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総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」
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印刷2011/12/28 19:47

企画記事

総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」

■以下,敬称略,社名五十音順/人名五十音順となります。
 


アークシステムワークス ディレクター/プログラマー
井口屋タクミ

代表作:「ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ」(ディレクター),「アルカナハート3」PS3/Xbox 360版(ディレクター),BLAZBLUEシリーズ(リードプログラマ)

Twitter:@t_iguchiya
画像集#163のサムネイル/総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」
■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「DARK SOULS」
 理由はSkyrimがまだ手元にないからです(※12月7日執筆現在)……と言うのは冗談ですが、今年は本作品が一番面白かったですね。難易度が高い高いといわれてる割に、ギリギリで心の折れない絶妙なバランスを保っていた気がします。
 世界観・ゲーム性・商品展開と、どれもがハイレベルでまとまっており、タイトル全体を取り巻く環境も含めてゲーム開発者的に羨ましい作品です。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

 去年は「けいおん!!」って答えたんですよねぇ。というわけで今年は「魔法少女まどか☆マギカ」でしょうか(笑)
 本音を言えば、今年はアニオタ視点的に当たり年過ぎて、コレ!と言った作品を絞れないんですよね。アニメ業界全般を通して元気あるな!羨ましいな!と思えた年でした。もう一つはBD・DVDの売上を気にする文化がゲームだけでなく、アニメでも目立って来たのが印象的でしたね。
 好きなゲームやアニメは売上を気にせずに「好き」って胸を張りたいですね……。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

 日頃、興味のある事柄を人物と言う括りで意識したことが無いので難しいのですが、しいて言えば「秋元康さん」でしょうか。僕自身は直接AKB48のファンではないのですが、あの豪腕プロデュース力は気になりますね。ソーシャルゲームの趨勢にも通じるモノも感じますし、今後どう展開していくのかを注目しています。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 「ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ」制作頑張っております!
 インデックスさんのペルソナチームと、ああでもない、こうでもないと日夜苦心し、クオリティを上げております。アークシステムワークスによる全力の格闘パートと、ペルソナチームが紡ぐ渾身のストーリーパートの、珠玉のコラボレーション作品をお楽しみに!

ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ
画像集#164のサムネイル/総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」 画像集#165のサムネイル/総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」



アークシステムワークス ゼネラルディレクター
石渡太輔

代表作:「GUILTYGEAR」シリーズ

画像集#166のサムネイル/総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」
■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「俺の屍を越えてゆけ」
 と、言ったものの申し訳ない、実は現物を触っていません。
 しかし僕が注目した点は、質の良い名作を改めてリスタイリングし、それをただのアーカイブ作品にとどめなかった点です。

 昨今は見た目も中身もハイクオリティな作品は出揃っており、皆が「より凄い」「より面白い」を純粋に目指す風潮は終息に向かっています。ソーシャルゲームやアプリの存在は、ライトユーザーの娯楽中枢を充分に満たしているし、商売的な視点では、そういった顧客の母数のほうが多い。体力のない会社は、こういったビジネスを無視できない状態だと思います。
 では、今時のハードスペックにあわせてフルパッケージゲームを作る開発者は、誰をお客にすればよいのか? ここ10年の傾向で、売れた売れないにかかわらず、テレビゲームが消耗品と化している傾向は非常に危惧すべき問題だと思います。音楽、映画、アニメ、これらの娯楽も同様です。こんなペースで一定規模の作品を作り続けることは非常に難しいです。

 僕自身は、ゲームというものを文化の一環として広く一般に認識して欲しいと考えています。そのためには面白いものの数を増やすより、面白いものをしっかりと実感できる環境を作ることのほうが大事だと思うのです。
 そういった意味で、この作品を推させてもらいます。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「預言者ピッピ」2巻(漫画)
 もう何年も昔に1巻を買ったっきり、続きは出ないものとあきらめかけていましたが、満を持して2巻発売!!!!!!!!!!
 個人的には「寄生獣」以来の衝撃的な作品です。
 映画でもいい、アニメでもいい、メディアを拡張して、何とかより多くの人間に触れて欲しい。非常に深いテーマを、サスペンスを交えて肩ひじ張らずに読ませてもらえます。
 人類の進化や、そのあり方に触れている部分が、僕自身の扱うテーマにも近くあり、超絶悶絶大ヒットですよ。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

