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AMD,新世代ノートPC向けプラットフォーム「Puma」を国内発表。日本でもHybrid CrossFireX対応ノートPCが登場へ
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都内で開催された発表会では,国内でのパートナー各社によるノートPCの展示も行われたので,それらを交えながら,日本におけるPumaプラットフォームの今後を占ってみよう。
ノートPCの3D性能を飛躍的に向上させる
Pumaプラットフォーム
![]() 発表会で挨拶する,日本AMD取締役・マーケティング本部本部長の吉沢俊介氏。「ATIを合併したことでプラットフォームの提案ができるようになった」と,Pumaプラットフォームの意義を説明する |
![]() Pumaプラットフォームの概要を説明する,日本AMDマーケティング本部 PCプラットフォーム・プロダクトマーケティングマネージャーの土居憲太郎氏 |
というわけで,本稿でもPumaプラットフォームと表記するが,これは,Turion X2 Ultra,そして新しいノートPC向けグラフィックス機能統合型チップセット「AMD M780G」(開発コードネーム「RS780M」)で構成されるものだ。日本AMDの“兄貴”こと土居憲太郎氏によれば「ホームユースに焦点を当てた」製品とのことである。
Turion X2 Ultraは,65nm SOIプロセスで製造されるCPUで,Athlonファミリーと同じK8マイクロアーキテクチャを採用しつつ,ノートPCのための新たな機能がいくつか実装されている。なかでも,
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- Independent Dynamic Core Technology:要求されるCPU負荷に応じて,内蔵する二つのCPUコアが異なる動作クロック,異なる電圧で動作できる機能
- Power Optimized HyperTransport 3:I/O負荷に応じて帯域幅(=リンク幅)を切り替えるHyperTransportリンク
- Mobile Optimized Memory Controller:ノートPC向けに,省電力性を重視して設計されたメモリコントローラ
の搭載がトピックだ。また,下位モデルとしては,「Turion X2」「Athlon X2」「Sempron」がラインナップされる。発表会では,これら“Turion X2 Ultraシリーズ”のスペックについて概要が明らかになったので,表のとおりお伝えしておきたい。
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ゲーマー的に気になる3Dパフォーマンスだが,発表会では「Half-Life 2: Episode Two」を利用した比較が行われた。これは,4Gamerのベンチマークレギュレーション5.2準拠で行われたテストだが,それぞれTurion X2 Ultra ZM-82+AMD M780G,Athlon X2+NVIDIA C51Mという構成のHewlett-Packard製ノートPC×2で行われたデモにおいて,その差は圧倒的。グラフィックス機能統合型のノートPC向けチップセットとしては,2008年6月時点において,頭抜けた性能を持つといっていいだろう。
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チップセットのTDPはそこそこ高め?
ミドルサイズのノートPC用となる可能性が高いPuma
上の表で,Turion X2 UltraのTDPは32〜35Wとなっていたが,別途「Blu-ray Discの高解像度ビデオを再生したときに,従来のノートPCと比べて消費電力が低い」として示されたスライドには,高解像ビデオ再生時におけるノートPCの消費電力が35〜46Wとされている。CPU使用率が33%でこの値なのだから,AMD M780GのTDPは,ノートPC用ということを考えると,かなり高そうである。
ちなみにQ&AセッションでTDPについて聞いてみたところ,回答は「非公開」。そのため,チップセットの消費電力については想像するほかないが,デモに用いられたHewlett-Packard製ノートPCは,AC給電動作のフルパワーモードにおけるアイドル時にも,ファンはかなり勢いよく回転していた。また,排気口周辺はかなり温かくなっていたので,バッテリー駆動時間はあまり期待できないだろう。
ただ,“普段使い”用のノートPCであれば,家庭内を持ち運べればおおむね問題ないはずで,その用途でPumaプラットフォーム搭載ノートPCを購入しておけば,いざ3Dゲームをちょっとプレイしてみたいと思ったとき,その要求に応えられそうなのも確かだ。また,グラフィックス機能統合型である以上,価格的にも期待できると思われ,PCゲーマーの裾野を広げる可能性を大いに秘めたプラットフォームとして,期待できそうである。
なお,搭載機も順調に登場するようで,会場にはAcerのATI Hybrid CrossFireX対応機などが並んでいた。以下,写真で紹介していきたい。
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条件を満たしたデスクトップPCにも貼付されるが,Pumaプラットフォームを採用したノートPCには,ほぼ例外なく貼られるようなので,“Puma識別ロゴ”としては,案外便利かもしれない。
- 関連タイトル:
Turion X2 Ultra - 関連タイトル:
ATI Mobility Radeon HD 3000 - この記事のURL:
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