版でも,内蔵HDDへのインストールが必須となる。
 なお,ディスクメディア版の場合,インストール完了後も,ゲームの起動時にはディスクが本体の光学ドライブに挿入されている必要があるので,要注意。

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4ではディスク版ゲームを内蔵HDDにインストールする必要がありますか?」




Q.PS4タイトルのオンラインプレイを行うには何が必要?


A:
 PS4でオンラインのマルチプレイを行うには,インターネット接続環境とは別に,PlayStation Network会員向けの有料サービス「PlayStation Plus」(以下,PS Plus)への加入が必須となる。この点がPS3までとは異なる部分だ。Xbox 360ではオンラインのマルチプレイを行うのに「Xbox LIVE」の有料契約が必要だが,それと考え方は同じである。

 SCEワールドワイド・スタジオの吉田修平氏によれば,その理由は「ゲームのプレイ映像をクラウド上で共有する『Share』機能や,モバイルデバイスとの連携など,PS4のネットワークサービスは高度なものとなる。そして,それを無料で提供していくのはコスト的に苦しいため」。氏の発言詳細は下に示したリンク先でチェックしてほしい。

[E3 2013]PS4について,今言えること――SCEワールドワイドスタジオプレジデント,吉田修平氏インタビュー


 ちなみに,PS3やPlayStation VitaですでにPS Plusと契約している場合は,PS4であらためて契約する必要はない。また,「ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア」のように,一部のタイトルでは,PS Plusに加入していなくても,オンラインのマルチプレイが行える(関連記事)。
 「一部のタイトル」がどれになるかは,ゲームメーカー次第なので何ともいえないが,月額課金型のオンラインゲームだと,月額料金体系を単純化する目的で,PS Plusへの加入が必須とならないようなケースは,今後も出てくる可能性がある。

PS4版βテスト直前の「新生FFXIV」について吉田直樹氏にインタビュー。リモートプレイの感触もレポートしよう


 なお,PS Plusの費用は以下のとおり(※消費税は5%で計算)。詳細はSCEJAのPS Plus公式ページで確認してほしい。

  • 12か月:5000円(税込)
  • 3か月:1300円(税込)
  • 1か月:500円(税込)

SCEJAのPS Plus情報&申し込みページ




Q.PS4の発売後,PS3はどうなるの?


A:
 どうもならない。少なくとも当面の間は,主力ゲーム機としてサポートされ,新作ゲームタイトルもリリースされ続けることになる。

SCEJAによるPS4 FAQ「PS4が発売されたら,PS3はどうなりますか?」






※注意
 本稿で掲載している情報はすべて,2014年2月21日現在のものです。今後,ファームウェアのアップデートなどにより,状況は変更となることがありますので,最新情報は4Gamerの記事ならびにPlayStation公式Webサイトで確認するようにしてください。
  • 関連タイトル:

    PS4本体

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