「地下沢中也氏」(漫画家)
 上記の漫画作品「預言者ピッピ」の作者です。
 この作品以上に、今の僕の人生観を揺さぶってくれるエンターテインメントが、今のところ他に見つけられません。
 僕は基本的に頭を使わず暖まれる作品が好きなので、アクション映画やROCK音楽に傾倒します。しかしえらい頻度でどのメディアでも「新作」が出るので、その流れについていこうとすると、「感想」が「思い入れ」に変換される暇もありません。なので最近は同じものを何度も反すうして味わっているのですが、この「預言者ピッピ」に関しては、可能な限りコンスタントに新刊を出して欲しい。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 ここ数年まったくもってアクションを見せていない僕に、このような発言の機会を頂き、まずは4Gamer編集部の皆様に感謝いたします。
 そして、肝心のこれからなのですが、とりあえず「ご期待ください」というところで勘弁してください…。
 ビデオゲームという媒体は、純粋に娯楽として楽しむ要素にとどまらず、音や追体験、テーマを表現するための素材がてんこ盛りです。その優れたメディアを提供できる業界に席を置く一人として、後世に誇れる作品作りを目指していこうと考えています。
 そして、次なる作品がただの「新作」ではなく「思い入れ」につながるよう精進したいと思いますので、これからもアークシステムワークス一同の応援をよろしくお願いいたします。

GUILTY GEAR 2 OVERTURE
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アークシステムワークス プロデューサー
森 利道

代表作:「BLAZBLUE」シリーズ,「GUILTY GEAR」シリーズ

Twitter:@zatuyoP
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■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「ギアーズ・オブ・ウォー3」
 衝撃を受けたと言うより遊びに遊んだゲームです。
 個人的にも待ちに待ったゲームなので非常に堪能させて頂きました。このゲームもBLAZBLUEと同じく三部作で、この3は一応完結編に当たるとの事なので、とにかくに楽しみにしていました。
 オンライン対戦も、非常に快適で、前作に少し感じたわずらわしさが無くなり非常に快適になっていたので、僕らも参考にしたいと思いました。・・・やっぱり検索やマッチまでのプロセスは短く、そしてシンプルな方が分かりやすくて良いですね。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

 個人的には「PlayStation Vitaの発売」ですね。
 この機種は色々妄想させてくれそうなので、とても注目しています。

 あとエンターテインメントとしてあげるなら「アンチャーテッド」シリーズです! これもどっぷりはまりました!!
 「すげぇ」って感じです。

 アニメは「輪るピングドラム」ですね、幾原監督は天才だと再認識しました。面白すぎます。

 漫画は「進撃の巨人」が面白すぎます、これからが楽しみで仕方ありません。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

 先に上げた進撃の巨人の漫画家「諫山 創」さんに注目しています。
 作品を作る上での姿勢を非常に参考にさせて頂いています。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 今年も今年でBLAZBLUEを中心に作品を作っていた気がしますが、来年は色々な事に挑戦して行きたいと考えています。個人的にも挑戦してみたいジャンルがあるので、それが制作できれば良いなと思っています。
 BLAZBLUEも、出来れば次回作を制作したいと考えていますので、皆様応援の程宜しくお願い致します。

BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT EXTEND
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アルケミスト 代表取締役
浦野重信

代表作:「nicola監修モデル☆おしゃれオーデション2」(3DS)

Twitter:@uranoalc
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■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「人気ソーシャルゲーム全般」
 同じ仕組みの中で、ジャンルが違うコンテンツを、お客様に飽きさせないように提供している事。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「FRINGE 3rdシーズン」(TVドラマ)
 科学とドラマの見事な融合。日本では作れない予算や座組で出来ている。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

「井上拓生」
 今年、ちゃお編集長に就任。今後の女児業界をどのように牽引していくのか? ちゃおちゃおTVという新メディアをどのように展開していくのか? 一般のメディアが届かない女児業界の中で注目です。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 4Gamerファンの方は、興味が極端にないと思いますが「モデル☆おしゃれオーデション」は、ますます女の子たちの支持を得て、来年はどうやら、北米、欧州、アジアへと展開していきそうです。
 日本の女の子たちを可愛く、おしゃれにしていく事をミッションに頑張ります☆

 しかし、来年早々のメインは、PS3は「ぎゃる☆がん」からスタート!!もう二度と作れないかも知れないキセキのバカゲーを存分に楽しんでください。全宇宙1000万本売れますように頑張ります!?

