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総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」
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印刷2011/12/28 19:47

企画記事

総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」


 

カプコン プロデューサー
江城元秀

代表作:「逆転検事」シリーズ,「大神伝 〜小さき太陽〜」など

画像集#037のサムネイル/総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」
■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「バトルフィールド3」
 僕自身、FPSが大好きで、PC版のバトルフィールド2は、約1年半くらいほぼ毎日ネットワークで対戦をしていました。なので、このタイトルも大変楽しみにしていたのですが、予想を上回るクオリティーの高いグラフィックはもちろん、戦場の臨場感が半端なくて、良い意味で予想を裏切ってくれたタイトルでした。
 年末年始も、ネットワーク対戦にどっぷりハマろうと思っています。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

 月並みな答えになってしまうかも知れませんが、「スマートフォン用のソーシャルゲームコンテンツの勢い」が非常に印象深かった年でした。
 僕はソーシャルゲームはほとんどプレイした事が無いのですが、ゲームという枠組みに囚われずに、自由な発想で様々なコンテンツが制作され、またビジネスモデルとしても、パッケージでの売り切りではなく、ユーザーさんに継続して楽しんで貰った結果、大きな収益を生み出している市場なので、非常に興味があります。
 僕自身のゲーム制作経験を生かしつつ、新たなスマートフォン用ゲーム開発にもチャレンジしてみたいですね。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

 ヴァルハラゲームスタジオ代表取締役CEOの「兼松 聡さん」です。ひょんな事からご一緒させて頂いたのですが、ゲーム業界のみならず、様々なエンターテインメント業界に精通しておられ、またゲーム制作に対するアツい信念を持っておられて、非常に感銘を受けました。
 2012年もヴァルハラゲームスタジオと共に注目して行きたいと思っています。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 2012年は、昨年東京ゲームショウのステージで発表させて頂いた、DmC Devil May Cryを本格的にプロモーションして行きたいと考えています。出来るだけ早いタイミングで、ユーザーの皆さんに遊んで頂ける環境をご用意したいと思っていますので、今後の情報にご注目下さい!!

 それ以外にも、1月29日に開催される逆転裁判10周年 特別法廷をはじめ、逆転シリーズファンの皆さんに喜んで頂けるような企画も考えて行きたいと思っていますので、2012年も、どうぞよろしくお願いいたします!!

DmC Devil May Cry
画像集#177のサムネイル/総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」 画像集#178のサムネイル/総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」



カプコン プロデューサー
川田将央

代表作:「バイオハザード リベレーションズ」「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」

※写真はTGS2011における「バイオハザード リベレーションズ」のステージイベントでのものです
画像集#039のサムネイル/総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」
■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「INFINITY BLADE」(iOS)
 今年も「BATTLE FIELD 3」「CoD MW3」「アンチャーテッド3」「バットマン ゴッサムシティ」などの大作シリーズタイトルが実に充実していた一年でしたが、“衝撃”という意味では“今年”のくくりには入らないかもしれませんが、去年末にリリースされたiPhone用「INFINITY BLADE」が凄かったです。
 ああ、専用機でなくてもここまでの映像が制作できるのか…と驚きでした。
 来る2012年も「GRAVITY DAZE」という素晴らしいタイトルがリリースされると思いますので非常に楽しみですね。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

 どんな言葉でもオウム返ししてくれる“ミミクリーペット”がいま評判良いとか…。
 確かにかわいらしい外見にお求めやすい価格設定もさることながら、言葉を教え込んでいるようなヌイグルミとの会話が案外新しいのかしらと思いました。
 きっと私の意志とは関係なく、我が家にも一匹転がり込んでくるような気がしますね。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

 大阪市長の「橋下徹氏」ですね。大阪市民として彼の政治をすべて100%支持しているわけではないですが、未来へ向けて改革を行う姿勢は素晴らしいと思います。やはり将来が明るくないと、いまシンドイことを乗り越えるモチベーションにはなりませんからね。
 がんばっていただきたいです。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 1月にはいよいよ「バイオハザード リベレーションズ」を発売します。新しいプラットホームでの新しいバイオにぜひ注目して頂きたいです。3Dでの恐怖や二画面の操作性、初の日本語吹き替え対応での連続ドラマ形式で展開するストーリーや、Co-opも備えたボーナスゲームのRAIDモードなどチャレンジブルな内容に仕上がっています。
 その後にはTPSのゲーム性に特化した「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」もリリースされますので、引き続き注目していただきたいと思います。

画像集#180のサムネイル/総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」
バイオハザード リベレーションズ
画像集#179のサムネイル/総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」
バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ



カプコン プロデューサー
竹下博信

代表作:「ゴースト トリック」「モンスターハンター3(トライ)G」

※写真はTGS 2011における「レイトン教授VS逆転裁判」スペシャルステージでのものです
画像集#038のサムネイル/総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」
■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「ダンボール戦機」
 ゲームのみならず、アニメ、漫画、プラモデル、と多方面での展開で、子供たちに大人気になったのはとても感心しました。自分たちのタイトルでなくても子供たちが喜んでいる姿は嬉しい気持ちになります。
 ちなみにアニメは毎週見ています!

