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印刷2010/12/28 19:45

企画記事

2010年のコンシューマゲーム市場を振り返る「ゲームソフト年間売り上げ本数ベスト30」&タイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)を公開

 「ポケットモンスター ブラック/ホワイト」や「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」,そして今まさに大ヒット中の「モンスターハンターポータブル 3rd」など,今年もさまざまな作品が発売されたコンシューマゲーム市場。ハードウェア方面に目を向ければ,PlayStation 3のモーションコントローラー「Move」やXbox 360の「Kinect」対応タイトルなどを始め,実に多種多様な製品が発売されたわけだが,2010年度,もっとも売れたタイトルはなんだったのだろうか。
 今年もまたメディアクリエイトの協力を得て,2010年度(2009年12月〜2010年11月)の売り上げランキングを提供してもらえたので,ここに公開してみたいと思う。

この図は,4Gamerで2010年8月から9月にかけて行ったアンケート結果を集計したもので,応募総数は約2万3000人。その中から,多重投稿など無効と思われるデータを除いた,2万2698人のサンプルをベースにしている(クリックで拡大)
2010年のコンシューマゲーム市場を振り返る「ゲームソフト年間売り上げ本数ベスト30」&タイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)を公開

 また「こちら」の記事では,4Gamer上で募集した「2010年夏の特大アンケート」の集計結果(主にオンラインゲーム)を公開しているのだが,本稿でも同じデータを使った集計および分析記事を併せて掲載したい。2万2698人のサンプルデータをベースに,コンシューマゲームのタイトルごとの属性や傾向,あるいはそれらを統合した俯瞰図など,さまざまな確度から分析を行ってみた。
 あくまで4Gamer読者(ネット界隈)を通してのデータであり,これをもってゲーム市場全体の姿とは言いづらいが,少なくとも,インターネットが情報インフラとして一般化した現代社会における,一つの見方としては有益なはず。ゲームファン,そしてゲーム業界関係の方々が,昨今のゲーム市場を考えるうえでの参考にしていただければ幸いである。

 オンラインゲーム版の記事と同様に,本稿でも,簡単なデータ表/および俯瞰図のほかに「BLAZBLUE Portable」「初音ミク -Project DIVA- 2nd」「ドラゴンクエストVI 幻の大地」の3つをピックアップし,タイトルごとの詳細なデータ(PDF版もあり)を用意しているので,それぞれのタイトルがどんな属性で,どういったプレイヤー達に遊ばれているのか。ゲーム市場について興味がある方は,ぜひチェックしてみてほしいと思う。

・タイトル別詳細データ
→「初音ミク -Project DIVA- 2nd
→「ドラゴンクエストVI 幻の大地
→「BLAZBLUE Portable

関連記事:
2010年のオンラインゲーム市場の動きをお見せします。2010年夏特大アンケート(2万2698人分)の集計結果を大公開。今回は,タイトル別詳細データも公開!