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アルヴィオン ディレクター
平木是会

代表作:「マリシアス」

※写真は2010年10月に掲載したインタビューでのものです
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■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「ダークソウル」
 2011年も本当に面白くグラフィックも凄いゲームが沢山あって、かなり悩みましたが今年遊んだタイトルを振り返ってみるとフロム・ソフトウェアさんのダークソウルですね!
 あの世界の繋がっていく感覚や、ボス&敵対プレイヤーに蹴散らされ悶絶しつつもリトライを繰り返した日々がいい思い出です(笑。 
 自分であれこれ模索しながら戦い方を探して進めていくゲームはやっぱり楽しい!と感心、再認識させていただいたタイトルでした。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

 秋にリリースされたiPhone4Sの音声認識システムの「Siri」でしょうか。
 実際に使っている人に挙動やレスポンスを見せてもらった時に、これはエンターテインメントだな〜っという印象を受けました。
質問に対しての返答の中にある実用性、そのレベルの高さに加えて様々な遊び心がしっかりと組み込まれていて、すごいシステムだと驚きました。
 2012年には日本語対応されるということで、いろいろとややこしそうな日本語にどういうふうな反応を見せてくれるか楽しみです。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

 人物ではないのですが、先日新しい発表のあった「メタルギアライジング リベンジェンス」に注目しております。
 小気味のよい素晴らしいアクションゲームを作られるプラチナゲームズさんが開発されているとの事なので、コナミさんが築き上げてきたメタルギアの世界観をベースにどのようなアクションゲームへと仕上げられるのか、ファンとしてとても楽しみにしております。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 マリシアスの展開としては2011年はいろいろと準備の1年となってしまいましたが、2012年はVITA版「マリシアス」の完成に向け、さらに気合を入れていきます!

 PS3バージョンでご評価いただけた部分、ご指摘頂いた部分をしっかりと踏まえて皆様に楽しんで頂けるようにスタッフ一同がんばっておりますので、これからもどうぞよろしくお願いします!

マリシアス(PS3)
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インデックス(アトラス) ディレクター/チーフコンポーザー
目黒将司

代表作:コンポーザー:ペルソナ3,ペルソナ4,真・女神転生3ノクターン,ディレクター:ペルソナ(PSP),ペルソナ2罪

※写真は「杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン」ペルソナ特集回収録時のものです
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■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「ディズニーランド・アドベンチャーズ」
 昨年こちらで『肉弾』(PlayStationMove対応ソフト)と答えたおかげで新年早々から同僚にいじられまくりましたが、懲りずに今年はKINECTを購入しました。

 ということでKINECTの斬新さから一つに絞るのは難しいのですが、妻にクリスマスプレゼントにと買っておいたら夫婦揃ってクリスマス前にハマりまくってしまった『ディズニーランド・アドベンチャーズ』を挙げさせていただきます。
 こちらのゲームは、カリフォルニアのディズニーランドをモチーフにパーク内を自由に歩き、キャラクターとふれあったり、アトラクションを楽しめるもので、箱庭系ゲームの要素をKINECTで体験させるところが没入感を増し斬新だと感じました。
 コツをつかんでゲームを攻略していくタイプのものではないのですが、各要素がきめ細かく作り込まれていてバランスもよく、飽きさせない作りになっていてホントに良く出来ている印象でした。ちなみにディズニーマニアではない私でもかなり楽しめます(笑)

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「ポール・サイモン/ソー・ビューティフル・オア・ソー・ホワット」 
 行きつけのバーの一回り年上の常連さんに教えていただいたこのCD、ポールサイモンといえばサイモン&ガーファンクルのサイモンの方の人ですが今年で御年70歳だそうです。
 昔のサイモン&ガーファンクルのようなキャッチーさはないのですが、どの曲も渋くてカッコよく、初めて聞いたときは若干難解に感じたのですが2度目からは曲の理解が進み、すごい曲だなぁと感心させられました。
 70歳でも尽きない音楽の発想などを考えると私自身もっと日々勉強していかなければと考えさせられます。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

「スティーブ・ジョブズ」
 学生時代に初めてMacintoshを買って以来18年、音楽制作にはずっとMacを使っていたのですが、10月に亡くなられてびっくりしました。
 改めて彼に関する資料や文献を見てみましたが、特に「Stay hungry,stay foolish.」で有名なスタンフォード大学の卒業式でのスピーチは(恥ずかしながら全文を読んだのは初めて)、学生にとってはたまらない内容だったと思います。
 来年以降のアップルの製品がちょっと心配です…。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 今年はテレビアニメペルソナ4や、ペルソナ4 ザ・ゴールデンペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナなどペルソナ4づくしの仕事をしておりましたが、来年はようやくそれらを発売できます。
 『ペルソナ4』ではないタイトルも発表できるかもしれませんが、まずはペルソナ4関連の3つをどうぞご期待ください!

