早いもので編集者対ライターのパンヤ対決も4回めを迎えることに。これほどまでに仕事であることを忘れさせるタイトルは珍しい
今回Kawamura氏は,初期キャラのエリカで登場。しかしこのエリカ,最初に与えられたものではなくCPを払って購入したものらしい
それでは恒例,4Gamer編集部Kawamura氏とのパンヤ対決に移るとしよう。今回選んだコースは夕焼けをテーマにした,中級者向けの"セピアウィンド"。そしてせっかくなので,従来のストロークではなくスキンスモードで対戦することにした。セピアウィンドに登場したKawamura氏は,またしてもキャラクターを変えてエリカで登場。しかし相変わらずランクはそのまま。もう女性なら誰でも構わないといったところだろうか。
しかしプレイ内容については,さすがに二人とも本連載を通じて1か月近くプレイしていることもあり,基礎知識面がだいぶ改善されてきている(ように見える)。例えば飛距離の伸びるパンヤショットや,パッティング時の成功率は,始めたころから比べると見違えるほどだ。その一方で救いようもないミスは影を潜め,結果的に記事の面白みが減ることになり,執筆担当者としては複雑な気分。とりあえずこれからパンヤを始める初心者には,1か月もすれば一人前になれることを身をもって保証しよう。
すでに説明したように,スキンスモードではホール単位で1位を取ることが重要。そのせいもあってか,今回の対戦時では,どのタイミングで勝負に出るかが大きな分かれ目となった。例えばKawamura氏がOBを叩いたときは,筆者は別に無理をする必要はない。あとはパーを狙うだけでホール単位でのPPは獲得できるし,仮に無理してバーディやイーグルを狙ってもリスクが高まるだけで,あまり意味はないのである。逆に片方がショートカットに成功したら,もう片方も続けて狙う必要が出てくるものの,初級者の我々は結構な確率で失敗して自ら墓穴を掘る,といった感じだ。
今回の対戦の舞台となったのは,夕焼けがとても綺麗な"セピアウィンド"。パンヤは景色が変わるだけでも新鮮な気持ちでプレイできる |
今回はスキンスモードでの対戦。シーズン2で採用された新要素にさっそくチャレンジする,この冒険心を高く評価してもらいたい |
今回の対戦でとくに重要だったのは,ホールごとの勝敗数よりも,ドローでPPが持ち越しとなった次のホールの勝負であった。スコアを見れば分かるように,通常時の掛金は20〜40PPだが,ドローのあとは120〜160PPにまで跳ね上がる。そして筆者は,この4度あった高額勝負ですべて勝利しているのだ。といっても筆者が別段凄いことをしたわけではなく,自分ではパー狙いでKawamura氏が自滅するのを待っていただけなのだが……。ともあれスキンスモードでは,従来とは違ったノウハウが求められるのが,お分かりいただけると思う。これが中級者以上になると,ドロー後のホールにおける特殊ショットやアイテム類の使い方が鍵となってくるだろう。
Kawamura氏からたんまりとPPを奪い取るつもりだったものの,意外な接戦に。後半になるほど賭け金の額が上がっていく恐ろしい仕組みだ |
実はKawamura氏は前回の勝負でキャディを獲得したのだが,装備条件を満たしていない。はたして彼がビギナーEになる日は来るのだろうか |
そんなわけで結果は,ドロー後のホールを確実に自分のものとした筆者が勝利。トータルで640PPを獲得することとなった。今回はスキンスモードという新システムが導入されたので,本連載にしては珍しく真面目に解説してみた。アリンちゃんへの愛ゆえに数々の醜態を晒している筆者だが,本来はもう少し正統派寄りのライターであることをここで強調しておきたい。だがしかし,すでに手遅れのような気がしないでもない。