「ポケモン」「マリオ」「ドラクエ」。ランク上位に来るのはやはり有名ブランド


 ■2010年度ゲームソフト売り上げTOP30
集計期間:2009年11月30日〜2010年11月28日(株式会社メディアクリエイト調べ)
※累計販売本数は2010年11月28日時点の数字です
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順位 機種 タイトル メーカー名 期間内合計
(累計販売本数)
1 DS ポケットモンスター ブラック/ホワイト(同梱版含む) ポケモン 4,494,106
(4,494,106)
2 Wii New スーパーマリオブラザーズ Wii 任天堂 4,043,637
(4,043,637)
3 PS3 ファイナルファンタジーXIII(同梱版含む) スクウェア・エニックス 1,903,186
(1,903,186)
4 DS トモダチコレクション 任天堂 1,708,575
(3,456,091)
5 DS ドラゴンクエストVI 幻の大地 スクウェア・エニックス 1,339,352
(1,339,352)
6 Wii Wiiパーティ(同梱版含む) 任天堂 1,232,562
(1,232,562)
7 DS ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 スクウェア・エニックス 1,222,496
(1,222,496)
8 Wii Wiiフィット プラス(同梱版含む) 任天堂 1,132,500
(2,125,139)
9 Wii スーパーマリオギャラクシー2 任天堂 882,880
(882,880)
10 DS イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー レベルファイブ 867,600
(867,600)
11 PSP メタルギア ソリッド ピースウォーカー(同梱版含む) KONAMI 810,089
(810,089)
12 PSP キングダム ハーツ バース バイ スリープ(同梱版含む) スクウェア・エニックス 767,348
(737,384)
13 DS ポケットモンスター ハートゴールド/ソウルシルバー ポケモン 718,148
(3,808,535)
14 DS ゼルダの伝説 大地の汽笛 任天堂 668,725
(668,725)
15 PSP ゴッドイーター バンダイナムコゲームス 634,244
(634,244)
16 Wii スーパーマリオコレクション スペシャルパック 任天堂 613,415
(613,415)
17 Wii Wiiスポーツ リゾート 任天堂 593,212
(1,989,124)
18 PSP ファンタシースターポータブル2 セガ 589,837
(589,837)
19 PS3 龍が如く4 伝説を継ぐもの セガ 574,951
(574,951)
20 PS3 北斗無双(限定版含む) コーエー 548,032
(548,032)
21 Wii マリオカート Wii 任天堂 527,257
(2,987,118)
22 DS イナズマイレブン2 〜脅威の侵略者〜 ファイア/ブリザード レベルファイブ 510,208
(1,173,723)
23 DS ポケモンレンジャー 光の軌跡 ポケモン 487,619
(487,619)
24 PSP モンハン日記 ぽかぽかアイルー村(同梱版含む) カプコン 483,736
(483,736)
25 PSP モンスターハンターポータブル 2nd G (PSP the Best)(再廉価版) カプコン 480,319
(480,319)
26 DS New スーパーマリオブラザーズ 任天堂 435,424
(6,023,845)
27 PS3 グランツーリスモ5(限定版、同梱版含む) SCE 430,707
(430,707)
28 PSP 機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム NEXT PLUS バンダイナムコゲームス 407,177
(407,177)
29 PSP ゴッドイーター バースト(アペンド版含む) バンダイナムコゲームス 388,065
(388,065)
30 PS3 戦国BASARA3 カプコン 385,302
(385,302)

 さて。まずはここ1年の「ゲームソフト売り上げ本数ランキング」から見ていこう。このランキングの対象期間は,2009年12月1日〜2010年11月28日まで。つまり,昨年末のクリスマス商戦を含めた,ここ直近12か月分が今回の集計範囲だ。つまり,発売一か月も経たずに300万本を突破した「モンスターハンターポータブル 3rd」(以下,MHP3rd)は,今回の集計対象外となっているので,この点に関しては最初にお断りしておこう。

2010年のコンシューマゲーム市場を振り返る「ゲームソフト年間売り上げ本数ベスト30」&タイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)を公開
 順を追って見ていこう。この集計期間で売り上げNo.1に輝いたのは,社会現象レベルの人気を誇るポケットモンスターシリーズの最新作「ポケットモンスター ブラック/ホワイト」(NDS)だ。その売り上げ本数は,なんと約450万本を記録。久方ぶりの完全新作ということで,発売前から話題沸騰だった本作だったが,国民的ゲームの貫禄を見せつけた格好だ。
 ちなみに昨年発売された「ポケットモンスター ハートゴールド/ソウルシルバー」(NDS)も,2010年度だけで70万本(累計約380万本)を売り上げ,今年も上位30位内にランクインしているあたり,ポケモン人気の凄まじさと息の長さには,ほとほと感心させられる。
 ポケモンといえば,今やアニメや映画にさまざまなグッズ,地域イベントやJRを巻き込んでのスタンプラリーなど,その知名度の“浸透”たるや,国内でも屈指のブランドだと言ってよいだろう。本家であるゲームの人気も,衰えるどころか,年々さらにヒートアップしているようにさえ見える。