 個人的には、4月には国際フォーラムにてペルソナライブ(http://www.aniplex.co.jp/persona-live/)を開催させていただきます。
 ライブに向けて絶賛ダイエット中ですが(笑)、ギターの演奏の方も磨きをかけていきたいと思ってます。

 来年はインデックス全体も私自身も盛りだくさんになりそうですが、どうぞよろしくお願いします!

PS Vita「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」
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Valhalla Game Studios 代表取締役 最高技術責任者(CTO)
板垣伴信

代表作:「DEAD OR ALIVE1〜4」,「NINJA GAIDEN1〜2」,「DEAD OR ALIVE Xtreme1〜2」

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■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「Call of Duty:MW」シリーズ、
「Battlefield」シリーズ。
 どちらも素晴らしいゲームだと思います。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

 最近、再インプットしたものでいいですか? 古いですけど。
 『伝説巨人イデオン』、これは泣きました。設定をすべて頭に詰め込んでから見ると泣けますよ。

 映画『第9地区』、まあベタですけどアイデアがいいし、アイロニーたっぷりで好きですね。

 『天空の城ラピュタ』、こないだテレビでやってたので(笑)。あまり好きじゃなかったんだけど、パズーを主役としてみると悪くないというか、良い映画かなと再評価しました。

 うーん、まったく質問の答えになってないですがいいでしょうか(笑)

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

 「自分」です。色々な意味で。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 ヴァルハラゲームスタジオの全員が、全身全霊を込め、『Devil’s Third』を作っています。まだ先になりますが、期待していてください。

Devil's Third
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エクスペリエンス 代表取締役 プロデューサー
千頭 元

代表作:円卓の生徒,迷宮クロスブラッド,Wizardry,XTH1.2,GENERATION XTH1.2.3

Twitter:@CHIKAMI_EXP
※写真は2011年2月に掲載したインタビューのものです
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■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「キャサリン」
 感心させられたのはペルソナの世界観でパズルゲームという意外性とセールスでも結果が出ている所でしょうか。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

 PC用のゲームで「Legend of Grimrock」でしょうか。
 ダンジョン探索型はとても興味があります。ダンジョンマスターを強く感じさせるオールドスクールなコア向けなRPGを現代に復活させたゲームのようです。1ユーザーとしても開発者としても楽しみな作品です。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

 現役の女子高生で声優の卵の「趙 秋奈さん」ですね。
 迷宮クロスブラッドでご縁がありヒカル役の声優として参加して頂きました。高校生とは思えない落ち着きがあり上手いです。とても可愛い方ですし、歌もかなり上手いので今後は色々と注目を浴びていくのではないかと思っています。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 2012は1年ぶりに新たな看板タイトルとして新規ユーザー、コアユーザー等のそれぞれに向けた3タイトルの開発を予定しています。来年も皆さんが楽しんで頂ける作品を提供する為に頂いたご意見を最大限に生かしたいと思っています。
 開発タイトルの内のひとつはXbox360用タイトルとして新タイトルが進行していますので楽しみにお待ち頂ければと思います。

迷宮クロスブラッド リローデッド
(c)2011 Experience Inc. Published by KADOKAWA GAMES
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エレクトロニック・アーツ エグゼクティブ・プロデューサー
牧田和也

代表作:「FIFA」シリーズ

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■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「バトルフィールド 3」
 現時点でグラフィッククオリティーの高さは最高レベルにありますね。またオンラインバトルでの演出、リアリティ度に驚かされました。


■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

 Facebookとモバイルプラットフォームでのゲーム配信ですね。
 すごい勢いで成長している分野でどのような方向にこれから進んで行くのか楽しみな部分です。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

 やはりなんと言っても「スティーブ・ジョブズ氏」です。彼のクリエイティブな発想と未来を見つめての経営判断には驚かされます。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 「FIFA」そしてEAブランドを日本でより多くの方に触れて頂けるよう、新たな遊びを提供していけたらと思っています。
 そのスタートとして3月に予定をしている「FIFAストリート」「FIFA ワールドクラス サッカー」(PS Vita版)の発売を楽しみにしていてください。

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FIFAストリート
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FIFA ワールドクラス サッカー



