今作ではストーリーの最後の最後に新キャラのみなさんが,キメてしまわれるので(笑)。
飯塚さん:
いいですよね〜。次作ではぜひその部分に(笑)。より一層暴走したいですねー。
4Gamer:
さきほどの荻原さんのお話で,出ているシーンだけもらったということですが,全体のストーリーは渡っていないのですか?
飯塚さん:
全体のおおまかな説明の資料があって,それとは別に登場シーンをいただいているという形ですね。
荻原さん:
だいたいゲームのときはそんな感じですかね。例えば全体で2万ワードとかあって,そのうち自分のセリフが100ワードだけとかだと,効率の問題もありますし。
4Gamer:
なるほど。初回作のときにさかのぼるお話になりますが,自分の役を最初にイメージするに当たって,どんな資料をもらいましたか?
飯塚さん:
キャラクターの性格,長所/短所とかの説明書きがあって……。
荻原さん:
各キャラのラフイラストと,このときはもう各キャラ担当の声優さんも書かれていて。「ああ,このキャラはこの人の声でしゃべるんだな」とかイメージしながら。
掛け合いの雰囲気がキャストからもある程度は想像できると。ところで,荻原さんは歴代作品ともプレイしていらっしゃるんですよね?
荻原さん:
ええ,1作目,2作目もとにPRイベントがあったんで,司会兼MCとしてサンプル版で内容を把握しつつ。だいたい収録のことって細かく覚えてなかったりするものですから――収録が1年前だったり,半年前だけど2時間で録っちゃったりで――みなさんけっこう忘れていて。僕が司会しながら説明すると,「あった,あった」みたいな話に(笑)。
4Gamer:
ふだん,ほかのPCゲームタイトルも遊ばれたりしますか?
荻原さん:
あー,遊びますね。RPGとかレースとか,例えば昔だと「Diablo」。うちの事務所の役者,みんなゲーム好きなんですよ。いや,3人しかいないんですけど(笑)。あと最近は「ラグナロクオンライン」やってます。知りあいの役者さんに誘われて始めたんですけど,結局チャットですね。戦いたいのに,誰かが話し始めるとあっという間に午前3時ごろとかで,結局30分だけ戦って,とか。普通に仕事の話とかしてますしね。いや,キャラクターになってるんだから,戦おうよという(笑)。そういう感じで,ネットゲームは週に何回か入ってちょこちょこやってますね。
飯塚さん:
私はコントローラにボタンがいっぱいあるのがだめなんですよ。だから昔のファミコンとかPCエンジン,プレイステーションは持ってました。
荻原さん:
じゃ,PCでマウスとキーボードでとかは……。
飯塚さん:
あ,ダメですダメです(笑)。キーボードで(キートップの)上の段に書かれた文字を出すにはどうすればいいか,いまだに分からないんですよ。説明書が嫌いでけっこう諦めも早いんです。でもその割にMacintoshを3台とか持ってて。人からもらったり,懸賞で当たったり,あと1台は買ったりで。せっかくあるのだから,もっと活用しなきゃ! って思うんですけどね。
荻原さん:
PCだとどうしても女性は食いつきづらいというか。
飯塚さん:
でも女性でもネットゲームやってるっていう人,けっこう聞きませんか?
荻原さん:
最近多くなりましたね。これまでPC=男の人,というイメージがあったんですけど,女性ゲーマーも増えて。確かにエンジェリック・ヴェールもストラテジーという枠は難しそうだけど,女の子も好きそうなキャラクターが出てくるから。
今回ちょっと男性陣が少なくていろいろと批判されまして。女性プレイヤーの方もいるんですよ。荻原さんファンとかで入ってきてくれる方もけっこういらして。
荻原さん:
(出番が少ないけれども)僕としてはけっこう気に入っているキャラなんですけどね。いつもと違うから。まあでも,たまにはメインも張りたいです。前にこの作品は,「スター・ウォーズ」みたいに真ん中の章なんですよという話を伺って。Nameless Brave Saga Episode Vという形で。その前にも後にもお話があるので,ずうっと遡って行くと僕ら出番がなくなるので,ぜひEpisode V周辺でずっと(笑)。まあでも,楽しみでもあるんですよね。回を重ねてきていますし,思い入れとかもどんどん出来てきているしで。
4Gamer:
では最後に,4Gamerの読者および,歴代作品のファンの方にメッセージをいただければと思います。
荻原さん:
飯塚さん:
作品も回を重ねて,ますますみなぎるエネルギーを受け取りつつ,みなさんぜひプレイを楽しんでみてください!
4Gamer:
本日はありがとうございました。