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[CES 2018]Radeon RX Vega搭載の第8世代Coreプロセッサ新製品と,搭載するゲーマー向けNUCの実機を見てきた
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印刷2018/01/08 11:01

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[CES 2018]Radeon RX Vega搭載の第8世代Coreプロセッサ新製品と,搭載するゲーマー向けNUCの実機を見てきた

 別途お伝えしているとおり,北米時間2018年1月7日,Intelは,セミカスタム版GPU「Radeon RX Vega」をMCMで1パッケージ上に統合するCPU「Core Mobile Processor with Radeon RX Vega M Graphics」(以下,Core with RX Vega M)を発表した。
 4Gamerでは,そんなCore with RX Vega Mのプロセッサパッケージと,搭載するゲーマー向けNUC(Next Unit of Comuting,超小型ベアボーン)「NUC8i7HVK」を現地で見る機会があったので,写真メインでレポートしてみたい。

Core with RX Vega MのBGAパッケージ
第8世代Core(Coffee Lake,Kaby Lake)

 というわけで上に示したものがCore with RX Vega Mのプロセッサパッケ―ジだ。CPUダイとGPUダイ,および4GBの「High-Bandwidth Cache」(以下,HBC)を1つのパッケージ上に集積しただけあって,サイズはかなり大きい。横に並べた100円玉(※直径約22.6mm)と比べると,おおまかなサイズをイメージできると思う。

 写真右側にあるCPUのダイ(※半導体本体)を基準に見比べてみると,写真左側にあるHBCのダイ面積は8割程度,GPU部分のダイ面積は1.6〜7倍程度といったところか。

少し角度を変えて。CPU+GPU+メモリだけあって,サイズはかなり大きい
第8世代Core(Coffee Lake,Kaby Lake)

 CPUと単体GPUを別々に実装するのに比べれば,確かに実装面積は大幅に小さくなるだろう。とはいえ,TDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)は100Wもしくは65Wにもなるとのことで,熱源となる3つのダイが一か所に集中するシステムを効率よく冷却するには,OEMとなるPCメーカー各社も相応に苦労しそうに思える。

Intelが公開したCore with RX Vega Mの概要説明スライド
第8世代Core(Coffee Lake,Kaby Lake)

 続いては,Core with RX Vega M搭載のNUCであるNUC8i7HVKの実機だ。

NUC8i7HVK8のサンプル。ガイコツの部分は光る
第8世代Core(Coffee Lake,Kaby Lake)

 NUCと言えば超小型のPCというイメージだが,NUC8i7HVKの筐体は,NUCとしてはかなり大きめだ。
 Razerのマウス「Razer Lancehead Tournament Edition」と並べた写真を見ると,その大きさをイメージできるのではないかと思う。
 もっとも,大きいといっても「NUCとしては」の話であり,ゲーマー向けのノートPCやデスクトップPCに比べてコンパクトなのは確かだ。

ゲームのデモを披露していたNUC8i7HVK。横にあるマウスと比べると,NUCとしてはかなり大きいことが分かる。筐体側面の,インタフェース部分があるところ以外は,吸排気用の孔で覆われたようなデザインになっているのも目を惹く
第8世代Core(Coffee Lake,Kaby Lake)

床に置かれていたACアダプター。これもかなり大きいが,ハイエンドのゲーマー向けノートPCが使う大型ACアダプターと,サイズ面で大きな違いはなさそうだった
第8世代Core(Coffee Lake,Kaby Lake)
 NUC8i7HVKが採用するCPUは,Core with RX Vega Mの発表時点における上から2番めのモデル「Core i7-8709G」とのこと。プロセッサのTDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)は100Wだが,システム全体での消費電力は230W程度とのことなので,冷却システムは相応に凝ったものとなっていることが予想される。

NUC8i7HVKは,容積にして1.2ℓ程度のサイズになっているそうだ
第8世代Core(Coffee Lake,Kaby Lake)

 NUC8i7HVKで面白いのは,ビデオ出力インタフェースが充実しているところである。本体前面にはHDMI出力が1つ,背面側にはThunderbolt×2,Mini DisplayPort出力×2,HDMI出力×1と,全部で6系統ものビデオ出力を有しているのだ。
 小型PCやゲーマー向けノートPCで,これほどのビデオ出力インタフェースを備える製品は見たことがなく,多画面派のPCユーザーにもなかなか魅力的なPCとして利用できるかもしれない。

NUC8i7HVKの前面。前面のHDMI出力は,VR HMDの接続を考慮したものという。なお,HDMI出力の右側にあるUSB Type-C形状のポートは,Thunderbolt対応ではない
第8世代Core(Coffee Lake,Kaby Lake)
NUC8i7HVKの背面。ThunderboltやMini DisplayPortだけでなく,RJ-45タイプの有線LANポートが2つあるのもポイントだ
第8世代Core(Coffee Lake,Kaby Lake)

NUC8i7HVKの特徴を示したスライド。VRヘッドマウントディスプレイに対応というのがアピールポイントの1つとなっている
第8世代Core(Coffee Lake,Kaby Lake)

 残念ながら,価格や発売時期についての情報はまだなし。かなりリッチな構成だけに,安価にはならないだろうが,国内での展開が楽しみな製品とは言えるのではないだろうか。

[CES 2018]「Radeon RX Vega搭載の第8世代Coreプロセッサ」が正式発表。「ミドルクラス市場向け単体GPU並みの3D性能」を1パッケージで実現へ

Intel公式Webサイト

  • 関連タイトル:

    第8世代Core(Coffee Lake,Kaby Lake)

  • 関連タイトル:

    Radeon RX Vega

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