2010年のコンシューマゲーム市場を振り返る「ゲームソフト年間売り上げ本数ベスト30」&タイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)を公開
 2位にランクインしたのは「New スーパーマリオブラザーズ Wii」で,こちらも400万本を突破。ちなみに据え置き機用のマリオとして,400万本を突破したのは,実にファミコン版の初代「スーパーマリオブラザーズ」以来のこと(ニンテンドーDS用は500〜600万本を売り上げている)。また純粋に据え置き機用タイトルとしても,国内で400万本を超えたのは,ここ最近では唯一の事例だと思われる。
 また本作の凄いところは,発売直後だけではなく,非常に長い期間,高いアベレージで売れ続けているところだろう。発売初月の2009年12月は,約100万本だったのに対し,そこから11か月をかけてさらにプラス300万本売れている計算になる。
 ちなみに。本作は筆者も買ったのだが,協力(?)プレイがめちゃくちゃ面白い。童心に帰れること間違いなしなので,「いまさら,マリオもなぁ」と思ってたりする人は,騙されたと思って買ってみてほしい。

2010年のコンシューマゲーム市場を振り返る「ゲームソフト年間売り上げ本数ベスト30」&タイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)を公開
 3位は,これまた国民的ゲームの一つであるファイナルファンタジーシリーズの最新作「ファイナルファンタジーXIII」(PS3)。累計売り上げ本数は,惜しくも200万本に届かず190万本という数値だが,それでもさすがの売り上げだ。PlayStation 3用タイトルとしては,もちろん過去最高となる数字である。
 圧倒的なグラフィックスと惜しげもなく投入される最新技術の数々……ファイナルファンタジーシリーズといえば,国産ゲームにおける「最先端」を指し示すタイトルの代表格だ。人気シリーズの中では珍しく,ゲームシステム面での大きな変更/挑戦を毎回試みる傾向が強いタイトルといえ,とくに今作の戦闘システムには,よりリアルタイム性を重視したシステムが導入されており,RPGの新しい形を模索している様子もうかがえた。

 そのほかでは,オリジナルIPタイトルとして異例の売り上げを記録した「GOD EATER」(PSP)や,今や国産の代表的なタイトルの一つへと成長した「龍が如く」シリーズの最新作「龍が如く4 伝説を継ぐもの」(PS3)など,PlayStationプラットフォームで50万本を超えるタイトルが散見されるようになっているあたりも見逃せない。
 とくにGOD EATERは,拡張版である「GOD EATER BURST」(PSP)と併せると約100万本のセールスを達成しており,とかく「新作(オリジナル)が売れにくい」という昨今においては,快挙と呼んでよい結果を出している。
 「ファンタシースターポータブル2」(PSP)を含め,いわゆる“ポストモンハン”系のタイトルがどこまで本家モンハンの牙城を脅かせられるのか。来年以降の続編(きっとある?)に注目が集まるところだ。
 KONAMIの「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」(PSP)は,約80万本を売り上げてPSPではトップ。今回の集計では,MHP3rdが対象外だったとはいえ,安定した売り上げを叩き出すあたりはさすがのブランドである。電子の歌姫「初音ミク」のゲーム版「初音ミク -Project DIVA- 2nd」(PSP)も,30位内にこそ入らなかったが安定した売り上げ(約35万本)で,こちらも,今やブランドとして確立された感さえある。

 ともあれ,ランキング全体で見れば,昨年に引き続き,任天堂とポケモン(会社名の方)がタイトルの約半数を独占。結論は,やはり「任天堂恐るべし」といったところに落ち着くだろうか。

「龍が如く4 伝説を継ぐもの」
2010年のコンシューマゲーム市場を振り返る「ゲームソフト年間売り上げ本数ベスト30」&タイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)を公開
2010年のコンシューマゲーム市場を振り返る「ゲームソフト年間売り上げ本数ベスト30」&タイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)を公開
「初音ミク -Project DIVA- 2nd」
2010年のコンシューマゲーム市場を振り返る「ゲームソフト年間売り上げ本数ベスト30」&タイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)を公開
「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」
2010年のコンシューマゲーム市場を振り返る「ゲームソフト年間売り上げ本数ベスト30」&タイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)を公開
「ファンタシースターポータブル2」
2010年のコンシューマゲーム市場を振り返る「ゲームソフト年間売り上げ本数ベスト30」&タイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)を公開
「GOD EATER」


4Gamer読者に見るコンシューマゲームのプレイヤー分布


2010年のコンシューマゲーム市場を振り返る「ゲームソフト年間売り上げ本数ベスト30」&タイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)を公開