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「13人の刺客」 を挙げさせていただきます。
 殺陣がとにかく迫力があって素晴らしかったです。特に松方弘樹さんのかっこよさに痺れました!

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

「三池崇史」監督を挙げさせていただきます。
 先の質問の映画が素晴らしかった事もありますが、映画「逆転裁判」で何度かご一緒する機会がありまして、本当にすごい人だなと感嘆したからです。原作(逆転裁判)に対するとても深い理解と映画に関する幅広い知識をお持ちで、この人なら良いものにして下さるに違いないと感じましたね。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 2012年は「逆転裁判10周年 特別法廷」イベントからスタートします。ファンの皆さんと一緒に楽しくお祝いできれば良いと思っています。
 またゲームではレベルファイブさんと「レイトン教授VS逆転裁判」を鋭意制作中です。こちらもとてもいいものが出来そうです、期待して待っててください!
 最後に「モンスターハンター3(トライ)G」はもう遊んでくれてますか?お正月、お時間ある方は思いっきり楽しんでほしいです!よろしく!!

モンスターハンター3(トライ)G
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カプコン プロデューサー
新妻良太

代表作:「MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds」「タツノコ VS. CAPCOM」シリーズ

Twitter:@Ryota_Niitsuma
※写真は「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」メディア向け体験会でのものです
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■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「CATHERINE(キャサリン)」
 ゲーム内容も斬新ですが、宣伝方法も非常に上手いなぁと思いました。出す情報を少なめにしてユーザーの興味を高め、誘引し、盛り上げる手法はお見事の一言。格ゲーPのくせにパズルゲームが好きな自分としてはドストライクなゲームでした。
 けど自分のタイトル(マヴカプ3)と同日発売ということで、あんまり大っぴらには言えませんでしたけど(笑)。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「マルモのおきて」
 芦田愛菜ちゃんや鈴木福くんは、あまりTVを見れない自分でも、色んなジャンルに登場していたので印象に残っています。もちろんゲームなどにもすでに登場しているので、やはりすごいなーという印象です。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

「長友佑都選手」
 個人的にサッカーを見るのが好きなので昔から見ていたのですが、海外での仕事などをしていると日本人として非常に誇らしいというか、見ていて元気が湧いてくるので、今後も活躍して欲しいです。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 2011年はMARVEL VS. CAPCOM 3シリーズでユーザーのみなさんに色々と盛り上げて頂き、非常に充実した1年でした。ただ、コンテンツの特性上、どうしても海外寄りの形になってしまったので、2012年は日本のユーザーに求められる仕事(タイトル)がしたいです。
 あとは3DSで“謎惑館”というタイトルもやらせて頂いたのですが、このように引き続き新しいジャンルなどのものにも挑戦したいと思っています。なのでCAPCOMという会社も含め、これからも引き続きよろしくお願いします!

ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3
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グラスホッパー・マニファクチュア CCO
AKIRA YAMAOKA

代表作:「Shadows of the Damned」

Twitter:@AkiraYamaoka
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■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「Batman:Arkham City」
 IPタイトルのゲーム化は不遇という概念を砕き散らせてくれたこのタイトルの力は素敵だと思いました。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

映画「Robot」
 久しぶりにNew Waveを感じました。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

「レディー・ガガ」「チャン・グンソク」
 日本から彼ら彼女らのフォロワーが出てこないかと期待しています。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 2012年は、全く新しい経験を誰よりも多く掴む事を主眼にします。
 そして、それら新しい経験を獲得する事で、その次の自分のステップにしたいと強く感じています。

シャドウ オブ ザ ダムド
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コーエーテクモゲームス プロデューサー
北見 健

代表作:「太閤立志伝IV」「三國志11」「維新の嵐 疾風龍馬伝」「信長の野望・天道」

※写真はTGS2011におけるインタビューでのものです
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■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「CONECT」
 「発売された」ゲームではなく、2011年日本ゲーム大賞のアマチュア部門で大賞をとった投稿作品です。
 鉄骨を繋げていく単純なルールのパズルゲームなのですが、少し触っただけですぐに惹き込まれましたし、わかりやすく秀逸なルールもさることながら、その世界観やキャラクター表現などのクオリティも高く、既に「アマチュア」というレベルではありませんでした。
 昔と比べてゲーム制作のハードルはかなり低くなっていますし、このような作品がアマチュアから出てきたのは、これからの業界の未来を予感させる意味で、私にとって大きな衝撃でした。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

 「作品」とは少し違いますが、今年爆発的に普及した「Androidのアプリ」ですね。
 私も最近スマートフォンを購入し、いくつかのアプリを試してみたのですが、その中にはこれまでPCのブラウザで閲覧していたWeb上のデータを、「スマホ上で使いやすく提供するアプリ」が多くありました。最初は「スマホにもブラウザがついてるし…」と軽く見ていたのですが、狭い表示可能領域の中に「表示する情報を必要最低限にし、いかに検索性・利便性を向上させるか」という工夫がぎっしりと詰まっていて、PCブラウザで見るよりも利便性が高くなっているサイトも多いんです。
 こういうソフトウェアもアリだなと、勉強させてもらいました。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