ガスト ディレクター
岡村佳人

代表作:「メルルのアトリエ 〜アーランドの錬金術士3〜」

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■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「The Elder Scrolls V: Skyrim」
 個人的に待ち望んでいたタイトルということで「The Elder Scrolls V: Skyrim」を挙げさせていただきます。
 前作のOblivionも堪能させてもらいましたが、今作の圧倒的なスケール感と世界への没入感はさらに大きく上回るものになっていたと感じました。
 その一方で、期待が大きすぎるあまりに物足りなく感じた部分は、前作と変わっていなかったため、日本ユーザーにも相性の良い要素を伸ばしていけばまた違った面白さを提供できるのではないかとも思っています。
 自分もいつか、生活感とキャラクターとの関係の発展性により焦点を当てた、箱庭世界を自由に旅するTPAを作ってみたいですね。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「魔法少女まどか☆マギカ」でしょうか。
 衝撃的な展開となった第三話で一気に視聴者をその世界に惹き込み、放映終了後も盛り上がりの勢いが長期に渡って続き、BDの販売も非常に良い結果を残したことからも、新しいコンテンツの作り方として、様々な点でお手本となる要素が詰まったIPであると感じました。正しい意味での「斬新なアイデア」を形に表現され、観客の支持を得ることに成功したのではないでしょうか。
 ガストでは開発スケジュールの都合もあり、息の長いタイトルを育てることがこれまで十分に出来ていなかったのですが、今後はユーザーさんの期待に応えられるようなIPの展開にも注力していければと考えております。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

 今年も多くの著名な方、多彩な才能を持つ方が亡くなられましたが、その中でも特に注目されたのはApple設立者の、「スティーブ・ジョブズ氏」ではないでしょうか。
 私自身はAppleのファンボーイではありませんし、ここぞとばかりに語録や関連本が山積みになり、つい先日まで彼のことをほとんど知らなかったような人たちが、本質を理解しているとは到底思えない状況で言葉や生き方を引用してありがたがっている様子には辟易しますが、裏を返せばそれだけのパワーを持っているということだと思いますので、世間の熱狂が醒めてきた頃にその魅力をじっくり調べてみたいところですね。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 今年は私にとっても、ガストにとっても本当に色々なことがあった一年間でした。
 我々はコンテンツを提供することしかできませんが、それでも、一人でも多くのユーザーさんにガストのゲームを楽しんで遊んでいただけたのであれば、それは本当にありがたいことだと思っています。
 来年は、ここ数年の勢いが一時的なものだったと言われないように気を引き締め、さらに楽しんでもらえるゲームを開発していきたいと考えています。

 年の最後に自分たちにも驚きの展開が待っていましたが、来年も今まで同様、新しい驚きをユーザーの皆さんに伝えられるように精進して参りますので、来年も引き続きよろしくお願いいたします!

「メルルのアトリエ〜アーランドの錬金術士3〜」
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ガスト ディレクター/サウンド/バリュービジネス事業部マネージャー
土屋 暁

代表作:「アルトネリコ」シリーズ

Twitter:@ar_ciela
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■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「PORTAL2」(ポータル2)
 FPSといえばウォーシミュレーションですが、これはパズルゲーFPSです。
 出てくるのは、殆どの場所で自分と建物のみで、たまにメカキャラが1,2体という、かなり過疎っている世界なのですが、プレイしてみるとかなりハマる!
 世界観もすごく細部まで練られているし、パズル要素ももの凄い緻密に作られている。ゲーム本編と関係ない部分での演出も相当良くできています。
 タレット工場でタレット(ロボット)がちゃんとバリ取りから箱詰めまで3Dで表現されているのは感動モノ。
 分かるようで最後まで分からない、謎を残したストーリーも素敵です。あと、GLaDOSの毒舌が可愛すぎる。
 このライターさんは素晴らしい才能をお持ちだと思います。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「フリンジ」(FRINGE)。
 日本でも過去に話題になった24などと同じアメリカドラマですが、世界観が素晴らしすぎます。個人的に大好物の並行世界モノという事もありますが、とにかくフリンジサイエンス(疑似科学)のリアリティが凄いのです。ストーリーもキャラも伏線もよく練られていて、設定も完全なるトンデモではなく、しっかりと科学のスキマを突いている。とても勉強になります。
 今も尚シーズン続いている最中ですが、先が楽しみです。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

「武田邦彦教授」
 氏の生き方は素晴らしいです。今誰もが忘れているもの、そして今こそ必要な生き方を考えさせてくれます。

 私もかくありたい。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 ゲームにする「期待」って何なんだろう? などと考えたりしていますと、自ずと答えは出てきて、それは「次はどんな驚きを体験できるのだろう」というものであろうと思います。少なくとも私はそうやってゲームを楽しんできましたし、そういったものを皆さんが感じ取って貰える作品を作り続けていこうと日々精進しています。
 冷え切った時代と言われていますが、そんなときも! どんなときも! 採算度外視(問題発言?)で、とにかく遊んでくれた皆さんが、一時でも「そうきたか!」「ちょ!おま!!」「想定外」といった驚きと共に楽しめる作品を全力で創作し続けます。

 …当然、次回作もそんな作品です。

「アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く」
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