
ライターvs.編集者対決も3回めに突入。毎回筆者が勝つものだと思っていたが,今回はいつもと異なる展開が!?
本連載では,4Gamer編集部Kawamura氏と毎回パンヤ対決を行っているが,これまで筆者はKawamura氏にとって初挑戦となるコースをわざと選ぶようにしていた。その結果Kawamura氏は,例えばホワイトウィズのアイスバーンといったコース特有の仕掛けにハマり,惨敗の結果に終わっている。つまり見方を変えると,今までは戦う前から勝敗は既に決していたのだ。我ながら狡猾だが仕方がない,これもすべてはアリンちゃんのためなのである。
だがしかし,今回の記事の打ち合わせをしている最中に,Kawamura氏が「事前に練習したいのでコースを教えてください」と言ってきたではないか。ここにきてようやく,コースの知識についての重要性を理解できたらしい。気づくのが遅すぎるというか,もう少しプレイしましょうよといったところだが,そんなわけで(?)今回はブルームーンで対決することに。
 ブルームーンの難度は,体感的にはブルーラグーンと同程度。ただし夜間ということで,受ける印象は大きく違ってくる |
 空を切り裂くかのように飛んでいくボールは心が和む。ちなみにハートマークの軌跡は特殊Aztecボールによるもの |
今回Kawamura氏は,女の子キャラクター"クー"をCPで購入したという。しかもブルームーンに登場したクーは,9月22日まで限定販売のピンク水着バージョン。とはいえゲームランクは相変わらずの"ルーキーD"(前回の試合時にランクアップしていた)のままなので,前回用いたセシリアはほとんどプレイしていない計算となる。成人女性から幼女へ鞍替えといったところだが,彼の身にはいつの日か天罰が下るに違いない。
しかしプレイ内容については,今回Kawamura氏は予習済みというだけあって,これまでの対戦とはちょっと違う雰囲気。例えばショット時の待ち時間の短さや,方向を定めるときの迷いのなさに,それが表れている。一方の筆者はというと,なぜか妙に調子が悪く,ここぞというところで惜しいミスを連発してしまう。その結果お互いの実力差が埋まることになり,かつてない僅差でゲームは進行していった。
 これがKawamura氏が新たにCPで購入した女の子キャラクター"クー"。いきなり水着というあたりが,なんというか,その,彼らしい |
 やはり対戦ゲームとしては実力が伯仲しているほうが断然面白い。今回は接戦に次ぐ接戦で,どのホールも非常に熱かった |

今回はこの風のせいで,大変なことに。無難に攻めるのならば,最初のショット時は右側のラフを狙うべきだろう
勝敗を大きく分けることになったのは,序盤の6番ホール。ここはパー3という,ごく普通のショートホールなのだが,写真をよく見てほしい。このときは強い向かい風が吹いており,フルパワーで打たないとグリーンに届かず海に落ちてしまうのだ。ここで筆者は,正攻法でチャレンジしようとしてドツボに。何度もOBを叩いた末,パンヤ人生で初のギブアップを喫してしまったのだ。この時点でKawamura氏が3打差のリード。
しかし残り12ホールもあるし,相手はKawamura氏だし,挽回できるだろうと筆者は思っていた。が,それは甘かった。ロングパットがまったくといっていいほど決まらず,せっかくのバーディートライをことごとく外してしまうのだ。その点Kawamura氏は勝利が現実的なものとなった途端,大好きなバカ話チャットすらやめて,真剣に打っているではないか。自分で言うのもあれだが,そこまでして勝ちたいのか。とまあこのような流れで,筆者は第6ホールでのミスを挽回できずに,最終的に2打差で敗退。アリンちゃんごめんよ〜。
今回の対決も,例によってCPで購入できる"とあるアイテム"を賭けていたのだが,実はここに罠が仕掛けられていた……。一体何が起こったのかについては,次回に詳しく触れよう。
 あとちょっとで届かないというあせりから,同じミスを繰り返す。引きぎわをわきまえないと,ドツボにハマってしまう好例 |
 初のギブアップにアリンちゃんもご立腹。しかしこの時点では,まだ筆者も気楽に構えていた |
 今回筆者はパッティングのミスだけでも4,5回あった。このあたりは実力がはっきり出る場所なので,もっと練習を積まねば |
 ボールはカップの縁をぐるりと1周後,かろうじてイン。Kawamura氏のパッティングは運に助けられた部分がかなり大きかった |
 Kawamura氏は3戦目にしてようやく初勝利。これくらいじゃないと展開的に盛り上がらないよね,と負け惜しみを言っておこう |