 個人で注目した人物はいません。
 反対に2011年は本当に多くの「集団の力」を見せつけられた一年でした。東日本大震災では、集団による力強い支援を目の当たりにしましたし、芸能界ではAKB48をはじめ多くのグループが活躍し、国際関係についてもTPPへの参加加盟問題など、個と集団の力の差を考えさせられました。ゲーム業界においても多くの協業のニュースを拝見しました。
 来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、2012年も多くの「集団」が活躍する様を見ることになるのではないでしょうか。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 今はシリーズ6年振りの最新作『三國志12』がようやくカタチが固まり、これから追い込みをかけるところです。
 前作から随分時間が開いてしまいましたが、PCのスペックをほとんど気にしなくても良いように調整していますし、いきなりプレイしても理解できるくらいに判りやすいものを目指しましたので、シリーズからしばらく離れてしまっていた方々も是非久しぶりにプレイしてみてください。

三國志12
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コーエーテクモゲームス ゼネラルプロデューサー
シブサワ・コウ

代表作:「信長の野望」「三國志」「決戦」

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■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア3」
 まるで実写のようなフォトリアルなグラフィックはもちろん、音声やエフェクトなどの演出によって描き出される戦場の臨場感がとても素晴らしく、感心しました。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

「AKB48」
 既存の売り出し方ではなく、ファンからの投票で中心メンバーを決める総選挙を行ったり、劇場でのイベントや握手会など、タレントとそのファンとの関係に双方向性を取り入れた、新しいプロデュース手段が印象的でした。そしてそれが多くの人に受け入れられ、ついには押しも押されぬ国民的アイドルとなり、SKE48やJKT48に発展していることは、エンターテインメント業界にいる者として、大きな刺激を受けました。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

「秋元 康」
 AKB48のプロデュース手腕を見ても、「次に何をやらかすのか」という楽しみがあります。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 「仁王」の制作、頑張っています。ご期待ください。

仁王
写真はTGS2010における発表時のもの
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コーエーテクモゲームス Team NINJA リーダー
早矢仕洋介

代表作:「NINJA GAIDEN 3」「DEAD OR ALIVE 5」

Twitter:@TeamNINJAStudio
※写真はTGS 2011におけるインタビューでのものです
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■質問1:2011年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル

「プラント vs ゾンビ」(iOS)
 家庭用ゲームにも素晴らしいゲームは沢山ありました。どれも期待した進化をしっかりと遂げたゲームではあったんですが期待している方向性を裏切るようなゲームではありませんでした。ですので衝撃という意味ではiOS「プラント vs ゾンビ」です。
 「iOSゲームはあくまで暇潰しであって、やり込めるゲームではない」という先入観を見事に打ち壊してくれました。
 インターフェースに最適なゲームデザインですし、我が家でも大ブームになって、アチーブメントは全て解放するぐらいやり込みました。

■質問2:2011年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品

 これもスマートフォンのゲームになってしまうのですが「アングリーバード」
 海外の郊外にある家電量販店を視察に訪れた時、ゲームソフトの横にゲームグッズ売り場がありました。多くの「マリオ」や「ソニック」のグッズの横に、「アングリーバード」のぬいぐるみやグッズが大量に置かれていたんです。
 それだけ市民権を得て、多くの方に広がっているという事、そしてその普及のスピード感に驚きました。

■質問3:2011年に,個人的に注目した(している)人物

 誰か一人というのではなく、「日本人」という我々一人ひとりに改めて向き合った1年でした。
 2011年は日本人には忘れられない年になってしまいました。
 でもそんな時だからこそ日本人である事が愛おしくも感じる出来事に数多く出逢いました。
 今、ゲーム業界では、海外と勝負してゆく上で、日本人は「ここが苦手」「Noといえない」など自分達の短所の粗捜しをしてしまいがちです。
 ただそうではなくて、我々、日本人にはこんな素晴らしい一面があるんだという事を、悲しい出来事を通じてではありますが感じた1年でした。

■質問4:2012年に向けての抱負,またゲームファンに向けてのメッセージ

 2012年は辰年です。つまり龍、「NINJA GAIDEN」シリーズの主人公リュウ・ハヤブサの年なんです。
今年は3月に「NINJA GAIDEN 3」、そして後半には「DEAD OR ALIVE 5」と彼が出演するゲームを発売予定です。
 彼が辰年に天翔ける活躍ができるよう、チーム一同いいゲームに仕上げて皆さんにお届けします。

NINJA GAIDEN 3
画像集#069のサムネイル/総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」 画像集#070のサムネイル/総勢80名のゲームクリエイター/ゲーム業界著名人に聞いた「2011年の注目タイトル」と「2012年に向けてのメッセージ」
 
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