 次は,4Gamer読者へのアンケートの集計結果を見ていきたい。上記の図は,タイトルごとの購入者の「平均年齢」と「月にコンソールゲームに使う金額」という二つの軸で,各タイトルの立ち位置を調べてみたもの。左側が低年齢層に支持されているタイトル,右側が高年齢。そして,図の上にいくほどゲームに沢山のお金を使うコアゲーマーだと思ってもらえればよいだろう。

 表を見て,まず一目瞭然なのは,プラットフォームごとの色がかなりハッキリと現れているところ。Xbox 360がマニア中心で,PSPユーザーが全体的に若いということなどが見てとれる。同じタイトルであっても,プラットフォームによって若干プレイヤー層が異なるあたりは,当たり前ではあるが,なかなかに興味深い部分だろう。
 ちなみに,昨今は「ゲーマー向け」だとか「ライト層」みたいな話をよく耳にするものだが,一言でゲーマーといっても,年代によって属性や趣向は大きくことなる。いわゆるPSP向けのタイトルは,比較的若く,またアニメや漫画に親しみのある層が中核にいるし,逆にニンテンドーDS向けのタイトルとなると,少し年齢層の高いオールドゲーマーが多く,ドラゴンクエストやメタルマックスなど,彼らが往年の作品を未だに購入し続けている傾向があることが見えてくる。リメイクが出るたびに思わず手に取ってしまう……そんな30代ゲーマーなどが多いのだろう。あ,それは私か。

「ゼノブレイド」
2010年のコンシューマゲーム市場を振り返る「ゲームソフト年間売り上げ本数ベスト30」&タイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)を公開
 このデータを詳しく見ていくと,「ゼノブレイド」あたりがセールスで苦戦した理由も垣間見えてくるのだが,そのあたりは,ほかの市場データなどと併せて見ながら考えてみてみたい。
 ちなみに今回の分析結果でも,ニンテンドーDSのタイトルが全体的に右側(高年齢)に寄っているわけだが,4Gamerには小学生の読者がほとんどいないので,必ずしもこれが正しい姿だとは言い難い(ポケモンなどを遊んでいるのは,やはり主に子供なわけで)。ある程度補正をかけて考えるべき部分と認識しておいたほうがよいだろう。


まとめ


 ともあれ,ほかにもいろいろと興味深いポイントがあるところだが,今回の調査はここまで。
 毎度繰り返しになるのだが,いわゆるゲームメディアがカバーしているプレイヤー層というのは,当たり前だが「ゲーマー層」が中心である。今回公開したデータも,当然“偏りのあるデータ”ではあるのだが,逆にゲーマー層の動向(とくにネット界隈の)を追う意味では有意義なデータであると思う。そうした偏りを踏まえつつ,このデータを参考にしてもらえれば幸いだ。
 なお次のページからは,「BLAZBLUE Portable」「初音ミク -Project DIVA- 2nd」「ドラゴンクエストVI 幻の大地」の3本をピックアップし,タイトル別の詳細なデータ(PDF版もあり)を掲載している。本稿と併せて,ゲーム市場の分析に役立ててほしい。

 ちなみに。タイトル別のデータに関して,「PSPのゲームを購入したハズなのにPSPの所持率が100%じゃない」みたいなツッコミどころもあるのだが,そのへんは,オンライン上のアンケートということで,多少の誤差(入力の間違いはもちろん,本体をもう売ってしまったなどという可能性もある)があると最初にお断りしておく。

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・タイトル別詳細データ
→「初音ミク -Project DIVA- 2nd
→「ドラゴンクエストVI 幻の大地
→「BLAZBLUE Portable

この表では,平均年齢,平均消費金額CS(コンシューマ),平均消費金額PC(PCオンラインゲーム),そして平均プレイ時間,という四つの項目を用意してみた。ちなみに消費金額やプレイ時間などは,あくまでもそのタイトルを購入したプレイヤーの全体の傾向であり,そのタイトルそのものに使う金額/時間ではない点に注意してほしい(クリックで拡大)
2010年のコンシューマゲーム市場を振り返る「ゲームソフト年間売り上げ本数ベスト30」&タイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)を公開

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