メガテンの世界観をそのままMMOに
2月14日から,待望のオープンβテストが開始された「女神転生IMAGINE」。ケイブとアトラスの共同開発による本作は,メガテンシリーズの持つ独特の雰囲気をそのまま受け継いだMMORPGだ。
悪魔との交渉や,仲間にした悪魔(仲魔)の「邪教の館」での合体といった,シリーズ伝統のシステムはもちろん健在。金子一馬氏によって描かれる悪魔も「真・女神転生」以降のデザインを踏襲しており,3D空間で自在に動き回る悪魔の姿は,シリーズを通じてのファンにとっては懐かしさと同時に,新鮮な印象を与えてくれるだろう。
舞台は空白の時代“A.D.20XX 東京”
本作の舞台は,これまでは空白とされていた「真・女神転生」と「真・女神転生II」の中間の時代。プレイヤーは,法と秩序を重んじる「メシア教団」と,混沌と破壊を信奉する「ガイア教団」の対立,神と悪魔の抗争のさなかを,悪魔召喚プログラムを手にした「デビルバスター」として生き抜くのだ。
●キャラクターメイキング
プレイヤーが決めるべき項目は,性別や体型,髪型,初期武器など。そのほかに服装や,腕に装着する「召喚COMP」の形なども選択できる。どれを選んでも性能に違いはないので,自分の好みに合わせて決めよう。
デビルバスターライフを満喫
●チュートリアルで基本操作を学ぼう
本作では,オープンβテストから,既存のチュートリアルをさらにアップグレードした「初心者チュートリアル」が実装されており,眼帯の男「スネークマン」から基本的な操作を教われる。憶えるべきことが多い本作では,ここで一通りの知識を身につけておくのがオススメだ。とくに,攻撃の基本である「アタック」「ガード」「ラッシュ」の使い分けはしっかりと頭に入れておこう。
●交渉で「仲魔」集め
悪魔との交渉では,自分と悪魔のレベルが最も重要。自分より高レベルの悪魔は仲魔にできない。悪魔の強さは,名前の横のアイコンの色で判断する。青は自分よりレベルが低く,赤は自分より高レベルの悪魔だ。
まずはフィールドやダンジョンで,仲魔にしたい悪魔を物色。できれば若くてピチピチした悪魔を希望したいところ(?) | 交渉の基本は元気よく挨拶すること……とは限らない。ときには攻撃して弱らせたところに脅しをかけたりするのも有効だ | 交渉が成立すると,悪魔との契約が可能に。以後は“仲魔”として好きなときに召喚できる。交渉次第では悪魔に襲われることも |
●「邪教の館」で新たな仲魔を
仲魔(仲間)と共にダンジョンへ
メガテンといえば,忘れてはならないのがダンジョンの存在。オープンβテストからは,初級者向けの新ダンジョン「スギナミ魔階坑道」が実装され,プレイを始めたばかりの人でもダンジョンの探索が楽しめるようになった。このダンジョンは,いわゆる“プライベートダンジョン”。このほかにも,複数のパーティで共有する,通常のMMOタイプのものもある。
本作ではすでに80体以上の悪魔が実装されており,仲魔の集めがいも十分。さらに今後は「3身合体」や,物語の核心に触れる「ストーリー」の導入などが予定されている。いまはまだ,仲魔集めやダンジョンの探索がプレイの中心だが,「ストーリー」導入後は,こちらがゲームの軸となりそうだ。本作のストーリーがどのように展開されていくのか,いまから楽しみにしたい。もちろん,悪魔の追加も順次行われるとのこと。
正式サービス開始日や,課金形態については未定だが,こちらについても近日中に公表されるはず。まだ本作をプレイしたことがないメガテンファンは,まずはこのオープンβテストに参加してみよう。
スクリーンショット